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名前がない料理を作るのが苦手で、食事を用意するたびストレスが溜まる・・・
このような悩みを解決したいと思います!
一時期Twitterで、『自炊で苦なく節約できる人って「食事の七割が名もなき料理」で平気な人』という話題が盛り上がっていました。
確かに、自炊を始めたころの僕も名もなき料理を作るのが苦手で、豚肉と玉ねぎの甘辛炒めとか、なんか適当に油で炒めたやつ、なんか適当に蒸してドレッシングかけたやつみたいな料理は作れない、というか“料理としては認められない(だから料理を作ったことにならない)”という考えで食事の用意に苦労していました。
そんな僕と同じような悩みを抱える人に向けて「名もなき料理」を作れるようになる方法をご紹介します。
この記事を読んでもらえれば、「名もなき料理」を作れるようになって、あなたの自炊生活がもっと楽になるはずです!
- 名前のない料理を作るのが苦手な人
- 名前のない料理を作るストレスを減らしたい人
- ハンバーグとかオムライスとか、ちゃんと名前のある料理じゃないと自炊とは言えない気がすると考えている人
「名前がある料理」と「名前がない料理」の違いとは?
まずは、「名前がある料理」と「名前がない料理」の違いについて、厳密な定義がないため僕なりの解釈で説明します。
「名前がある料理」とは、例えば、ハンバーグ、オムライス、肉じゃが、ナポリタンのように固有名詞があり、それだけで食材や調理方法が浮かぶもののことを差します。
一方、「名前がない料理」とは、豚肉と玉ねぎのポン酢しょうゆ炒めのような、食材と味付けと調理方法を並べただけの「固有名詞がない料理」のことを言います。
なんで「名もなき料理」を作ることに抵抗や苦手感があるのか?
なんで「名もなき料理」を作ることに抵抗や苦手感があるのか?という話ですが、自分も含めてそういった人たちはおそらくこんな感じの性格なんだと思います。
- レシピ通りに作るという強いこだわりを持つ完璧主義者
- レシピ通りに作らなきゃいけないという強迫観念的な考え方をしている
- 名前がない料理は料理ではという固定観念の持ち主
- 勝手にハードル上げて勝手に苦しんでるタイプ
- 周りから「それ料理って言うの?」と否定されてきて自分の料理に自信がない
- 自炊の定義が厳しい人
僕自身もこれのどれか、もしくは複数を組み合わせた性格をしています。
なので、料理を作る時はちゃんと名前が付いたレシピを探すんだけど、それだけではすぐにレパートリーが尽きる、同じ料理を作るのも飽きる、だからと言って名もなき料理は作れない…弁当や総菜はもちろん作ったことにならない…と勝手に自分を追い込んでしまい、食事を用意するのが毎回苦痛になっていました。
材料がない場合は、材料がないから作るのやめようと思ったり、わざわざその食材一つのためだけに買い出しに行くみたいなこともしていましたね。
正直、カレーだってじゃがいもがなくても、肉とにんじんと玉ねぎだけで十分においしいし、豚肉とほうれん草の中華風炒めなら、ほうれん草がなかったり高かったら同じ葉物野菜の小松菜でもいいはずなのに・・・。
「名もなき料理」が作れるようになる方法
ここまでの記事で、「名前がある料理」と「名前がない料理」の違いと、なんで「名もなき料理」を作ることに抵抗や苦手感があるのか?がわかったと思います。
ここでは、「名もなき料理」が作れるようになる方法を3つ紹介していきます。
「たった3つだけ!?」と思うかもしれませんが、これだけで十分です。
方法①:「名前のない料理」を「名前のある料理」に変える
一つ目の方法は、「名前のない料理」を「名前のある料理」に変えるです。
名前のなかった適当な料理に名前を付けることで、まるでちゃんとした料理を作った気分になります。
基本的な名前の付け方は、「食材+味付け+調理方法」です。
それでは、これを実践してみましょう!
- (食材)豚肉と玉ねぎ(味付け)甘辛(調理方法)炒める→豚肉と玉ねぎの甘辛炒め
- (食材)鶏手羽先(味付け)ポン酢しょうゆ(調理方法)煮込み→鶏手羽先のポン酢しょうゆ煮
- (食材)鶏もも肉(味付け)ガーリックソルト(調理方法)オーブン焼き→鶏もも肉のガーリックソルトオーブン焼き
- (食材)ほうれん草(味付け)酢味噌(調理方法)和え→ほうれん草の酢味噌和え
こんな感じです!
