他人の食べ物を奪う「食い尽くし系」についての考察

他人の食べ物を奪う「食い尽くし系」についての考察

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今日は、『他人の食べ物を奪う「食いつくし系」についての考察』をしていきたいと思います。

正直、食いつくし系に出会ったことがないからほとんど都市伝説だと思っているのですが、自分がその“食い尽くしだった”という可能性も捨てきれません。

なので、自分のことを見つめ直すためにも、食い尽くし系について調べ上げたすべてをここに書き記します。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 食い尽くし系について知りたい人
  • 食い尽くし系の人が身近にいる人
  • 食い尽くし系かも知れない、もしくは食い尽くし系と言われたことがある人

目次(タップして移動)

  1. 食い尽くし系の生態・エピソード
  2. 食い尽くし系の見苦しい言い訳・言い分
  3. 食い尽くし系の原因・心理とは?何かの病気なのか?
  4. 食い尽くし系への対策・対処法
  5. 食い尽くし系の人が覚えておいた方がいいこと
  6. 食い尽くし系の女性はいないのか?という疑問
  7. 食い尽くし系は他人の前ではやらないのか?という疑問
  8. 食い尽くし系の亜種・派生形の話
  9. まとめ:他人の食べ物を奪う「食い尽くし系」についての考察まとめ

食い尽くし系の生態・エピソード

ここでは、『食い尽くし系の実態・エピソード』について調べてみました。

食い尽くし系はこんなことをしてしまうそうです。

食い尽くし系の実態・エピソード
  • 大皿で出された料理をその場の人数を考えずに自分が食べたいだけ食べる
  • 個別に出された料理でも人の料理を奪って食べる
  • 冷蔵庫に入れておいた弁当用や次の食事時用の作り置きストックを勝手に食べる
  • 人からもらったお土産を他の人の分を考えずに全部orほとんど食べる
  • 一口ちょうだいと言って許可なく人の食べ物を奪って食べる
  • 奥さん用に出された病院食を食べる
  • 外・他人の前でも食い尽くし場合もあれば、家庭内・家族の前でのみ食い尽くし場合がある

食い尽くし系の見苦しい言い訳・言い分

ここでは、『食い尽くし系の見苦しい言い訳・言い分』についてまとめました。

その①:相手の食事を奪うときに言いがちなこと

食い尽くし系が相手の食事を奪うときに言いがちなことがこちらです。

相手の食事を奪うときに言いがちなこと
  • 「一口ちょうだい」
  • 「まだ食べるの?食べ過ぎじゃない?」
  • 「いらないなら食べてあげるよ?」
  • 「もうお腹いっぱいじゃない?代わりに食べてあげるよ!」
  • 「ダイエットしてるんじゃないの?」
  • 食べ終わったら人の料理をじっと見て、欲しそうにする。

結論:心配してる感じを装ったり、食べることに罪悪感を植え付けたり、相手がもう食べないと決めつけて人の食べ物を奪おうとしてくる(そのことに反省も謝罪もしない)。

その②:相手の食事を奪った後に言いがちな見苦しい言い訳

食い尽くし系が相手の食事を奪った後に言いがちな見苦しい言い訳がこちらです。

相手の食事を奪った後に言いがちな見苦しい言い訳
  • 「まだ食べるつもりだったの?」
  • 「食べ終わったと思ってた」
  • 「残したらもったいないと思って食べた」
  • 「冷めるともったいないと思って食べた」
  • 「腐ったらもったないから食べた」
  • 「賞味期限が来る前に食べた」
  • 「大人なんだから自分が一番食べる」
  • 「冷蔵庫にあったから食べていいと思った」

結論:「もったいない精神」を盾にしたり、相手が何も言っていないのに自己判断で相手がもうこれ以上食べないと決めつけている(そのことに反省も謝罪もしない)。

その③:相手の食事を奪った後に言いがちな責める言葉

食い尽くし系が相手の食事を奪った後に言いがちな責める言葉がこちらです。

相手の食事を奪った後に相手を責める言葉
  • 「ケチだよね」
  • 「食い意地はってない?」
  • 「それくらいで大げさだよ」
  • 「ちょっともらっただけじゃん」
  • 「自分は食べられても気にしない」
  • 「家族なんだからそれくらいいいじゃん」
  • 「そんなに怒ること?怒り過ぎじゃない?」

結論:人の食べ物を奪った自分が悪いのに、食べられて怒っている方が器が小さいみたいな雰囲気にしてくる(そのことに反省も謝罪もしない)。

食い尽くし系の原因・心理とは?何かの病気なのか?

