【感想・ネタバレ】映画『サバイブ 一本勝負』サバイバルリアリティ番組撮影で起こった悲劇【★3.0】

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『サバイブ 一本勝負』作品情報

監督・脚本監督:トム・サイドマン
脚本:トム・サイドマン
出演者ジョナサン・キャンプ
ステファニー・グレコ
イングリッド・ハウバート
マイケル・ローリー
ショーン・リャン
エリック・エストラーダ
ジャンルスリラー
製作年2015年
製作国アメリカ
上映時間1時間36分
補足情報原題:2Survive

『サバイブ 一本勝負』あらすじ

「サバイブ 一本勝負」というリアリティ番組の撮影のために、目隠しされた挑戦者6人がモハーヴェ砂漠へと連れてこられた。
彼らの目的は与えられた4つのポイント地点にある謎を解きながらゴールを目指すこと。
そして、優勝者には最大で賞金10万ドルが贈られることになっていた。

サバイバル初日の夜、野営の準備をしていたところ、いきなり謎の男性が現れ「我が民族の神聖な土地だ、祖先の精霊たちが怒ってる」と告げて立ち去る。
その出来事に怯えて一人リタイアする者が現れたが、残りの5人は番組の演出なのかどうか気になりながらも眠りにつくことにした。

朝方、同行していたカメラマンの姿が見えなくなっていたが、それも演出だと思い気にせずヒント探しを開始する。
しかし、ヒント探しをしている途中、岩陰の近くで死んでいるカメラマンを見つけてしまう。
突然の状況に戸惑い、急いで制作側に連絡しようとするが、唯一の外部との連絡手段である衛星電話にはパスワードが掛けられていた。

残った5人による“地獄のリアルサバイバル”がいま始まるーーー。

『サバイブ 一本勝負』感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3)

サバイバルリアリティー番組撮影で起こった悲劇


サバイバルリアリティー番組撮影中に起こったトラブルで、突然リアルサバイバルが始まってしまった5人の話。

それぞれの参加者に装着された目線カメラを多用することで、映像がドキュメンタリー風に撮られていて、臨場感がそれなりにあって面白かった。

おそらく番組の演出ではないと思うけど、いまいち番組の演出なのか演出じゃないのかハッキリしない謎の現地人。
カメラマンの死についてもそうだし、水に関するある事件についてもツッコミどころはたくさんあったし、最後の方は強引な展開も多かったけど、それなりに楽しめた。

欲を言えば、せっかく裁判の映像をちょこっと入れることでリアルっぽく見せてたんだから、そこをもう少し生かして欲しかった。
例えば、番組撮影中のシーンと生き残った者達による裁判での証言風景といったシーンを何回も繰り返すことで、“現場ではいったい何が起きていたのか?”ということが徐々に解明されるような演出も見てみたかった

原題の『2Survive』はネタバレっぽくなってるけど、タイトルとしていいのだろうか?

いや、「2人が生き残る」という結末バレかもしれないし「2人で生き残る」という決意表明にも見えるからいいのかな?という疑問でした。