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【映画感想・レビュー】映画『アンノウン・ボディーズ』6人の首なし死体が発見された事件を2人の刑事が追う

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映画『アンノウン・ボディーズ』の作品情報

監督ヤン・ヴェルヘイエン
出演者ケーン・デ・ボーウ
ウェルナー・デスメット
グレッグ・ティマーマンズ
ソフィー・ホフラック
マルセル・ヘンセマ
ジャンルアクション、クライム
製作年2017年
製作国ベルギー
上映時間2時間7分
補足情報原題:Het Tweede Gelaat

映画『アンノウン・ボディーズ』のあらすじ・内容

同じ場所で6人の全裸の女性の首なし死体が発見された。
どの死体も衣服はなく、血は抜かれ、指紋は酸で焼かれ、頭部を持ち去られていた。
捜査を担当するのは荒くれ者のベテラン刑事フレディ(ウェルナー・デスメット)とその上司であり相棒のフィンケ(ケーン・デ・ボーウ)。
死体の身元が明らかになるが、それぞれの職業や外見、失踪時期や失踪場所もバラバラで“女性”ということ以外はまるで共通点が見つからず、捜査は難航する。
ある日、「遺体が発見された」という通報を聞きつけ現場に向かったフレディとフィンケだったが、遺体は見つからず、見つかったのは何者かから逃げ出したと思われる精神科医・リナ(ソフィー・ホフラック)の姿だった。
彼女は裸の上に作業用ベストという奇妙な格好で、記憶を失くした状態で発見された。
フレディは、彼女が首なし連続殺人事件となんらかの関係があると踏んだが、フィンケら上層部は捜査に反対する。
そんな彼らの反対を押し切り、独自にリナと接触し捜査を進めていくのだが・・・。

映画『アンノウン・ボディーズ』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3)

6人の首なし死体が発見された事件を2人の刑事が追う


最初の1時間くらい映画の雰囲気もいいし、「この事件はどうやって解決するんだ?」とワクワクして観ていたが、終わってみたらミステリ―としてはダメダメな作品だった。

序盤からめちゃくちゃ怪しい人物がいて、その人が犯人かと疑って観ていた。
だが「こんなあからさまに犯人っぽい人物いるか?ミスリードか?」と思っていたら、普通にその人が犯人だった。
そして、犯行動機もまったくわからずに映画が終わってしまった。

意気揚々と「最先端の操作技術を駆使して犯人を見つけるんだ!」という感じで途中から登場したプロファイリングおじさんは、結局なにも役立たずに終わってしまった。
一体あのおじさんはなんだったんだ?犯人の動機は特にない(映画ではわからなかった)から、被害者の共通点などから犯人を炙り出すプロファイリングに対しての皮肉かなにかなのだろうか?

あとはプロファイリング信仰おじさんのフィンケ。
いかにも怪しい精神科医のリナへの捜査をおろそかにしたり、プロファイリングをやたらと信じすぎている。
いままではそんなのに頼らずに自らの足と頭で事件を解決してきたんじゃないのか?
なんで急に、長年培ってきた自らの知識や経験、勘を使わずに捜査してるんだ?
刑事としてのプライドはないのか君は!という気持ちになった。

もちろん、最新の捜査技術は大事だろうし、長年の経験を捨てることは時には必要だろうけど、それにしてもプロファイリングを信じすぎやしないか?結局あまり役に立ってなかったし…

さらには、犯人候補の中にいた、乱暴でグロテスクなゲームを開発している人間を強めに結構な終盤まで疑っていたり、怪しい人物の部屋に侵入して、コレクション銃やナイフが見つかった途端「やはりな(ニヤリ)」みたいなドヤ顔を披露したり。
主役級の人物が無能すぎて残念だった。

他には、怪しい車を追っていた警察が、犯人に気づかれないように自分の車のライトを消して追跡していたら、そのせいで見失うし。
途中でパルクールみたいなの始まるし、カーチェイスも始まるし、ラブシーンも始まるしでもうやりたい放題。
やりたいことの欲張りセットみたいな展開だった。

ただ、そういったツッコミどころや強引な展開のおかげで、犯人がバレバレでも犯人の動機がなくてもそれなりに楽しめた。

だけど、サスペンス・ミステリーとしてはあまり面白くなかったので、評価は★3になりました。