うつ病の人に絶対に言ってはいけない禁句・NGワード7選【悪用厳禁】

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悩んでいる人
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うつ病の人に言ってはいけない言葉を知りたい

ただのペンギン
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このような悩みを解決したいと思います!


今回は、うつ病の人に絶対に言ってはいけない禁句・NGワード7選をご紹介します。

この記事は、家族・兄弟姉妹・友達・知り合い・職場の人など身近にうつ病患者がいる人にぜひ読んでもらいたいです。

この記事を読んでもらえれば、少しはうつ病の人への接し方がわかると思います。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 家族や友人など身近な人がうつ病を患っている人
  • うつ病のことを少しでも理解したい人
  • うつ病の人になんて声をかけていいかわからない人

そもそも、なんでうつ病の人が傷つくような言葉を言ってしまうのか?

そもそも、「なんでうつ病の人が傷つくような言葉を言ってしまうのか?」について考えてみました。

  • 「本当に何にも考えていなかった
  • 「自分の不安や心配を解消するため」
  • 「意図的に相手を攻撃するため」

どういう言葉を言ったかにもよりますが、だいたいこんな感じなんだろうなと想像ができます。

ただのペンギン
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次からがこの記事の本題になります!

うつ病の人に絶対に言ってはいけない禁句・NGワード7選

ここからは、本題である『うつ病の人に絶対に言ってはいけない禁句・NGワード7選』を紹介していきます。

  • 禁句・NGワードその①:相手を励ましたり応援したりする言葉
  • 禁句・NGワードその②:うつ病や症状を軽く見るような言葉
  • 禁句・NGワードその③:他人と比べるような言葉
  • 禁句・NGワードその④:人格や生き方を否定するような言葉
  • 禁句・NGワードその⑤:相手の行動を否定するような言葉
  • 禁句・NGワードその⑥:将来のことを聞くような言葉
  • 禁句・NGワードその⑦:体調や病気の治り具合を聞くような言葉

これらについて詳しく解説していきます。

ただのペンギン
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それでは、行きますよっ!

禁句・NGワードその①:相手を励ましたり応援したりする言葉

こんな感じの相手を励ましたり応援したりする言葉はNGです。

  • 「元気出して!」
  • 「ちゃんと頑張りなよ」
  • 「しっかりしなさい!」

うつ病の人は、頑張りたくても頑張れない自分に悩んでいます。

なんで元気が出ないんだろうと悩み、元気を出すためにも何か楽しいことでもやろう!と考えます。

だけどそんな気力は一切なくて、そんな時に励ましや応援の言葉を言われても元気になるわけがありません。

これらの言葉を言われたら一時的には頑張らなきゃとは思うかも知れませんが、それでも頑張ることができない自分に嫌気が差していき、ますます体調が悪化していってしまいます。

ただのペンギン
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本人は嫌味なのか叱咤激励しているつもりなのかはわかりませんが、頑張ることができない人間を励ましたり応援したりするのは、ただ相手を追い詰めるだけです。

禁句・NGワードその②:うつ病や症状を軽く見るような言葉

こんな感じの、「うつ病や症状を軽く見るような言葉」もNGです。

  • 「うつ病は甘えだよ」
  • 「そんなの気の持ちようだよ」
  • 「病気を病気と思わなければいいじゃん」
  • 「意外と元気じゃん」

うつ病は誰でもかかる可能性がある病気で、うつ病になったからと言ってその人が悪いわけではありません。

うつ病になりたくてなった人は誰一人いません。

うつ病患者自身が、一番うつ病だと認めたくないのです。

それなのに、周りからうつ病を軽く見るような発言をされてしまうと、「大したことない病気のはずなのに、なんでいつまでも良くならないんだろう」と余計に自分を責める原因になります。

ただのペンギン
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相手のことを理解する能力がないなら、そっとしておきましょう。

