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【映画感想・レビュー】映画『パニック・マーケット』サメ&銀行強盗犯&殺人鬼が潜む地獄のスーパーマーケットからの脱出

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映画『パニック・マーケット』の作品情報

監督キンブル・レンドール
出演者ゼイヴィア・サミュエル
フィービー・トンキン
シャーニ・ヴィンソン
ダン・ワイリー
ジュリアン・マクマホン
ジャンルホラー、パニック
製作年2012年
製作国オーストラリア、シンガポール
上映時間1時間39分
補足情報原題:Bait

映画『パニック・マーケット』のあらすじ・内容

オーストラリアのクイーンズランド州の海岸を津波が襲った後、大洪水が一軒のスーパーマーケットを飲み込んだ。
なんとか生き残った13人の生存者たち。
徐々に水位が上がる危険な状況の中、彼らは協力してスーパーからの脱出を試みる。
だが、それは一筋縄ではいかない。
水中には3.5メートルを超えるサメが潜み、獲物の気配をうかがっている。
さらには、生存者の中に大洪水の直前にこのスーパーを襲っていた銀行強犯盗&殺人鬼も潜んでいた。
水上には高圧電線が垂れ下がり、いつ爆発してもおかしくない状況。
果たして彼ら13人は、この地獄のスーパーマーケットから脱出はできるのか・・・!?

映画『パニック・マーケット』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

サメ&強盗犯&殺人鬼が潜む地獄のスーパーマーケットからの脱出


大洪水に飲まれたスーパーマーケット、水位上がってきたし早く脱出しなきゃ、でも水の中にはサメがいるし、生き残ったやつの中には直前にスーパーを襲ったやつもいるし、いまにも高圧電線が水に触れて爆発しそうだし、早く逃げなきゃいけないけどサメが…という設定の密室×サメのB級パニック映画。

B級とはいえ笑えるアホ系の映画ではなく、家族、カップル、元カップルたちなどの人間模様もちゃんと描かれており、想像以上にしっかりとしたパニック映画です。

サメも食べられた人もCG丸出しだけど「この雑さが逆にいい!」「B級映画のCGはこうでなくっちゃ!」と楽しませてくれる作品。
ホラーが苦手なビビりの僕でも、若干の怖さを楽しみながら最後まで飽きずに見ることができました。

サメは全部で2体くらいかな?サメ自体の数も多くないし、サメに食べられた人の数よりも大洪水で亡くなった人の方が多そうだから、むしろ序盤の大洪水がビーチや街、スーパーを襲うシーンの方が恐怖を感じた。

面白さのピークは、サメから逃げる男が自分の命惜しさに飼っているポメラニアンを「ポイーwww」って投げるところ。
シリアスなシーンに急にギャグをぶっこんでくるから、思わず声出して笑ってしまった。

リアルなサメ・パニック映画が見たい人は、『ディープ・ブルー』や『ジョーズ』がおすすめです。

B級映画の中でも比較的、最後までちゃんと見られる作品。

ちなみに、原題の『Bait』は「餌(エサ)」って意味です。
日本語題の『パニック・マーケット』はシンプルながらB級感溢れるタイトルで良き。