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『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』の作品情報
| 監督・脚本 | 監督：アンソニー・ルッソ／ジョー・ルッソ 脚本：クリストファー・マルクス／スティーヴン・マクフィーリー |
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2014年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 2時間16分 |
| 補足情報 | 原題：Captain America: The Winter Soldier |
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』のあらすじ
ロキ&チタウリ軍とのニューヨークでの激闘から2年後。
S.H.I.E.L.D.の船舶が海賊に占拠されたため、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース（クリス・エヴァンス）、エージェントのナターシャ・ロマノフ（スカーレット・ヨハンソン）、エージェントのラムロウ率いる対テロ作戦部隊「STRIKE」と共に、船の奪還と人質の解放ための任務に挑もうとしていた。
任務は無事に成功するが、スティーブはナターシャが船のコンピューターからS.H.I.E.L.D.のデータをコピーしているところを見つけ、救出任務の裏で長官のニック・フューリー（サミュエル・L・ジャクソン）から別任務を与えられていたことを知る。
そのことをニック本人に問いただすと、「インサイト計画」という、3機の新型ヘリキャリアと衛星をリンクさせ、世界中のテロリストを攻撃して脅威を排除する計画の全貌を聞かされる。
そんなある日、ニックはウィンター・ソルジャーと呼ばれる謎の暗殺者が率いる部隊から襲撃を受け、スティーブに船からコピーしたデータを託した後、「誰も信用するな」という言葉を残し絶命してしまうーーー。
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』のキャスト
- クリス・エヴァンス（スティーブ・ロジャース／キャプテン・アメリカ）
- エミリー・ヴァンキャンプ（エージェント13）
- セバスチャン・スタン（ウィンター・ソルジャー）
- アンソニー・マッキー（ファルコン）
- スカーレット・ヨハンソン（ブラック・ウィドウ）
- コビー・スマルダーズ（マリア・ヒル）
- フランク・グリロ（ブロック・ラムロウ）
- サミュエル・L・ジャクソン（ニック・フューリー）
- ロバート・レッドフォード（アレクサンダー・ピアース）
- マキシミリアーノ・ヘルナンデス（ジャスパー・シットウェル）
- ヘイリー・アトウェル（マーガレット・エリザベス・カーター）
- トビー・ジョーンズ（アーニム・ゾラ）
- ジェニー・アガター（ホーリー）
- バーナード・ホワイト（スィン）
- アラン・デイル（ロックウェル）
- チン・ハン（イェン）
- ギャリー・シャンドリング（スターン）
- サルヴァトール・ゼレブ
- ザック・デュハム
- アデトクンボー・マコーマック
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』の感想・ネタバレ
MCUシリーズ9作品目、『キャプテン・アメリカ』シリーズの第2作目
MCUシリーズ9作品目で『キャプテン・アメリカ』シリーズの第2作目、アベンジャーズやS.H.I.E.L.D.を潰そうとする組織の陰謀をキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウらが阻止する話。
前作のソーが主演の『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』がちょっといまいちな出来で、さらに前の『アイアンマン3』はトニー・スタークの苦悩や成長を描くためには必要とは言え途中途中でダレる展開が多く、映画『アベンジャーズ』がピークだったのかな、個々のヒーローが主演の映画はもう面白い作品が作られないのかなと少しガッカリしていたそんな気持ちを全て振り払ってくれる最高の面白さで、現時点までの9作品を観ての評価だけど間違いなくMCU映画最高の1本でした。
キャプテン・アメリカは、信念や忠誠心、真面目さはあるもののどこか若造感は否めず、戦闘に関しても大味な印象が強かったけど、序盤のS.H.I.E.L.D.の船が海賊に乗っ取られ人質と船を奪還する作戦に参加した際には、格闘技術の向上やバリエーションも増えてたし、特殊道具を使ったり隠密に行動する様子にあのNY決戦からの成長を感じます。
船内での戦闘はもちろんポッと出のはずの敵との1VS1のアクションシーンも魅力的で、とにかく開始5分からこの映画は面白くなるんだろうなと確信させてくれる見事な導入です。
そこから、S.H.I.E.L.D.内に裏切り者が現れたことで味方の多くが危険に晒され、誰が味方か誰が敵かがわからない状況にどこかスパイ・スリラー的な要素を感じ、いつものMCU映画とは一味違った魅力が追加されています。
ネタバレになるから詳しくは言えないのですが、今まで描いてきた物語がここで繋がった興奮や、さらに今回描いた物語が後々しっかりと繋がってくるんだろうなという期待感が強く出てきて、もう構成も脚本も見事としか言いようがありません。
元々登場してきたキャラクターの魅力がより一層深まった作品なのは間違いないですが、味方と敵に新たに登場したキャラクターも魅力的で、MCU映画に新たなキャラと物語が追加されたことdえ、より複雑な魅力が絡み合った重厚感があるエンタメ作品になる予感がします。
肉弾戦や銃を使ったアクション、大規模爆発などのインパクトのある演出、シリアス、サスペンス、スリラー、政治ドラマ、日常パートなどたくさんの魅力を織り交ぜながら最初から最後までノンストップで飽きさせることなく駆け抜けてくれて、ヒーロー映画が好きな人もアクション映画が好きな人もそうでない人も楽しめるであろう最後の作品でした。
