言い方を変えるだけで言葉の印象が180度変わるという話

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今日、こんなツイートを見かけました。

すごく優しい聞き方でいいなと思ったので、その理由を分析してみます。

言葉に込められた意味や印象

「私もよくこの作業するんですけど同じミスしそうなので詳しく教えてくれませんか?」という言葉に込められた意味や印象を考えてみます。

遠回しに寄り添う

ミスしたときに「そんなミス誰でもするよ!」とか「俺だって同じミスしたことあるよ!」と言われても、自信がない人からするとこういう言葉はあまり信じられないと思うんですね。

「私もよくこの作業するんですけど同じミスしそうなので詳しく教えてくれませんか?」という聞き方は、「自分はまだそのミスはしなかっただけで、誰もがありえるミスだよ」って感じで遠回しに寄り添ってくれている印象を受けます。

“個人”から“状況”への変換

「なぜミスをしたのか?」みたいな聞き方をしてしまうと、“ミスそのもの”よりも、“ミスをした人物”に焦点が当たっている感じがします。

こういう言い方だと、「自分自身が責められている」と感じる人もいると思うんですね。

しかし、ツイ主さんがした「私もよくこの作業するんですけど同じミスしそうなので詳しく教えてくれませんか?」という聞き方によって、“ミスをした人物”ではなく“ミスそのもの”に焦点が当たっています。

これによって、責任の所在が個人から状況に変換されているので、相手自身を責めている感じに聞こえないんだと思います。

ミスをポジティブな印象に変える

「私もよくこの作業するんですけど同じミスしそうなので詳しく教えてくれませんか?」という聞き方で、自分視点でお願いする形に変わったことで、相手の「失敗してしまった~」というマイナスな感情から、「他の人が同じミスをしないように失敗を共有しよう」とポジティブな感じに変わっている印象を受けます。

まとめ:相手個人を責めない言い方は大事

どこかで「理由を説明されると馬鹿にされたと感じる人がいる」ってツイートを見かけたんですけど、これと似ていると思うんです。

例え「なぜミスをしたのか?」という質問に相手を責める意図がなかったとしても、聞かれる側からするとただ原因を聞いているのかその質問をきっかけに怒られるのかがわからないため、身構えたり頭がパニックになってしまい正確な情報が得られない可能性があります。

なので、同じような状況になった時には、相手個人を責める言い方ではなくミスそのものに焦点を当てると自然と柔らかい伝え方になるのかなと思いました。

まさに「物は言いよう」ですね。

ただのペンギン
ただのペンギン

それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!

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