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『デイ・アフター・トゥモロー』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ローランド・エメリッヒ 脚本:ローランド・エメリッヒ、ジェフリー・ナックマノフ |
ジャンル | パニック |
製作年 | 2004年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間4分 |
補足情報 | 原題:The day after tomorrow |
『デイ・アフター・トゥモロー』のあらすじ
アメリカの古気候学・ジャック(デニス・クエイド)と同僚の2人は、南極での調査中に大規模な棚氷のひび割に遭遇する。
それが大規模な気候変動の前触れと気付いたジャックは、地球の温暖化により、いずれ1万年前の氷河期のような寒冷化を引き起こすと国連会議で進言するも、アメリカ副大統領たちに一蹴されてしまう。
だがしかし、東京では巨大な雹が降り始め、世界各地で超大型ハリケーンが発生するなど、世界規模の大災害が次々と起こり始めていた。
さらに、地球全体の温度が急激に下がり始め、予測されていた絶対零度の世界が近づきつつあった・・・。
『デイ・アフター・トゥモロー』のキャスト
- デニス・クエイド(ジャック・ホール)
- ジェイク・ギレンホール(サム・ホール)
- イアン・ホルム(テリー・ラプソン)
- エミー・ロッサム(ローラ・チャップマン)
- ジェイ・O・サンダース(フランク・ハリス)
- セーラ・ウォード(ルーシー・ホール)
- アージェイ・スミス(ブライアン・パークス)
- タムリン・トミタ(ジャネット・タカダ)
- オースティン・ニコルズ(J.D.)
- ダッシュ・マイホック(ジェイソン・エヴァンス)
- カール・アラッキ
- ケネス・ウェルシュ(レイモンド・ベッカー)
- ペリー・キング
- エイドリアン・レスター
『デイ・アフター・トゥモロー』の感想・評価
地球温暖化による絶対零度が世界中に襲いかかる
地球温暖化による異常気象で世界中で大災害が起こり、徐々に氷河期のような絶対零度の世界が迫る中で、人々が生き延びようと奮闘する話。
20年以上前の作品だけど、大規模なハリケーンが街を破壊し、巨大な高潮が街を飲み込み、世界中を絶対零度で包み込むと言った自然災害の描写にめちゃくちゃ迫力がある。
現代の自然災害系の作品はいくつも見ていて、映像美という観点で言えば現代の作品の方が上回っているけれど、この作品の古い映画特有の粗い画質により、生々しさがすごく伝わってくる。
序盤の南極大陸の棚氷の崩壊から始まり、予想よりも遥かに早いスピードで異常気象が発生し、自然の猛威により逃げる間もなく人々が犠牲になっていく様子はとても恐ろしい。
地球温暖化や環境問題への警鐘という意味でも良い映画だったし、自然災害系パニック映画としても質が高くて面白い映画だった。
アメリカ映画だし、自然災害だけじゃ話が持たないだろうから、親子愛が強引にストーリーにねじこまれていたけど、ぶっちゃけ「いや、父親が息子のところに行ったところで意味ないじゃん。息子ももう高校生なんだし」と思わなくはなかった。
いや、ここはツッコんだらダメ。パニック映画に愛は付き物なんだから、ツッコんだら絶対ダメ。