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『ビューティフル・チャンス 優しい3つの奇跡』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ジョー・ロビアンコ 脚本:ジョー・ロビアンコ |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 2018年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間25分 |
補足情報 | 原題:Three Doors from Paradise |
『ビューティフル・チャンス 優しい3つの奇跡』のあらすじ
自閉症のブランドン(ロバート・アロイ)は、入っていた支援施設が経営難に陥ったことで、アパートで一人暮らしをすることになる。
初めての一人暮らしの上に、いつものように助けてくれる人がいない状況に戸惑うブランドン。
そんな中、売春婦の母を持つしっかり者の少女ローズ(カイリー・シルヴァースタイン)、ドアノブの修理を頼んできた若い女性のタミーリン(エリカ・ブーザー)と出会い、彼女たちの優しさに支えられながらなんとか日々を過ごしていくが・・・。
『ビューティフル・チャンス 優しい3つの奇跡』のキャスト
- ロバート・アロイ(ブランドン)
- カイリー・シルヴァースタイン(ローズ)
- エリカ・ブーザー(タミー・リン)
- デブラ・トスカーノ
- ジョン・アナンチュア(アルゴ)
- ステイシー・ケスラー
『ビューティフル・チャンス 優しい3つの奇跡』の感想・評価
自閉症のブランドンと住人たちの物語
施設の経営難によりアパートで一人暮らしをすることになった自閉症のブランドンが、同じアパートの住人たちに支えられながら日々を過ごすみたいな話。
アメリカ映画でワニとかサメとかが出てこない人間ドラマメインの話なのに、カメラワークや演技が全体的になんだかB級映画っぽいものは初めて見た。
映像は安っぽい感じがするし、物語が特に印象的というわけではないんだけれど、自閉症のブランドンの愛くるしい感じや、偏見なくさらっと接してくれる若い女性のタミーリン、売春婦の母と暮らすしっかり者の少女ローズなど、メインキャラクターたちが優しく魅力的なので、それなりに面白かった。
自分がつらい経験ををしているからこそ困っている人に寄り添うことができる感じは、見ていてシンプルに温かい気持ちになれる。
原題は『Three Doors from Paradise』で、ブランドン・タミーリン・ローズの3部屋の住人のことを指しているだと思うけど、邦題が『ビューティフル・チャンス 優しい3つの奇跡』で、やたらと感動映画っぽく見せるのは邦題あるある。
「いつまでも、何があっても、ずっとずっと味方だよ。」とか、「偶然の出会いから始まる、感動の物語!」みたいな安っぽいキャッチフレーズのせいで、ハードルが次郎系ラーメンくらいマシマシになっちゃってる。
映画を観る前にポスターを見ていたら、ハードルが爆上がりしたせいで「たいした映画じゃないじゃん」って感想になってた気がするから、事前にポスターを見ていなくて良かった。