ここでは、『食い尽くし系の原因・心理とは?何かの病気なのか?』について考えていきます。

発達障害①:ADHDによる衝動性

発達障害の一つであるADHD(注意欠如・多動症)の症状の一つに、“衝動性”というものがあり、食事の際に出やすい衝動性をざっくり説明すると、満腹だとしても「ご飯が食べたい!」という欲求が抑えられないというものです。

もしくは、食べ物が他人の物であったり、晩御飯用の作り置きだったり、そのことがわかっていたとしても衝動性が抑えられず食べてしまうことがあります。

これから説明する発達障害の一つアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と併発している可能性もあります。

発達障害②:アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)による想像力・共感性の欠如

発達障害の一つであるアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)の症状の一つに、“想像力・共感性の欠如”というものがあります。

ざっくり説明すると、「相手の立場になって物事を考えることができない」「冗談や皮肉が理解できない」「暗黙のルールがわからない」などです。

この症状を食い尽くし系に当てはめてみると、

  • 目の前に出された大皿料理を自分一人でほとんど食べることの何がダメなのかがわからない
  • 他の人の食べ物を奪うことで、相手がどういう気持ちになるのかがわからない。
  • 食べ物の個数や量をその場にいる人数で割って一人当たりの食べる量を考えることが出来ない

などです。

一般的にはお腹が空いてなんかを食べたいとなった場合、お腹が空く→目の前に食べ物がある→(食べていいのかを考える・食べていいか許可をもらう)→実際に食べるという流れになります。

しかし、アスペルガー症候群の場合は食べていいのかを考えたり、食べていいか許可をもらうという考えがないため、何も言わずに黙ってそこにある食べ物を食べてしまいます。

もう少し詳しく説明すると、冷蔵庫のタッパーに入った料理を食べたい場合、それが前日の晩御飯で出てきた料理なら昨日の残り物だとわかり、それが自由に食べていい物なのか、もしくはその日のお弁当用に取っておいたものなのかを想像し、作った人に食べていいのか許可を取ります。

もしくは、それが初めて見る料理なら、お弁当用なのか、もしくは晩御飯用の作り置きなのかなど想像でき、基本的には手を付けてはいけず、食べたいのであればこれも作った人に許可を取ります。

しかし、こういった想像ができないため、何も言わずに勝手に食べてしまいます。

他の家族が人からもらったお土産を「食べていいよ」と言われた場合、一般的には数や量を計算して自分の取り分のみを食べると思いますが、「(好きなだけ)食べていいよ」と勝手に解釈し、自分が満足するまで食べるということもあります。

先ほど説明した発達障害の一つADHD(注意欠如・多動症)と併発している可能性もあります。

家庭環境①:一人っ子

一人っ子で家族から「遠慮せずに食べなさい」と言われたり、親から食事を分けてもらっていたことにより、“食卓の食事はすべて自分権限がある”みたいな環境で育った可能性もあります。

「自分は人から食べ物をもらえる立場」であり「自分は人に食べ物を与える立場」でもなかったことから、食べ物を独占する感覚が染みついたまま大人になってしまったのかも知れません。

