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一人暮らしなんだけど最近よくお腹を壊すんだよね…
このような悩みを解決したいと思います!
今日は、『一人暮らしが食べ物や料理でお腹を壊さないために気を付けること』という話をしたいと思います。
いままで実家暮らしで特に料理を特てこなかったという人は、知らないうちに親や他の家族が気を付けてくれた食中毒予防がたくさんあります。
そんな食中毒予防の基本や意外と知らなかったことまで、色々とまとめました。
- 実家暮らしで食べ物に対する衛生観念を特に気にしていなかった人
- 一人暮らしで食中毒を防止する方法について知りたい人
- 一人暮らしでお腹を壊すことがよくある人
目次(タップして移動)
一人暮らしが食べ物や料理でお腹を壊さないために気を付けること
ここではさっそく、『一人暮らしが食べ物や料理でお腹を壊さないために気を付けること』という話をしたいと思います
それでは、行きますよっ!
その①:賞味期限と消費期限の違いを覚える
超基本ですが、賞味期限と消費期限の違いを覚えましょう。
- 消費期限→安全に食べられる期限。消費期限がある商品は品質の劣化が早いので過ぎたらすぐ捨てる意識をあるといい
- 賞味期限→おいしく食べられる期限。期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるということではないし、過ぎても商品や保存方法によっては2~3日とか1~2週間は大丈夫なことが多い。ただし、見た目やニオイの変化を確認し、できれば賞味期限以内に食べるのが安心。
ちなみに、賞味期限は袋や開けない状態での保存期限なので、開封したら賞味期限は一気に短くなるので気を付けましょう(特に調味料)。
その②:料理前や食べ物を触る前にはちゃんと手を洗う
すごく当たり前のことですけど、料理前や食べ物を触る前にはちゃんと手を洗いましょう。
トイレ後なら手を洗うことはあっても、「ちょっと包丁で切るくらいだから」と適当に手を洗って済ませる人もいると思います。
その油断がいつか食中毒に繋がってしまうので、基本を大事にしていきましょう。
がっつりハンドソープが面倒くさいという人でも、せめて水でしっかりと洗いましょう。
その③:手に傷や手荒れをしている場合は使い捨てでいいから手袋をする
手に傷や手荒れをしている状態で食材を触ると黄色ブドウ球菌による食中毒を引き起こす場合があります。
なので、手に傷があったり手荒れをしている人は、ちゃんと絆創膏などを貼った上で、さらに100均の使い捨てで十分なのでしっかりと手袋をしましょう。
指のささくれも要注意ですよ!
その④:生肉(特に鶏肉)は絶対に洗わない
野菜のように生肉を洗っている人は危ないのでやめましょう。
洗った際に肉の表面に付いた食中毒菌が含まれた水が飛び散り、キッチンやキッチン周りにある調理道具や食材が汚染し、そのまま調理して食中毒になったケースもあります。
鶏肉の血などが気になる人は、包丁の先で切り落とすか、キッチンペーパーで拭き取る方保がおすすめです。
魚介類は細菌の1種の「腸炎ビブリオ」がいるので、むしろ流水で洗うのが大切です!
その⑤:生魚にはアニサキス(細いミミズのようなもの)がいるので注意する
魚介類にはアニサキス(細いミミズのようなもの)がいることがあるので、切り身でも1匹のままでも、魚を買って調理する人は気を付けましょう。
- 見た目は体長2~3センチの白色糸状
- 内臓付近(お腹あたり)にいることが多い
- ちゃんと取り除けば魚は食べられる(包丁の先やピンセットなどを使う)
- 60度以上で1分以上加熱すると死滅する(死骸は食べてもお腹は壊さない)
- マイナス20度以下での24時間以上の冷凍(死骸は食べてもお腹は壊さない)
僕も「魚捌きたいな!」とホッケを買ったらアニサキスに遭遇したことがあるので、気を付けてください!
