【映画感想・レビュー】映画『あと1センチの恋』12年にも及ぶ幼馴染との恋のすれ違い

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映画『あと1センチの恋』の作品情報

監督・脚本監督:クリスチャン・ディター
脚本:ジュリエット・トウィディ
出演者リリー・コリンズ
サム・クラフリン
クリスチャン・クック
ジェイミー・ウィンストン
スキ・ウォーターハウス
タムシン・エガートン
ジェイミー・ビーミッシュ
ロルカン・クラニッチ
ガー・ライアン
リリー・レイト
ニック・リー
キアラン・マクグリン
アート・パーキンソン
ジャンル恋愛
製作年2014年
製作国イギリス、アメリカ
上映時間1時間43分
補足情報原題:Love, Rosie

映画『あと1センチの恋』のあらすじ・内容

ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は、6歳の頃からの幼馴染で、ずっと一緒に青春時代を過ごしてきた親友だった。
そんな2人の夢は、それぞれがボストンにある大学へ進学し、このイギリスの小さな田舎町を出ることだった。
ところがある日、卒業パーティーで良い雰囲気になったグレッグと一夜を共にした際、避妊に失敗して妊娠してしまう。
ロージーはアレックスの医者になるという夢を邪魔しないよう、妊娠のことは話さず地元に残ることを決意する。
そのことを知らないアレックスは、ボストンで再開できることを願って、先に飛行機で旅立つ。
そこから12年の間、2人の距離は近づいては離れての繰り返しで、素直な気持ちを言葉に出せないまま時は過ぎていくーーー。

映画『あと1センチの恋』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

12年にも及ぶ恋のすれ違い


6歳の頃からの幼馴染の12年にも及ぶ恋のすれ違いを描いたラブロマンスコメディ。

映画のジャケットの感じだと純情ラブストーリーものを想像してたけど、割と日常コメディ要素多め。

2人がすれ違う展開が4~5回以上続いてさすがにすれ違い過ぎだろ…って思いそうなものの、ロージーを演じるリリー・コリンズの可愛い見た目と明るい性格、ハッピーな気分になれる音楽たち、スピード感あるテンポに、いろんな展開がこれでもかと詰め込まれているため、途中でダレることなく最後まで楽しめる。
ずーっとヤキモキしながら観ることを楽しめる人にはオススメ、せっかちな人には絶対オススメしない。

アレックスは顔はいいし爽やかな感じはいいけど、彼女や奥さんがいるのに何も気にせずロージーと2人っきりで会うし、当たり前のように親友として紹介するしで、女性陣からしたらたまったもんじゃないだろうな…
これがロージーへの恋心が全くなしで「男女とは言え、俺たちはただの親友なんだよ!」ってスタンスならまだ理解できたけど、ガッツリロージーのこと好きだから、傍から見たら浮気未遂・不倫未遂なんだよなー。

よく男女の友情は成立するか?みたいな議論あるけど、たぶん無理だろうなと言うことが良くわかる映画。
友情が成立するくらい魅力的な相手だったら、何かのきっかけで恋もするだろうよ。

原題が『Love, Rosie』なので、シンプルにアレックスがロージーのことが好きで、ロージーに愛されたいということが込められてると思うんだけど、『愛しいロージー』という意味でもしっくりくるくらい、リリー・コリンズの魅力が満載の映画でした。

それにしても、薬局で出会った親友のルビーとお父さんがすごく良い人。