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『ソー:ラブ&サンダー』の作品情報
監督 | タイカ・ワイティティ |
脚本 | タイカ・ワイティティ |
ジャンル | アクション、SF |
製作年 | 2022年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間 |
原題 | Thor: Love and Thunder |
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ
サノスとの最終決戦後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共に宇宙へ旅立ったソー。
愛する人たちも故郷も失い悲しみに暮れる中、各星で戦うことで気を紛らわしていた。
そんなある日、多くの救難信号の中にソーに助けを求めるシフの姿を見つけ彼女に会いに行くことに。
そこで各星で神々を殺し回る男・ゴッドブッチャーの存在と次の標的がアスガルドだと知り、急いで地球に建設した“ニュー・アスガルド”へと向かう。
ヴァルキリーたちと共に怪物たちと戦うソーだったが、そこで、戦場で粉々になったはずの“ムジョルニア”を使いこなす謎の女性を見つける。
「その仮面を外せ!」と言うソーの前に現れたのは、かつての恋人・ジェーンだったーーー。
『ソー:ラブ&サンダー』のキャスト
- クリス・ヘムズワース(ソー)
- ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター/マイティ・ソー)
- クリスチャン・ベイル(ゴア)
- テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)
- タイカ・ワイティティ(コーグ)
- ラッセル・クロウ(ゼウス)
- ジェイミー・アレクサンダー(シフ)
- クリス・プラット(スター・ロード)
- デイヴ・バウティスタ(ドラックス)
- カレン・ギラン(ネビュラ)
- ポム・クレメンティエフ(マンティス)
- ヴィン・ディーゼル(グルート)
- ブラッドリー・クーパー(ロケット)
- ショーン・ガン
- イドリス・エルバ
- マット・デイモン
- ステラン・スカルスガルド
『ソー:ラブ&サンダー』の感想・ネタバレ

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のソーの物語
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のソーを描いた「マイティ―・ソー」シリーズの第4作目。
エンドゲームのラストで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と旅立ったので、序盤は彼らと一緒に戦うところからスタートします。
ガーディアンズたちの映画もキャラも好きなのですが、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で彼らと共演して以降、彼らとソーの絡みも好きなので、それが見られて一ファンとしてとても嬉しいです。
前評判ではなんかテイストが変わったとかであまり評価は高くなかったのですが、たしかにコメディ要素が多くなってシリアスさは薄れた気はします。
しかし、そのコメディが個人的に面白く、大笑いするというよりは「クフッw」みたいな思わず声が漏れてしまうような笑いのシーンがいくつもあって良かったです。
また、そこにシリアスなシーンも加わるので、コメディとシリアスを行ったり来たりするんだけれども、それでテンポが悪くなることもお互いの良さを消すことなく、むしろ物語に緩急がついて個人的には「マイティ―・ソー」シリーズの中で一番楽しめた作品でした。
ジェーン・フォスターがムジョルニアを手にしたことで「マイティ―・ソー」になり、ソーと共闘して戦うところはすごく驚きましたが、それまでの作品でも勇ましく戦う女性はたくさん出てきましたし、役を演じるナタリー・ポートマンが戦ってる姿はカッコ良かったので、この展開はすごく面白かったです。
粉々になったムジョルニアを弾丸のように飛ばす使い方も見栄えが良かったですし、それが後々の展開にもつながるのもよく、あとは見慣れたハンマーでの戦いがまた見られるのも嬉しかったです。
今回のヴィランについて触れると、ほとんどの生命体がいなくなってしまった惑星の砂漠で親子2人で彷徨い続け、その間も神ラプーを信仰するが報われず結局娘のラブは息絶えてしまい、偶然出会えた神ラプーに助けを求めるが拒否され、闇落ちして髪を殺す力を持つ呪われた剣「ネクロソード」を手にし、様々な星で神を殺し回りいつしか「ゴッド・ブッチャー(神殺し)」の異名を持つようになったゴア。
ハリーポッターに出てくるヴォルデモートをもっと人に近づけたみたいな雰囲気と見た目をしていて、なんだか二番煎じ
っぽく見えたけど、いままで見てきた「マイティ―・ソー」シリーズのヴィランの中でも一番魅力がありました。
最初はメイクとスキンヘッドで誰かわからなかったけれど、調べてみるとクリストファー・ノーラン監督が制作したバットマンが主役の映画『ダークナイト トリロジー』シリーズで主役のバットマンを演じていたクリスチャン・ベールで、その圧倒的な演技力でもうそれはそれは最高のヴィランでした。
敵と戦うときの雰囲気はダークファンタジーといった感じで、今までの敵は基本的に異星人で人型の見た目をしていることが多かったけれど、今作では影から生まれた異形の怪物って感じの見た目なので、サイズ感も戦いの規模も迫力があって面白かったです。
全体的にコメディとシリアスと戦闘や日常パートのバランスが良くて、ずっと見どころが多くて楽しい映画でした。