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『ドーナツもり』の作品情報
監督・脚本 | 監督:定谷美海 脚本:定谷美海 |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 2022年 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 44分 |
補足情報 | – |
『ドーナツもり』のあらすじ
公子(中澤梓佐)はイラストレーターの仕事をしながら、東京・神楽坂にある古民家ドーナッツ店でバイトをしていた。
お店に来るお客さんはちょっと変わった人たちばかり、そんな彼らの人生にお節介を焼いていくうちに、公子は自分自身と向き合うようになるーーー。
『ドーナツもり』のキャスト
- 中澤梓佐(主人公:公子)
- 足立智充(森武蔵)
- 髙橋雄祐(小石)
- tara(森めぐみ)
- 関口アナン(ユータ)
- 遊屋慎太郎
- 細川佳央(たみお)
- 芹澤興人
- 仁科かりん(ちひろ)
- 安藤聖(ルイ)
『ドーナツもり』の感想・評価
古民家ドーナッツ店に訪れる客との交流を描く
イラストレーター兼ドーナッツ屋でバイトをしている女性が、お客さんにおせっかいを焼きながら色々な人の人生に触れていく話。
最初のドーナッツの生地の穴をくり抜く作業は一生見ていられる。というか、ドーナッツってあんな感じに作るのね。
話に盛り上がりがあるわけでもなく、短編集の1つの物語の中にさらに細かいエピソードがいくつも入ってるみたいな感じで一つ一つの話が薄かった気もするし、会話もなんか深いこと言っているようで何も言っていない感じだったけど、映像とかほのぼのとした日常を感じられる雰囲気が心地いい映画で、エンディングの音楽も良かった。
週末にのんびりと観るには悪くないかなという感じでした。
ただ、ラストシーンで公子が編集(?)の人に自分のイラストを見てもらうけど、様々な人との交流を経てどういう絵を描いたのかをちゃんと見せて欲しかったです。
なんなら同じようなシーンが最初にもあったけど、その時のイラストも見せたうえで、経験や心情の変化がどのように絵に現れたのかを対比で見せないのなら、イラストレーターって設定はなんだったのという感じはします。
元カレ?が写真を撮る仕事?趣味?をしているから、写真とイラストという対比も生まれやすいはずなのに、なんでそこを活かさなかったんだろう?
雰囲気も良かったしなんかもう少し面白くなる感じはしたけど、全体的にただのドーナッツ屋の宣伝映画っぽくも見えちゃったのは残念。
そうだ、映画のタイトルでもある『ドーナッツもり』は実在するお店みたいです。