その⑥:肉を切った包丁やまな板でそのまま野菜を切らない(食中毒の危険)
生肉には食中毒の原因となる菌がいるので、生肉を切った包丁やまな板を洗わずにそのまま他の食材を切るのは大変危険なので、絶対にやめましょう。
- 先に野菜などを切った後、一番最後に肉を切る
- 先に肉を切ってしまった場合は、包丁をしっかりと洗う
- 肉用とその他用で包丁やまな板をわける
- 肉のみ、牛乳パックや使い捨てのまな板シートを使う
見た目では菌がどこに付いているかわからないため、注意が必要です。
その⑦:厚めの肉にはちゃんと火を通す
豚のブロック肉(かたまり肉)や鶏肉など、厚めのお肉を料理するときは、しっかりと中まで火を通しましょう。
どれくらいの厚さの肉ならどれくらいの時間で通るかは経験で身に付けるしかありません。
火の通りに不安な場合は、弱火でフタ(アルミホイルでも可)をしてじっくり中まで火を通すようにしたり、中心を切ってみて火が入ってなかったら再度火入れ(電子レンジ)をするなどの工夫をしましょう。
一人暮らしをしてよくお腹を壊すようになったと思ったら、実は色弱で色の変化がわからなかったみたいなパターンもあるそうですよ。
その⑧:作ったものを常温放置しない(常温放置で腐る)
夏は特に、冬でも作ったものを冷蔵庫に入れず放置すると腐るので、粗熱が取れる(素手で触れる温度)になったらすぐに冷蔵庫や冷蔵庫に入れましょう。
冬だから寒いし大丈夫だろうと思っても、10度を超えると菌は繁殖すると言われているので室温でもアウトです。
- 匂いがおかしい(酸っぱいなど)
- 見た目が変色している
- カビが生えてる
- 糸を引いてる(作った料理)
- 味が変
もしこうなってたら、残念ですけどすぐに捨てましょう。
「もったない」とケチって食べてお腹を壊したら意味ないですし、最悪病院行きです。
「夏は気を付けよう!」「冬場だから大丈夫!」という意識だといつかお腹を壊すので、「粗熱(素手で触れる温度)が取れたらすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れる」を徹底するのをおすすめします。
日頃から意識するのが大事です!
その⑨:火を通せばすべての細菌が死ぬわけではない(ウェルシュ菌)
火を通せばすべての細菌が死ぬという考えは間違っているので気を付けましょう。
正確には、菌は死んでもその菌が出した毒素は消えないので、すでに腐っている料理を加熱しても毒素は残ったままなんです。
料理や作り置きの放置で食中毒になるのは、基本的にウェルシュ菌が原因です。
- 水分が多かったり煮込む料理全般
- カレー
- シチュー
- 煮物
- 魚の煮付け
- スープ
もったいないと食べてお腹を壊したら元も子もないです。
その⑩:電気ケトルで沸騰させた後に残った水も腐る
水って日常生活で長時間放置することがないので、腐るイメージがあまりないですが、ちゃんと水も腐ります。
水が腐るであるあるなのが、電気ケトルなどで沸かして放置したお湯です。
電気ケトルなどで沸騰させたお湯は、本来水道水に含まれていたカルキ(塩素)が殺菌されて抜けている分、腐りやすくなっています。
頻繁に電気ケトルを使う人は問題ないですが、たまに使う人は沸騰させたお湯はその日に使い切らなかったら捨てるようにしましょう。
遅くとも沸騰させてから24時間経ったお湯は絶対に捨てましょう。
その⑪:一度口を付けたペットボトルは早めに飲み切る
一度口を付けたペットボトルは、口の中の細菌が入り込んで増殖して腐りやすくなっているため、腐る目安は8時間以内ですができるだけ早く飲み切りましょう。
口を付けていなくても開封した場合は、2~4日以内に飲み切るのが安心です。
もったいないからと言って、何日も経った飲み物を飲んでお腹を壊したら意味ないので、おとなしく捨てましょう。
「いつ飲んだかわからない」レベルなら絶対に捨てましょう。
まとめ:お腹は壊さないように気を付けましょう
以上が、『一人暮らしが食べ物や料理でお腹を壊さないために気を付けること』でした!
一人暮らしだと自分の体調は自分で管理しなければいけません。
知っていることがあれば再確認に、知らないことがあればこれからの食中毒予防に活かしてもらえたら嬉しいです。
それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!