もちろん、一人っ子だから食い尽くし系になるとは限りません

家庭環境②:兄弟が多くてご飯を奪い合う環境で育った

兄弟が多くて「食べたい物があったら早い者勝ち」という環境で育ったことが、人の食べ物を奪うことに繋がった可能性があります。

家庭内や家族の前では食い尽くしになるが、外や他人の前では食い尽くさない人の場合は、家庭内でのみ適応されるルールなのかも知れません。

その他:新たな障害か何か

お金があって盗む必要はないのに、万引きを繰り返してしまう窃盗症(クレプトマニア)という精神疾患が存在します。

お腹がいっぱいでご飯を食べる必要がないのに、人の食べ物を奪うというのは少しこの病気に似ています。

もしかしたら、まだ病名がついていないだけで、“お腹が満たされていたとしても人の食べ物を奪うことを繰り返してしまう”何かがの精神疾患なののかも知れません。

食い尽くし系への対策・対処法

ここでは、『食い尽くし系への対策・対処法』について考えていきます。

食事の量が足りているかどうか確認する

さんざん食い尽くし系を非難してきましたが、そもそもの食事の量が足りていない場合も考えられます。

食事の量が足りないから人の食事を奪ってもいいと言うわけではないですが、作る側の女性の食事量に合わせて作ったため、そもそも食事が足りてなかったという例もみたことがあります。

なので、そもそも食事量が足りてないのか話し合いで確認する必要があります。

  • 食事を奪う理由が「食事(カロリー)が足りていない」「食欲が満たされない」からなのかを本人に聞く
  • 身長・年齢から適正体重を調べ、実際の体重との差を確かめる。
    →明らかに適正体重を上回っていて、それでも人の食べ物を奪うまで食べるようであれば食べ過ぎ
    →明らかに適正体重を下回っていて、常に空腹であれば摂取カロリーが足りていない可能性あり。
  • お肉なら1回でどれくらい食べたら満足なのかなど、1回の食事量の目安を確認する。
する側の負担

・ただの話し合いなのに、逆ギレされて怒られる可能性がある。

全部の食事を小皿にするか、食いつくし系だけ個別の皿にする

全部の食事を小皿にするか、食いつくし系だけ個別の皿にすることも対策の一つです。

ただし、この方法をやっても人の食事を奪う可能性があるので、根気よく人の物を奪ってはいけないと教える必要があります。

する側の負担

・小皿で分けて出すという手間が発生し、さらに洗い物も増える(食洗器導入の検討)。

・食い尽くし系の人の分だけ小皿で出して「仲間外れみたい」と言われたら、「あなたが人の食べ物まで食べるからこうするしかないんでしょ」で反撃する。

大皿で出すときは「一人何個まで」など量を決める

大皿で出すときは「一人何個まで」や「(4人家族なら)4等分して自分の食べる分を考えて」など言葉にして食べる量を決めるのも対策の一つです。

する側の負担

・急に言わなくなると「好きなだけ食べていいんだ」と勘違いする可能性があるので、ずっと言い続ける必要がある。

・もしくは、言わなくなるタイミングで「もう一人何個っていちいち言わないけど、個数と人数を見て自分がどれくらい食べていいか考えて」と言う必要があるかも知れない。

買い置き・作り置きはしない

食べるものがあるから食べられてしまうと言うことで、買い置き・作り置きはしないのも対策の一つです。

ただし、これはする側がめちゃくちゃ大変です…。

する側の負担

・買い置き・作り置きが出来ないので、その日その日に買い物に行って作らなければいけないので負担が大きい。

・作り置きするのであれば、完成品を保存するのではなく、下味や下処理のみをした状態で保存すると食べられない。

スマホで隠し撮りして意地汚い姿を見せる

自分がどれだけ意地汚いことをしているかを客観視することができていないのも問題だと思うので、スマホで隠し撮りをしてその醜い姿を客観的に認識させるのも対策の一つです。

する側の負担

・隠し撮りに対して「家族なのにそんなことするのはおかしい!」とか「卑怯なことをするな!」など逆切れして来る可能性あり。

タッパーに付箋などを貼る

タッパーに「〇〇の分、食べたらダメ!」や「お弁当用だから食べないで!」など書いた付箋を貼るのも対策の一つです。

する側の負担

・全部のタッパーに付箋を貼る必要があるため手間が掛かる。

・付箋を貼り忘れたり、偶然剥がれたら食べられる可能性がある。

冷蔵庫や棚に食い尽くし系専用コーナーを作る

冷蔵庫や棚に食い尽くし系専用コーナーを作ることで、「このボックスに入っている物は食べてもいい」逆に言えば「このボックスに入ってない食べ物は絶対に食べてはいけない」としつけるのも対策の一つです。