禁句・NGワードその③:他人と比べるような言葉

こんな感じの、「他人と比べるような言葉」もNGです。

  • 「周りのみんなはちゃんと頑張ってる」
  • 「世の中にはもっと苦労している人がいるんだよ」
  • 「世の中にはもっと大変な思いをしている人がいるんだよ」
  • 「〇〇が出世したんだって」
  • 「〇〇が結婚したんだって」
  • 「〇〇に子供が生まれたんだって」

これらの発言は、まるでうつ病の人が何も頑張っていないような言い方です。

きっと、他人と比べるようなことを言って「そうだ、自分も頑張らなきゃ!」という気持ちにさせるのが目的かも知れませんが、まったくの逆効果です。
むしろ、その言葉でどんどん追い詰められてしまいます。

たしかに、他の人からしたら前に進むのが遅いかもしれませんが、うつ病の人は、自分なりのペースで必死に前に進もうと頑張っています。

本人も「同年代の友人や同僚たちから置いてかれているような感覚」があったり、「周りのみんなは頑張っているのに、自分は何しているんだろう」と自分を責めています。

他人と一番比べているのはうつ病患者自身です。

ただのペンギン
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せめて周りの人だけは他人と比べるようなことはしないであげてください。

禁句・NGワードその④:人格や生き方を否定するような言葉

こんな感じの、「人格や生き方を否定するような言葉」もNGです。

  • 「情けないね」
  • 「どうしちゃったの?」
  • 「自分に甘いんじゃない?」
  • 「人に甘え過ぎじゃない?」
  • 「どうしてこうなっちゃったんだろう」
  • 「なんでもっとちゃんと考えなかったの?」
  • 「なんのために学校行ったの?」
  • 「なんで仕事辞めちゃったの?」

これは、実際に僕が仕事を辞めて実家に戻った時に言われた言葉でもあります。

正確には、就職の準備はしていたのですが、口出しをされないようにこっそりと活動していたため何もしていないように思っていたみたいです。

自分自身ですら自分のことを嫌っているのに、さらに身近な人に否定された時の気持ちは、いまでも言葉で表すことができません。

誰も味方がいない状況で、病気と向き合い、いまの自分を受け入れようと頑張っていたつもりでしたが、そんな時に言われた人格や生き方を否定するような言葉が、もっとも心が抉られました。

きっと、うつ病じゃなくても人格や生き方を否定するような言葉ってきついと思うんですけど、

これらの言葉を毎日言い続けられたことによって、自殺未遂を何回もやったことがあります。

うつ病などの精神疾患を患っている人に対し、その人の人格や生き方を否定するような言葉は、人を簡単に殺します。

なので、こういった言葉だけは絶対言わないであげてください。

ただのペンギン
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ちょっと自分語りが多くなってすいません…

禁句・NGワードその⑤:相手の行動を否定するような言葉

こんな感じの、「相手の行動を否定するような言葉」もNGです。

  • 「うつ病でも〇〇はできるんだ(本当は怠けてるだけなんでしょ?)」
  • 「そんなことしてる暇があるなら、他にやるべきことがあるんじゃないの?」

具体的な例を出すと、

  • 何もやる気が起きずにベッドでスマホをいじっている人に対し
    →「うつ病なのにスマホはいじれるんだ?」
    (心の中:何もできないのがうつ病でしょ?だからあなたはうつ病じゃないよ)
  • 体調が良くなって運動している人に対し
    →「運動するくらい元気になったんだ?」
    (心の中:それならもう学校に行ったり仕事に復帰したりできるでしょ?)
  • 趣味を楽しんでいる人に対し
    →「趣味は楽しめるんだ?」
    (心の中:学校や仕事にはいけないのに趣味は楽しめるんだ、随分と都合がいい病気だね)

こんな感じです。

楽しめているかは別として、別にうつ病でもベッドで寝ながらスマホいじるくらいはできますし、調子が良くなっていたら運動や趣味もできます。

せっかく、寝たきりで毎日生きるだけで精いっぱいだった状態から、ほんの少し体調が良くなって、何かを始めてみようという気持ちになったのに、水を差すようにその人の行動を否定するのはうつ病を良くするための機会を奪うことになります。