名前のない料理に名前を付けるのって、使う食材・調味料、味付けや調理方法を正しく理解していないとできないので、料理を理解する訓練にもなります。
とりあえず名前を付けてみる、それだけです!
方法②:「名前のある料理」を「名前のない料理」に変換する練習をする
二つ目の方法は、「名前のある料理」を「名前のない料理」に変換する練習をするです。
ここでは、「名前のある料理こそちゃんとした料理なんだ!」という固定観念を取っ払うための訓練をしていきます。
僕はこの方法を実践することで、「名前のある料理って言うけど、ただ食材と味付けと調理方法を並べただけじゃん!」って思うようになり、名前のない料理でも平気で作れるようになりました。
とりあえず、日本人に聞き馴染みのある、代表的な固有名詞のあるメニューを並べて、それらを名前のない料理に変換していきます!
- カレーライス→肉と玉ねぎとにんじんとじゃがいものカレー煮込み
- オムライス→スクランブルエッグのチキンライス載せ
- 牛丼→牛肉と玉ねぎの甘辛煮込み
- 豚丼→豚肉の甘辛焼き
- 親子丼→鶏肉と卵の出汁煮込み
- グラタン→肉と野菜とホワイトソースのオーブン焼き
- ドリア→ホワイトソースとケチャップライスのオーブン焼き
- ハヤシライス→牛肉と玉ねぎのきのこのデミグラスソース煮込み
- コロッケ→じゃがいもとひき肉の衣揚げ
- ハンバーグ→ひき肉と玉ねぎの成型俵(たわら)焼き
- チャーハン→米とチャーシューと長ネギと卵の塩こしょう油炒め
- 麻婆豆腐(豆腐とひき肉の中華甘辛みそ煮込み)
- ギョウザ→ひき肉とキャベツとニラの皮包み焼き
- 肉じゃが→肉とじゃがいもと玉ねぎとにんじんの甘辛ダシ煮込み
- ナポリタン→ウインナーと玉ねぎとピーマンのケチャップスパゲッティ
- カルボナーラ→ベーコンと卵の生クリームスパゲッティ
- ペペロンチーノ→ベーコンと唐辛子とオリーブオイルのスパゲッティ
- ぶり大根→ぶりと大根の甘辛煮込み
- キムチ鍋→いろんな食材のごちゃ混ぜキムチ煮込み
こんな感じです!
これらを見てもらったらわかる通り、固有名詞があるからすごい料理ということではなく、「食材+味付け+調理法」で名前が付けられるものを、一言で伝わるわかりやすい料理名にしているだけなんです。
こうしてみると、名前のある料理もそんな大層な料理には見えてこないですよね?
方法③:あとは実践!実践!!ひたすら実践あるのみ!!!
三つ目の方法は、ひたすら実践あるのみ!!!です!
すごいアホっぽい脳筋みたいな考えかもしれませんが、結局は「名前のない料理(もしくはそれらに名前を付けた料理)」をたくさん作ることに慣れる、そういう料理でもちゃんとおいしいということに気付くためにも、今日から名前のない料理でもどんどん作っていきましょう!
「名前のない料理」が作れない理屈がわかったら、後はひたすら回数をこなすのみです!
まとめ:自炊で「名もなき料理」を作るのが苦手という人が「名前のない料理」でも作れるようになる方法まとめ
この記事を最後まで読んでくれた人はきっと、「名前のない料理」に対する理解や、「名前のない料理」を実際に作れるようになる方法が頭の中に入っているはずです。
最初は慣れないかもしれませんが、その時はまたこの記事の内容を読み返してみてください。
あなたの自炊生活がより豊かなものになることを願っています。
それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!
- 「名前がある料理」と「名前がない料理」の違いは、固有名詞があるか、その名前だけで食材や味付け、調理方法が思い浮かぶかどうか
- なんで「名もなき料理」を作ることに抵抗や苦手感があるのか?は、性格や料理に対する自信のなさが原因
- 「名もなき料理」が作れるようになる方法は、「名前のない料理」を「名前のある料理」に変える、「名前のある料理」を「名前のない料理」に変換する練習をする、ひたすら実践する!の3つ