言い方は悪いですが、袋が開いていていつでも食べられる状態のドッグフードを無制限に食べるワンちゃんに、入れ物に出された食べ物以外は絶対に食べてはいけないとしつけるように教えないといけないと思います。

する側の負担

・「人間扱いされていない!」と逆ギレしてくる可能性がある。

決められたルールを破ったら小遣いで補填させたり罰則ルールを作る

どんなルールを作っても、「(本当は気付いてたけど)気付かずに食べた」とか「うっかり忘れてた」など、いくらでも言い訳をしてくる可能性があるので、実害を小遣い補填させたりと罰則ルールを作るのも対策の一つです。

「うっかり忘れて勝手に食べてもいいけど、その代わりにそれ相応の罰がある」と覚えるまで無限に意識に刷り込む必要があります。

する側の負担

・逆に言えば、小遣いで補填さえすれば自分はいくらでもルールを破っても良いということになるため、複数回ルールを破ったらより厳しいルールにする必要がある。

精神科・心療内科で発達障害が確かめてもらう

食い尽くし系の原因として、ADHD(注意欠如・多動症)かアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)のどちらか、もしくは両方の発達障害の可能性があります。

なので、精神科・心療内科で発達障害がどうか確かめてもらうのも方法の一つです。

ADHDなら症状に程度によっては症状を抑える薬がもらえますし、アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)は薬はないですが、医者が診断という事実が得られるので、そこから障害に対しての向き合い方がスムーズにできるかと思います。

ここで問題なのは、「自分は発達障害じゃなかった!だから問題ない!」と変な方向で自信を付けることです。

発達障害と診断されなくてもグレーゾーンは存在しており、発達障害とまではいかなくてもその傾向があり、それにより周りが迷惑(今回は食い尽くし系として)掛かっているのであれば、振る舞いを見直してもらう必要があります。

する側の負担

・精神科・心療内科に行くのはハードルが高いため、連れて行くのが大変。

食い尽くし系の人が覚えておいた方がいいこと

ここでは、『食い尽くし系の人が覚えておいた方がいいこと』についてまとめました。

自分が「食い尽くし系かもしれないと思っている人」や「食い尽くし系と言われたことがある人」はぜひ読んでみてください。

もし発達障害・アスペルガー症候群が原因だとしたらパターンとして覚える

アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)と診断された人、もしくはその傾向がある人は、「この場合は食べたらダメ」「こういうときは相手に確認する」という複数のパターンを覚える必要があります。

同じ発達障害のADHDが原因なら薬で症状を抑えられる可能性がありますが、アスペルガー症候群にに有効な薬はありませんい。

もし、一人ずつ小皿に乗った料理は食べてはいけないとわかっているけど、大皿なら好きなだけ食べてもいいと解釈してしまっている場合は、大皿で出されたとしても好きなだけ食べてはいけないtお覚える必要があります。

「人の食べ物を奪ってはいけない」という基本的なことはもちろん、一人ずつ小皿に乗った料理も奪ってはいけない、大皿で出された場合は個数なら人数分で割る、個数じゃない場合は人数分で割って1人あたりの量を判断する。など個別にパターンとして覚えなければいけません。

気になる人は精神科・心療内科で発達障害の診断をしてもらう、診断されなくてもいわゆる発達障害グレーゾーンの可能性もあるので、診断されてないから自分は発達障害じゃない!悪くない!みたいに思わずに対処法を学ぶのが大事になってきます。

人の食事は絶対に奪わない

「人の食事は絶対に奪わない」「自分に出されたものしか食べない」ということは意識しておく必要があります。

個別で食事が出された場合相手が食べるペースが遅かったとしても手も口も出してはいけません

ちなみに、食卓に並んだ料理だけではなく、他の人が買ってきたお菓子や、もらってきたお土産に手を出すのもNGです。

人の食事にゴチャゴチャ言わない

食い尽くし系の人の食べ物を奪うために「いらないなら食べてあげるよ?」「まだ食べるの?お腹いっぱいじゃない?」など、その食事が自分に回ってくるようにゴチャゴチャ言うことがあります。