なにか出来ることから始めてみようかなと思って動き出したのに、それすらも否定されたら、もううつ病の人は何もできなくなってしまいます。

うつ病の回復って、「症状が落ち着いた→学校や仕事に行けるようになる」の順番ではなくて、「症状が落ち着く→日常生活が送れるようになる→学校や仕事に行けるようになる」です。

なので、いつも通り過ごせるようになってきたということは、徐々に回復してきたということなので、そういう時は温かい目で見守ってください。

ただのペンギン
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さすがに、うつ病だからと言って人のお金を盗んだり暴力を振るうような行動は許されないので、そういう行動ならもちろん否定しても大丈夫です。

禁句・NGワードその⑥:将来のことを聞くような言葉

こんな感じの、「将来のことを聞くような言葉」はNGです。

  • 「いつまでそうしてるの?」
  • 「今後どうするの?」
  • 「将来のことちゃんと考えてる?」
  • 「親が死んだらどうするの?」

うつ病の人は、「いまが苦しくて将来のことを考えてる余裕なんてない(なんなら明日のことすら考えてる余裕ない)」し、将来のことを考えなければいけないのは本人が一番わかってます。

頭ではわかってるんだけど、体や気持ちがついてこなくてもうどうしたらいいかわからない…みたいな状態の時に、うつ病を早く治さなければいけないという自分自身や他人が与えてくるプレッシャーに加え、将来のことも考えなければいけないというプレッシャーを与えるような言葉をぶつけるのは、人を殺す可能性がある行為だと自覚した方がいいです。

ただのペンギン
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いま苦しいのに、将来のことを考える余裕なんてないんですよ…

禁句・NGワードその⑦:体調や病気の治り具合を聞くような言葉

こんな感じの、「体調や病気の治り具合を聞くような言葉」はNGです。

  • 「体調はどう?」
  • 「調子良さそう?」
  • 「良くなった?」
  • 「元気になった?」
  • 「いつ治りそう?」「いつ治るの?」
  • 「まだ治らないの?」「もう治った?」

こんなこと聞かれたところで、めっちゃ体調が悪かったとしても、相手に心配させないようにと嘘をついて「まぁまぁ」と答えるしかないです。

調子を聞く側がうつ病に理解があ信頼関係があった上で、基本的には体調や病気の治り具合を聞くのはやめましょう。

ただのペンギン
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あと、関係性によっては「体調はどう?(もう治ったよな?)」というプレッシャーにもなってしまうので注意しましょう。

まとめ:うつ病の人に絶対に言ってはいけない禁句・NGワード7選まとめ

以上が『うつ病の人に絶対に言ってはいけない禁句・NGワード7選』でした!

紹介した言葉は、うつ病の人すべてに当てはまるというわけではありません。
あなたとうつ病の人との関係性や信頼関係にもよりますし、相手の症状や性格によっても変わってきます。

うつ病や精神病持ちの人に対して、その言葉が本当に相手のためを思っての言葉なのか、口に出す前によく考えてみてください。

言葉によってはその人が自殺するまで追い込む可能性があることだけは覚えておいてください。

その人に対する最後の言葉にならないよう、しっかりと向き合ってあげてください。

ただのペンギン
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それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!

この記事のまとめはこんな感じ!
  • 禁句・NGワードその①:相手を励ましたり応援したりする言葉
  • 禁句・NGワードその②:うつ病や症状を軽く見るような言葉
  • 禁句・NGワードその③:他人と比べるような言葉
  • 禁句・NGワードその④:人格や生き方を否定するような言葉
  • 禁句・NGワードその⑤:相手の行動を否定するような言葉
  • 禁句・NGワードその⑥:将来のことを聞くような言葉
  • 禁句・NGワードその⑦:体調や病気の治り具合を聞くような言葉