【感想・評価】映画『バトルシップ』宇宙から飛来したエイリアン艦隊との海上バトル!【★3.5】

【感想・評価】映画『バトルシップ』宇宙から飛来したエイリアン艦隊との海上バトル!【★3.5】

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『バトルシップ』の作品情報

監督・脚本監督:ピーター・バーグ
脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
ジャンルアクション、SF
製作年2012年
製作国アメリカ
上映時間2時間10分
補足情報原題:Battleship

『バトルシップ』のあらすじ

2012年、ハワイ沖で世界14ヵ国の海軍将兵2万人が参加する環太平洋合同演習(RIMPAC・リムパック)が開始された。
その合同演習の最中、宇宙から正体不明の5つの物体が地球に降下し、その内の一つが人工衛星との衝突で分解し、破片が世界各地に落下し大規模な災害を巻き起こす。
残りの4つの物体は、演習中のリムパック艦隊近辺に降下。
相手の正体を探るために1隻の戦艦が威嚇射撃を行うが、それを敵対行為とみなしたエイリアン艦隊が、未知の兵器での反撃を開始するーーー。

『バトルシップ』のキャスト

  • テイラー・キッチュ(アレックス・ホッパー)
  • アレクサンダー・スカルスガルド(ストーン・ホッパー)
  • リアーナ(コーラ・レイクス)
  • ブルックリン・デッカー(サマンサ・シェーン)
  • 浅野忠信(ユウジ・ナガタ)
  • リーアム・ニーソン(シェーン提督)
  • ピーター・マクニコル
  • ハミッシュ・リンクレイター
  • アダム・ゴドリー
  • グレゴリー・D・ガドソン
  • グリフ・ファースト
  • ジェシー・プレモンス
  • ジョシュ・ペンス
  • スティーヴン・ビショップ
  • ゲイリー・グラッブス
  • マーカス・ライル・ブラウン
  • ラミ・マレック

『バトルシップ』の感想・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

宇宙から飛来したエイリアン艦隊との海上バトル!


海上で世界14ヵ国による合同演習をやっている際、宇宙から5つのエイリアン艦隊が侵略(不時着?)し、日米で協力してそれを倒す話(雑な説明)。
「バトルシップ」という同名ボードゲームが話のベースで、マンガの『嘘食い』を見たことある人はわかると思いますが、マス目のマップに戦艦を5つ配置して、爆撃して相手の戦艦を全部沈めたら勝ちというあれです。

エイリアン艦隊が飛来するまで30分以上あるのでその間はかなりつまらない。
ちょっと面白かったのは、女に一目ぼれした主人公がその女が食べたがっているチキンブリトー(鶏肉や米をトルティーヤで包んだやつ)を用意するため、コンビニの屋上から壁を突き破って侵入するアホっぷりを見せてくれるところくらいかな。

30分経ったらようやく本格的なSFっぽい映画が始まり、制作費が200億円かかっているだけあってエイリアン側の戦艦も兵器もビジュアルもいいし迫力もあっていい。
特にヨーヨーみたいな巨大兵器が軍事施設や街を破壊して周るシーンはめちゃくちゃカッコ良かった。

ただ、せっかく世界14ヵ国による合同演習をやっているんだから、大規模艦隊による一斉射撃とか、敵側の兵器により次々と艦隊が沈んでいくみたいな演出が見たかった。
予算を抑えたかったのか、敵側が発生させたバリアにより3隻のみがバリア内に取り残され、多くの艦隊が中に侵入して助けることも出来ず通信も妨害されるというおサイフに優しい展開。
やられた戦艦は結局たった2隻だけだったし、ちょっと物足りなく感じた。

主人公に魅力がなかったのも残念、艦長と副艦長がやられたので3番目に地位が高い主人公が指揮を執ることになるけど、無策で巨大なエイリアン戦艦にツッコむ無策っぷり。
挙句の果てには、日本の指揮官(浅野忠信)に指示をお願いするヘタレっぷり。お前にプライドはないんか?

後半では、記念艦として置いてあった70年前の遺物・アイオワ級戦艦「ミズーリ」で戦うところは熱かった。
日本で言う「戦艦大和」が出てくるみたいな感じかな?
ベテラン退役軍人のおじいちゃんたちが駆け付けるところは、映画「アルマゲドン」のあの名シーンを彷彿とさせる。
旧戦艦で戦うのはもちろん良かったんだけど、近代兵器は敵に通用しなかったけど、昔ながらの武器は通用しました!みたいな展開が欲しかった。
例えば、最新のビーム兵器が無効化されたから、質量のある実弾は通用しましたって感じの展開。
最新兵器で勝てなかったのに急に旧兵器を持ち出して圧倒するのは違和感があった。
ツッコんだら負けなのはわかってるがツッコまずにはいられない。

全体を通して人物もストーリーも雑なんだけど、CGや兵器は魅力的な映画でした。

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