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【映画感想・レビュー】映画『あしたは最高のはじまり』いきなり父親になった男と娘の日常をコミカルに描く

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映画『あしたは最高のはじまり』の作品情報

監督・脚本監督:ユーゴ・ジェラン
出演者オマール・シー
クレマンス・ポエジー
アントワーヌ・ベルトラン
グロリア・コルストン
ジャンルコメディ
製作年2016年
製作国フランス、イギリス
上映時間1時間57分
補足情報原題:Demain tout commence
英題:Two Is a Family

映画『あしたは最高のはじまり』のあらすじ・内容

独身男のサミュエル(オマール・シー)は、南フランスのコート・ダジュールで毎日バカンスを楽しんでいた。
ある日、彼の前にかつて一夜を共にしたクリスティン(クレマンス・ポエジー)が、生後数ヶ月の子供“グロリア”を連れて現る。
彼女は「あなたの娘よ」と告げ、泣き叫ぶ幼児を彼に残し、タクシーで走り去る。

急いで彼女がいるロンドンまで追いかけたサミュエルだったが、クリスティンには会えず、仕事もクビになってしまう。
フランス語が通じず、知り合いもいない土地で赤ん坊と二人っきりのサミュエル。
しかし、偶然出会った映像会社のプロデューサーでフランス人のベルニーにスタントマンの仕事と寝床を用意してもらい、男手一つでグロリアを育てる。

それから8年後、ベルニーの協力もあって元気にたくましく育ったグロリアとサミュエルは充実した日々を過ごしていたのだが、彼らの前にグロリアの母親・クリスティンが現れる。

映画『あしたは最高のはじまり』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

いきなり父親になった男と娘の日常をコミカルに描く


主演は『最強のふたり』でも話題になったオマール・シーで、彼の持ち前の優しい笑顔と、明るい性格や楽しそうな演技や、娘・グロリアとの幸せな日常を見ていると、自然と笑顔になってとても幸せな気持ちになる。
ほっこりとする瞬間が随所に詰め込まれていて、全体的に明るく晴れ晴れとした雰囲気の映画。

前半は駆け足ながらも明るい雰囲気だったのでとても良く楽しく観れたけど、後半に母親のクリスティンが現れてからは、少し駆け足で強引で雑な作りに感じたのでそこだけはちょっと残念だった。
それに、後半は雑さの中に胸糞な展開が続くので気分は良くなかった。
余計なことをしなくても、ベタなヒューマンドラマでも十分面白かったと思うんだよなー。

あと、サミュエルの葛藤や苦悩を通してどうやって父親に成っていったのか、またサミュエルとグロリアはどうやって家族に成っていったのかを、ダイジェストでもいいからあまり描かれなかった8年間の間に詰め込んで欲しかった。
サミュエルとグロリアが仲が良いのは伝わるんだけど、家族をテーマに描くにはそこらへんが物足りなかったように感じる。

英題の『Two Is a Family』は、直訳で「2人は家族」ですけど、映画を観ていると細かい意味がいくつも込められていそうな感じがした(ネタバレになるから言えないけど)。
原題の『Demain tout commence』は、フランス語で「明日は新しい一日」という意味で、元々はフランスの哲学者のガストン・バシュラールの言葉だそうです。

余談で、役者の名前を見てたけど、グロリア役の子役の名前がグロリア・コルストンなので、役と実名が同じ名前なんですね。