この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
身近な人がうつ病かも知れないんだけど、病院に行きたがらない場合はどうすればいいだろう…
このような悩みを解決したいと思います!
今回は、『うつ病かも知れない人が病院に行きたがらない場合の対処法4つ』について話していきたいと思います。
「身近な人がうつ病かも知れないけど、病院に行きたがらない」と悩んでいたり、「何か力になりたいけどどうしたらいいかわからない」という人にぜひ読んでもらいたいです。
- 身近にいる人がうつ病かも知れない人
- うつ病かも知れない人を病院に連れて行きたい人
- うつ病かも知れない人が病院に行きたがらない場合の対処法を知りたい人
うつ病かも知れないのに、病院に行きたがらない理由
まずは、「うつ病かも知れないのに、病院に行きたがらない理由」について考えてみました。
- うつ病になったと思っていない・自覚がない
- うつ病になったと認めたくない
- 病院に行く気力がない
- 精神科・心療内科という響きに抵抗がある
- 病院に行くのが怖い(人と話す・人の視線・閉鎖的な空間などが怖い)
- 薬漬けになるかもしれないとした漠然とした不安を持っている
- うつ病と診断されたらヤバいんじゃないかと思っている
などの理由が考えられます。
次からがこの記事の本題になります!
うつ病かも知れない人が病院に行きたがらない場合の対処法4つ
ここからは、本題である『うつ病かも知れない人が病院に行きたがらない場合の対処法4つ』を紹介していきます。
- 対処法①:健康保険証と診察代を渡しておく
- 対処法②:病院に繋げることを意識する
- 対処法③:協力することを伝えておく
- 対処法④:無理矢理にでも病院に連れて行く
これらについて詳しく解説していきます。
それでは、行きますよっ!
対処法①:健康保険証と診察代を渡しておく
もし、「本人が病院に行こう」と思ったとしても、手元に健康保険証も診察代もない場合
- 親に保険証をもらうとき「どこか体調悪いの?」と詮索されるのが嫌だ
- 病院に行こうと思ってもお金がない(親にお金を借りるのは気が引ける・プライドが許せない)
こんな感じで、病院への受診を諦めてしまう可能性があります。
特に、親に扶養されている学生や引きこもりの人の場合、自分の手元に健康保険証も診察代もないことも多いでしょう。
なので、とりあえずうつ病で初診の際にかかる費用は、診療費と薬代を合わせて大体1万円~2万円程度で、そこから保険を使い3割負担にすると、およそ3000~7000円程度なので、1万円もあれば足りると思います(交通費は別途必要)。
病院に行こうと思った時にすぐに行けるような環境を整えてあげるのです。
対処法②:病院に繋げることを意識する
もし、いきなり精神科や心療内科を勧められたら「あれ、自分って変なのかな?」と驚いたり、ショックを受けたり、反発したりする可能性があります。
なので、まずは内科でもいいので病院に繋げることを意識しましょう。
そうすることで
- 身体の不調が原因の心の不調だった場合、体の不調を治せば体調が良くなる
- 内科医ではどうしようもない場合、専門家の受診を勧めてくれるor紹介状を書いてくれる可能性がある
- 一度病院を受診したという経験があることで、2回目に病院に行くハードルを下がるので再度受診しやすくなる。
こういったメリットがあります。
内科などの病院を勧める場合は、うつ病の初期症状として、「不眠・過眠」や「食欲不振・食欲増量」の2つが目立ちやすいので、「最近寝られてる?」とか「食欲ある?」という会話をきっかけに、「一度病院で診てもらってみない?」などと繋げましょう。
もう少し踏み込むなら、「内科でも睡眠薬がもらえるみたいだし、寝られてないなら薬に頼って見ない?」などと勧めてみましょう。
うつ病の初期の段階であれば、睡眠の異常を取り除いてしっかりとした休養を取るだけでも、だいぶ体も心も楽になります。
対処法③:協力することを伝えておく
- 「もし病院への送迎が必要だったら言ってね」
- 「病院への付き添いが必要だったら言ってね」
- 「体調が良くなるように協力するからね」
などの、「自分はあなたの力になりますよ」という言葉を伝えておくと、いざというときに頼りやすいですし、一人で抱えこんだりする孤独を防ぐことができます。
うつ病だったり弱っている場合、自己肯定が下がっていて「周りに迷惑かけるのが申し訳ない」と思って、誰かに頼ったりお願いすることができないことがあります。
なので、こちらから頼るためのハードルを下げておくのは効果的です。
「孤立を防ぐ」ためにも、この方法や有効です。
対処法④:無理矢理にでも病院に連れて行く
- 急に涙を流す(号泣する・ポロポロと涙を流す)
- 自殺未遂をする(首を吊る・薬物の過剰摂取・オーバードーズなど)
このような症状や行動をした場合は、ほぼ自力で病院に行ってどうにかするということが難しい状態まで来ているので、出来るのであれば無理矢理にでも病院に連れて行ったり、代わりに心療内科か精神科に電話して受診の予約をして、予約当日に連れて行きましょう。
- 精神内科や心療内科は、「初診の場合は予約必須」「予約は1ヶ月以上埋まっている」ことがよくあるので、まずは電話してみて、自殺未遂をしたことを伝えましょう。
- 自殺未遂をして意識がなかったりして危ない場合は、迷わずすぐに救急車を呼びましょう。
僕の経験ですが、うつ病の一番ひどい症状の時にこの2つの症状が出ていたので、結構ヤバい状態まで来ているはずです。
まとめ:うつ病かも知れない人が病院に行きたがらない場合の対処法4つまとめ
以上が『うつ病かも知れない人が病院に行きたがらない場合の対処法4つ』でした!
基本的には、「本人の意志や体調を考えつつ、内科でもいいのでなんとかして病院に繋げる」のが大切になってきます。
一番最初のハードルが高いのは重々承知なのですが、一度病院に繋げてしまえば、そこから次の展開へと進みやすくなります。
「うつ病かも知れないけど病院に行く勇気がない」と思っている人や、「うつ病かも知れない人の力になりたい」と思っている人の背中を、少しでも押せていたなら嬉しいです。
それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!
- 対処法①:健康保険証と診察代を渡しておく
- 対処法②:病院に繋げることを意識する
- 対処法③:協力することを伝えておく
- 対処法④:無理矢理にでも病院に連れて行く