【映画感想・レビュー】映画『WEEKEND ウィークエンド』2人の男たちによる週末恋愛ラブストーリー【男性同性愛者】

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映画『WEEKEND ウィークエンド』の作品情報

監督・脚本監督:アンドリュー・ヘイ
脚本:アンドリュー・ヘイ
出演者トム・カレン
クリス・ニュー
ジャンルドラマ
製作年2011年
製作国イギリス
上映時間1時間37分
補足情報原題:Weekend

映画『WEEKEND ウィークエンド』のあらすじ・内容

金曜日の夜、異性愛者の友人たちとのホームパーティーを終えたラッセル(トム・カレン)は、寂しさを埋めるように一人でゲイクラブへと向かい、そこで出会ったアーティスト志望のグレン(クリス・ニュー)と一夜を共に過ごす。
なんてことのない、一夜限りの関係で終わるはずの彼らだったが、自分にはない物を持っている相手にお互いが惹かれ合い、たった2日の間に、特別な関係へと変化していく。

映画『WEEKEND ウィークエンド』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

2人の男たちによる週末恋愛ラブストーリー


週末のゲイクラブで出会った2人の男たちの、たった2日間で起こった恋模様を描く恋愛ラブストーリー。
映画内ではたった2日間の出来事だし、内容も淡々と描かれているんだけど、2~3ヶ月は経ってるんじゃないかと思えるくらいすごく濃い内容だった。

同性愛者の恋愛を描いた映画はいままで観たことがなかったけど、この映画はなんだかすごくリアルで、とてもロマンチックで素敵な映画。

内気な性格で同性愛を親しい人以外には打ち明けられないラッセルと、明るく活動的な性格で同性愛を他人に堂々と打ち明けることができるグレンとの対比によって、同性愛者の心情や異性愛者との向き合い方などを多角的に描かれていたのが、映画としても同性愛者への理解と言う意味でもとても良かった。

原題でもあり邦題でもある『Weekend(ウィークエンド)』は「週末」という意味。
Weekendで「週末(土日)に起こった出来事」を意味し、Week Endで「週末だけの、2日間だけの恋」という意味も込められている(たぶん)。