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『アベンジャーズ/エンドゲーム』の作品情報
監督・脚本 | 監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ 脚本:クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2019年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 3時間1分 |
補足情報 | 原題:Avengers: Endgame |
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ
6つのインフィニティ・ストーンを集めたサノスによって、全宇宙の生命の半分が消滅してから3週間後。
宇宙を漂流していたトニー・スターク、ネビュラは、キャプテン・マーベルに助けられ地球にいるキャプテン・アメリカらアベンジャーズたちと合流する。
失った者たちを取り戻すためにも、強大なエネルギー反応を追って惑星“ガーデン”にいるサノスを急襲するアベンジャーズたちだったが、そこにいたのは満身創痍のサノスと、6つの石すべてが壊された後のガントレットのみだったーーー。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキャスト
- ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン)
- クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ)
- マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク)
- クリス・ヘムズワース(ソー)
- スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ)
- ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ)
- ドン・チードル(ジェームズ・ローズ/ウォーマシン)
- ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン)
- ブリー・ラーソン(キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル)
- カレン・ギラン(ネビュラ)
- ダナイ・グリラ(オコエ)
- ベネディクト・ウォン(ウォン)
- ジョン・ファブロー(ハッピー・ホーガン)
- ブラッドリー・クーパー(ロケット)
- グウィネス・パルトロー(ペッパー・ポッツ)
- ジョシュ・ブローリン(サノス)
- ウィリアム・ハート(サディアス・ロス)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感想・ネタバレ

MCU『アベンジャーズシリーズ』の一つの終着点
サノスが6つのインフィニティ―・ストーンの力を使って全宇宙の半分の命を消してしまった後、残されたヒーローたちが過去にタイムスリップして石を集め、人類の命、大切な人々を取り戻そうとする話。
序盤では大切な人との別れを受け入れられない者、戦いに負けた悔しさを引きずっている者、前に進んでいる者など、様々な立場から心理描写をすることでサノスの戦いの後の世界をしっとりとドラマチックに描いています。
観ている自分も登場人物の表情や言葉に影響されて悲しくなりますし、サノスとの戦いを引きずっている気持ちです。
ヒーローたちはこの現状をなんとかしようとサノスに会いにいきますが、サノスはインフィニティ―・ストーンが役目を果たしたので命がけで壊してしまいました。
絶望に絶望を重ね、もうどうしたらいいんだと途方に暮れている中、別の場所では量子世界に迷い込んだアントマンが偶然の出来事により現実世界に戻ってきます。
既に5年もの年月が経過していて、家に帰るものの見慣れた光景はそこにはなく、世界中で多くの人々が亡くなっていたりと突然の出来事に困惑します。
しかし、量子世界に入って時間の流れを経験したことがあるスコットは「過去にタムスリップしてサノスの暴挙を止められた?」と思いつきます。
一見バカバカしい発想ですが、サノスとの戦いを経験していないので絶望に打ちひしがれているわけでもなく、元々が明るい性格のスコットだからこその希望を与えてくれるシーンは、絶望感溢れる雰囲気と緩急があって良いです。
その後の、ヒーローが散り散りになってインフィニティ―・ストーンを集めるシーンは、笑える面白さもあり、緊張感もあり、切ない気持ちになったりと、色々な感情にさせてくれます。
なんとか6つの石を集めて、そのパワーを使って前のような平和な世界が戻りました、一見落着とはいかずサノス軍団が地球を襲撃してきます。
ここから本当のラストバトルとも言えるヒーローチームVSサノス軍団の戦いが始まりますが、初期からいるアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの共闘にテンションが上がり、そしていままで出会って来た人たちが地球だけではなく宇宙の人たちを守るために駆け付けるシーンでは思わず目頭が熱くなります。
アクションシーンのみで見れば『アベンジャーズ/インフィニティ―・ウォー』の方が迫力はありますが、そのときは地球・宇宙と別々の場所で戦っていたり、途中で戦いに参戦したりと全員が同じ場所に同じ時間に集まることはありませんでした。
今作では全ヒーローVSサノス軍団のまさに総力戦と言える戦いなので、そういった迫力や感動はここでしか見られなかったのかなと思います。
ここまで繋いできた21作品の人物・物語すべてが一つに集まる瞬間は圧巻で、これだけの大スペクタクル作品を作ってくれたマーベルに感謝です。