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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の作品情報
監督・脚本 | 監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ 脚本:クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2018年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間29分 |
補足情報 | 原題:Avengers: Infinity War |
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のあらすじ
地球に向かう途中のアスガルドの避難船をサノスの軍団が襲撃、多数の市民が犠牲になり、四次元キューブも奪われ、ソーとロキを残した船は大破してしまう。
ヘイムダルのおかげでなんとか地球へと逃れることができたブルース・バナー(ハルク)は、墜落した先にいたトニー・スターク(アイアンマン)、ドクター・ストレンジにサノスの脅威が地球へと迫っていることを告げる。
地球を守るため絶縁状態のキャプテン・アメリカに連絡しようとしたその時、サノスの部下のブラック・ドワーフとエボニー・マウが地球にあるタイム・ストーンを狙って襲撃してくる。
また別の場所では、穏やかに暮らしていたワンダとビジョンの元にサノスの部下のプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴが現れ、ビジョンが持つマインド・ストーンを狙って襲い掛かって来るーーー。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のキャスト
- ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン/トニー・スターク)
- クリス・ヘムズワース(ソー)
- マーク・ラファロ(ハルク/ブルース・バナー)
- クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)
- スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)
- ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)
- トム・ホランド(スパイダーマン)
- クリス・プラット(スター・ロード)
- チャドウィック・ボーズマン(ブラックパンサー)
- ジョシュ・ブローリン(サノス)
- エリザベス・オルセン(スカーレット・ウィッチ)
- ポール・ベタニー(ヴィジョン)
- サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)
- セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー)
- ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)
- ブラッドリー・クーパー(ロケット)
- ヴィン・ディーゼル(グルート)
- ポム・クレメンティエフ(マンティス)
- カレン・ギラン(ネビュラ)
- デイヴ・バウティスタ(ドラックス)
- ベニチオ・デル・トロ(タニリーア・ティヴァン)
- トム・ヒドルストン(ロキ)
- ドン・チードル(ウォーマシン)
- アンソニー・マッキー(ファルコン)
- ダナイ・グリラ(オコエ)
- レティーシャ・ライト(シュリ)
- イドリス・エルバ(ヘイムダル)
- ピーター・ディンクレイジ(エイトリ)
- ベネディクト・ウォン(ウォン)
- グウィネス・パルトロー(ペッパー・ポッツ)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の感想・ネタバレ

MCU『アベンジャーズシリーズ』の3作目、スーパーヴィラン“サノス”の本格参戦
序盤、2つ前のMCU作品『マイティ・ソー バトルロイヤル』のラストでアスガルドを脱出して宇宙を彷徨っていたソーたちが何者から攻撃され救難信号を発信している重々しいシーンから始まり、「いままでのマーベル・ヒーロー映画とは違う」雰囲気が漂い始めいっきに画面に引き込まれます。
船内には市民の死体で溢れ返り、唯一生き残っているソーとロキも満身創痍という絶望的な状況、やっと登場したスーパーヴィラン「サノス」はハルクに匹敵するほどのサイズで迫力があり、引き連れて来た部下4人も強キャラ感があり、「最終決戦が始まるんだ」という期待が高まります。
ソーが殺されるようになるピンチの中、ハルクが登場してサノスに攻撃を仕掛け一時優勢かと思われたが、一瞬でサノスに倒されたことでその期待も絶望に変わります。
ヘイムダルのおかげでハルクだけは地球に逃れることに成功しますが、ソー、ロキ、ヘイムダルもやられ、インフィニティ・ストーンの一つであるスペース・ストーン(四次元キューブ)も奪われてしまいます。
その後、アイアンマンとドクター・ストレンジの初めての絡みが見られファンとして喜んだのも束の間、タイム・ストーンを奪うためにサノスの部下2人が地球を襲撃、2人のヒーローに加え偶然近くに来ていたスパイダーマンも参戦しますが終始防戦一方です。
MCUのヒーローの中でも屈指の力を持つアイアンマンとドクター・ストレンジでも勝てない事実と、地球にもサノスの魔の手が伸びてきたことに緊張感が高まります。
そして、ここでやっとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがソーと絡んだことで、MCU初クロスオーバーしたことに興奮しますが、ここでもサノスとの対決があり、追い詰めたかと思ったらそれはリアリティストーンの厳格で、彼らもサノスの力の前には手も足も出ません。
場面が変わって、ひっそりと暮らしているワンダとビジョンの元に別のサノスの部下2人がやってきた、ヴィジョンが持つマインドストーンを奪おうとしてきます。
やられそうになったところにシビルウォーでのアベンジャーズとの内戦以降、姿を消していたキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ファルコンが合流して、どんどんヒーローが集結していきます。
たくさんヒーローが登場して来ることもそうですが、いままでなかった組み合わせのヒーローたちが力を合わせて敵と戦うシチュエーションや、場所や人を変えて常に最高のアクションシーンを見せてくれる今作に興奮しっぱなしです。
世界から隔離されて安心なはずのワカンダで作戦や対策を練っている最中に敵が襲撃してきたことで、宇宙はもちろん、地球のどこにも安全な場所などないことがわかりますし、敵味方の数から大規模な戦闘が行われるのも魅力です。
途中で舞台が代わり、宇宙ではサノスVSアイアンマン、ドクターストレンジ、スパイダーマン、ガーディアンズオブギャラクシーの3人と戦闘が始まり、ここのアクションシーンもとにかくクオリティが高く、この映画、いや、いままでのMCU作品の中でもトップクラスの面白い戦闘が見られます。
特にアイアンマンの活躍がすごくて、流動的な金属で構成されたスーツのおかげで、いままでと同じビームやミサイルを使った遠距離攻撃はもちろん、ソードやシールドなどの武器や、格闘戦の技術も向上していて、相手を捕獲したり、傷を治したりと、明らかにパワーアップしています。
キャプテン・アメリカとの戦い以降、単調な砲撃や殴り合いをするだけではダメだと思ったのか、自分の弱点を克服するために色々と新しい技術を身に付けたのかなと考えると、トニー・スタークのヒーローとしての自覚や覚悟が感じられる良いシーンです。
さらに舞台を移し、ワガンダで戦っていたところにサノスが登場し、地球組VSサノスとの戦いが始まりますが、もちろんここも見どころたっぷりです。
とにかくたくさんの人物が登場し、繋がりのなかった人たちがここで繋がり、それぞれの理由や信念で戦う物語の良さはもちろん、アクションシーンが圧倒的にパワーアップしては迫力があり、文句なしの面白さがある映画でした。