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【映画感想・レビュー】映画『星の旅人たち』亡くなった息子の遺灰と共に回る聖地巡礼の旅

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映画『星の旅人たち』の作品情報

監督・脚本監督:エミリオ・エステヴェス
脚本:エミリオ・エステヴェス
出演者マーティン・シーン
エミリオ・エステヴェス
デボラ・カーラ・アンガー
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
ジェームズ・ネスビット
チェッキー・カリョ
レネ・エステヴェス
スペンサー・ギャレット
マット・クラーク
アンヘラ・モリーナ
カルロス・レアル
ジャンルドラマ、コメディ、アドベンチャー・冒険
製作年2010年
製作国アメリカ、スペイン
上映時間2時間8分
補足情報原題:THE WAY

映画『星の旅人たち』のあらすじ・内容

アメリカ人の眼科医・トム(マーティン・シーン)は、一人息子のダニエル(エミリオ・エステヴェス)が、キリスト教の聖地であるスペイン・ガリシア州「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」への巡礼初日に不慮の事故により命を落としたことを知らされる。
息子の遺体を引き取りにフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポールやってきたトムは、生前の息子の意思を尊重するため、
遺品であるバックパックを背負い“約800km”の聖地巡礼の旅に出ることを決意する。
その途中、オランダ人のヨスト(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)、カナダ人のサラ(デボラ・カーラ・アンガー)、アイルランド人のジャック(ジェームズ・ネスビット)という国籍も旅の理由も違う人たちと出会い、共に目的地へと目指すことにーーー。

映画『星の旅人たち』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

亡くなった息子の遺灰と共に回る聖地巡礼の旅


キリスト教の聖地への巡礼初日に不慮の事故で亡くなった息子の代わりに、父親のトムが息子の遺灰と一緒に約800kmの聖地巡礼の旅へと出るロードムービー。

ストーリーも聖地までの道のりも地味で淡々としているけど、一歩一歩踏み締めるように進む展開はなんだか味わい深い。
前に進んで行くたびにロールプレイングゲームみたいに一人ずつ仲間と出会っていき、目的があればどんな困難な道も歩き続けることができるという感じは、まるで人生を映し出しているかのような旅で、それぞれが大なり小なり問題を抱えながら生きていく姿に少しだけ勇気をもらえる。

トムが聖地巡礼を始めた理由は、純粋に父親として代わりに息子の願いを叶えてあげたいという気持ちよりかは、「自分は息子に何かをしてあげられていたのだろうか」という罪滅ぼし的な意味合いもあったのかな。
あとは、息子が何をしたかったのか、何を探していたのか、生きていたらどんな出会いをしてどんな景色を見ていたのだろうかという、今まで疎遠だった息子との心の距離を埋めようとしているというか、一生自分が知りえることがなかったであろう息子が見る景色を一緒に感じたかったのかな。

気になることと言えば、トムと息子のダニエルとの話があまり出てこなくて物足りなかった感じがしたけど、それくらい二人の距離は離れていて、語ることができるほどの思い出を生前に作ることが出来なかったないという風に解釈した。

ただ、年齢的に体力がきびしいはずのトムが思ったよりすんなり歩き進めていたので、もうちょっと苦労している感じがあったら良かった。

さすがにこの映画のような聖地巡礼やお遍路は厳しそうだけど、トムと同い年くらいになってこの映画のことを覚えてたら、少し遠くに歩いてみたいな。