この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
今回は、『「ネット上での暴言」を自制するには定期的に自分の発言を振り返らないといけない』という話をしていきます。
僕はよく配信者のゲーム配信を見るんですけど、そこのコメント欄で当たり前のように差別用語とか容姿を侮蔑する言葉が並ぶんですね。
配信者本人も当たり前の光景なのか気にしてない感じなんですけど、「どうしてこの人たちはこんなにも簡単に暴言を吐くんだろう?」と思いました。
パッと思いつくのは、「画面越しで相手が目の前にいないから」とか「自分の人生に不満があって八つ当たり的に怒りを発散している」みたいな理由ですが、そもそもこういう人たちがネットでの暴言や誹謗中をやめれないのは、自分の発言を定期的に振り替えることがないからなのかなと思いました。
ネットでの暴言にはぶっちゃけ“デメリット”がほとんどない
現実世界で人に暴言を吐く場合、それによって相手が傷つくのが目に見えたり、友人だったら距離を置かれたり、会社だったら自分の評価や信頼が下がったりパワハラで訴えられることがあります。
しかし、ネットで匿名で暴言を吐いてもそういった実害(デメリット)はほとんどありません。
もちろん、ネットでの暴言や誹謗中傷がある一定のラインを越えたら、開示請求で実際に金銭を失うみたいなことはあるんですけど、逆に言えば、言い方は悪いですけど訴えられるまでは暴言は言いたい放題なわけです。
実名顔出しの人は、ネットでの発言が現実世界の評価に繋がることはありますが、実名も顔出しもしていない人にとっては訴えられるまではそういうリスクはないに近いです。
ネット越しの発言のほとんどは“言いっぱなし”で終わる
さらに、SNSやネット上って、コメントをしたり自分宛てのコメントやDMを読むことはあっても、それを自らの発言を振り返ることってほとんどしないですよね。
なので、ネット越しの発言のほとんどは“言いっぱなし”で終わるんです。
だから、「自分の発言が暴言だったのかどうか」や、「相手を傷つける発言をしたのかどうか」などを、冷静になってから発言を振り返ることがないので、そもそも自分が暴言を吐いたという認識もなければ、もちろん反省をすることもありません。
僕が最初に話題に出したツイッチは、自分がしたコメントの履歴が残らず後から見ることができません。
自分の発言が履歴に残ってかつ確認もしやすいのは、利用者が多いものだとパッと思いつくだけだだとYouTubeとかTwitterとかくらいかなと思います(インスタとかTikTokはやってないのでわかんないです)。
とにかく、発言が言いっぱなしで終わって、自分の発言を振り返る機会がないのが、暴言や誹謗中傷が止まらない理由の一つかなと思いました。
自分の発言の強さに驚いた経験
ここからは僕の経験談を話します。
僕はうつ病で精神を病んでた時期がありました。
症状も落ち着いてほぼ寛解したときに、たまたま自分のYouTubeのコメント履歴を見る機会がありました。
すると、(個人判断で)暴言や誹謗中傷はなかったんですけど、「こういうことじゃない?」とか「こういうことだと思うよ」って言い方をすればいいのに、「こういうことだろ」「なんでそういう解釈になるの?」みたいな強い言い方を一時期、何回かしてたんですね。
それを見て、普段の自分とは違う自分がいるようでビックリしました。
うつ病だからそういう強い言い方になってしまったとか、うつ病だからそういうのも仕方がないという話ではなく、単純に自分が普段しない言葉遣いをしてたことに1~2年くらい気付かなかったんです。
まとめ:自分の発言を定期的に振り替えるのは大事
以上が、『「ネット上での暴言」を自制するには定期的に自分の発言を振り返らないといけない』という話でした。
僕は、ネットで強い言葉を使うことがないように、使ったとしてもすぐに振り返って反省できるように、スケジュール管理ツール(グーグルカレンダー)に「ネットでのコメントを振り返る」というタスクを入れました。
これによって、定期的にネットやSNS上での発言を振り返ることができるので、自制に繋がるのではないかなと思っています。
もし一度でもネット上で強い言葉を使った自覚がある人や、使ったかもしれないと思っている人は同じことを試してみるのをおすすめしたいです。
それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!