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【映画感想・レビュー】映画『ある男』愛したはずの夫の本当の正体

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映画『ある男』の作品情報

監督・脚本監督:石川慶
脚本:向井康介
出演者妻夫木聡
安藤サクラ
窪田正孝
清野菜名
眞島秀和
小籔千豊
仲野太賀
真木よう子
柄本明
坂元愛登
山口美也子
きたろう
カトウシンスケ
河合優実
でんでん
ジャンルサスペンス、ドラマ
製作年2022年
製作国日本
上映時間2時間1分
補足情報原作小説:平野啓一郎『ある男』

映画『ある男』のあらすじ・内容

愛したはずの夫は、まったくの別人だったーーー。
弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつでの依頼者である里枝(安藤サクラ)から、最近亡くなった夫・大祐(窪田正孝)についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝は、2歳の次男を脳腫瘍で失ったことがきっかけで夫と別れた過去があった。
その後、長男を連れて故郷に戻ったあと、そこで出会った「谷口大祐」と再婚し、新しく生まれた女の子と4人で幸せに暮らしていた。
しかし、仕事中の不慮の事故で「大祐」は命を落としてしまう。
それから1年後…「大祐」の一周忌法要に、長年疎遠だった兄がやってくるが、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。
「大祐」として生きた「ある男」は、いったい何者だったのか。
なぜ別人としての人生を歩んでいたのかーーー。

映画『ある男』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

愛したはずの夫の本当の正体


亡くなった夫が全くの別人になりすましていたことが判明し、本当の夫の正体とは?なぜ他人のなりすましなんかをしていのか?を探っていく話。

サスペンス半分ドラマ半分という感じで、ゴリゴリのサスペンスを見たい人には物足りないであろう作品。
めっちゃ当たり前のこと言うけど、メインキャストの妻夫木聡と安藤サクラと窪田正孝の演技がうますぎて、そのおかげで映画の世界観に没入することができたし、この映画のドラマ部分が魅力的になっていた印象。
さらに、死刑囚役の柄本明の怖すぎる演技によって、サスペンス部分が色濃くなったのが良かった。


ただ、全体的に人物描写がなんか薄かった気もしていて、特に窪田正孝演じる谷口大祐が親父の顔と似ていることをひどく嫌がっている理由がはっきりと伝わらなかった気がする。
もちろん、子供の頃のインパクトのある出来事が理由なのはわかるんだけど、そのせいで苦労した人生を送っていたとか、親父がもともとヤバい奴だったのか、親父は普段は優しかったけど何かのきっかけで豹変してしまったのかによっても、その後の「谷口大祐」の生き方の印象が変わる気がするんだよなー。

小説ではそういった描写が詳しくあるのかな?
なかったとしたら、あえてそういう描写を省くことで、誰しも他人には説明できない過去があるということの証明でもあるのかな。
いずれにせよ、もう30分くらい長くてもいいから人物描写がしっかりと合った方が個人的には好みでした。
まぁ、表情や仕草から読み取れと言われたらそれまでなんだけど…。
あとは、サスペンス部分の不満としては、ある人物と絵が一致していたのはちょっと強引だった気がする。

なんだかんだ言って、役者が豪華で内容もそれなりに面白くて観て良かったなと思える作品でした。