「人の食事をぜったに奪わない」はもちろんですが、人の食事にゴチャゴチャ口を出すのもやめましょう

大皿で出された料理は個数・量を人数分で割る

大皿で出された料理は「好きな人が好きなだけ食べていいよ!」の合図ではありません

ギョウザが20個で4人家族の場合、基本的には一人5個計算。

冷蔵庫の物はすべて食べていいと勘違いしない

特にあなたが料理を作る担当ではない場合冷蔵庫の物はすべて食べていいと勘違いしないようにしましょう。

冷蔵庫に料理がある場合は、お弁当のための作り置きだったり、その日や次の日のどこかで出す用の作り置き料理の可能性があります。

自分への食事として出されたもののみ食べることを基本に、冷蔵庫の物を食べたい時には管理者(料理を作る人や在庫管理する人)の許可を得ること、許可が下りなかった場合はすぐに諦める、ごちゃごちゃ言わない、何度も許可を求めないことが大事です。

自分がもらったお土産は自分一人のものだけじゃない

「あなただけ食べてください」とお土産を渡されたら一人で食べてもいいと思いますが、もしあなたに家族がいると相手側が知っている場合は、暗黙の了解で「家族で一緒に食べてください」という意味なので、家族で分けてください。

「自分がもらったんだから自分が多く食べる権利がある」ということではなく、均等に分けることを意識しましょう。

あなたのせいで小皿が増えた場合は洗い物担当or食洗器を買う

あなたの食い尽くしが原因で小皿に分けてもらっている場合小皿に分ける手間と洗う手間が発生するので、その分食器洗いはあなたが担当するか、食洗器を買う方がいいと思います。。

その際、「食器を洗ってやってるんだから、小皿に取り分けるくらいやってくれてもいいだろ!」と思ったら家庭内の空気は最悪になるので気をつけましょう

小皿に分けるのはあなたの食い尽くしが原因で、周りの人の食事を守るためです。

食い尽くし系の女性はいないのか?という疑問

ここでは、『食い尽くし系の妻や女性はいないのか?という疑問』について考えていきます。

食い尽くし系の原因が発達障害(アスペルガー症候群)によるものだった場合

もし、食い尽くし系の原因が発達障害の一つであるアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)による、“共感性の欠如”が原因だと仮定します。

そうすると、アスペルガー症候群の男女比は男4:女1と言われているので、単純に男性の方が母数が多い分、男性の食い尽くし系が目立つことになります。

ちなみに、もう一つの食い尽くしの原因である発達障害のADHD(注意欠如・多動症)は、男女割合は1:1と言われています。

女性は子供の頃から少食であることを求められる

僕は男性で完全に肌感覚や想像の話ですが、周りの大人や人間から男性はたくさん食べることを推奨され、女性はたくさん食べることを否定されがちなイメージがあります。

たくさん食べる男性はたくましくて男らしい、一方で、たくさん食べる女性はしたない、女っぽくないのような感じです。

これにより、男性は食欲を抑えることを子供の頃から学ぶ機会が少なく女性は食欲を抑えることを子供の頃から矯正のような形で学ぶ機会が多かったため、女性の食い尽くし系が少ない理由の一つだと思います。

女性の方が痩せることを意識する

男性は「痩せたい」よりも「筋肉をつけて男らしくなりたい」と思っている人が多いイメージで、女性は「筋肉をつけたい」よりも「痩せて綺麗になりたい」と思っている人が多いイメージです。

男性は筋肉をつけるために必然的に食べることが多くなり女性は痩せて綺麗になるために食事を抑える傾向にあるので、女性の方が食べ過ぎないことを意識することが多いんだと思います。

女性の方が見た目・美容の意識が強い

先ほどの「痩せることを意識する」と少し内容は被りますが、見た目や美容に関しての意識は圧倒的に女性の方が強い傾向にあります。

なので、食べ過ぎにより体重の増加を気にしたり、栄養バランスの乱れにより肌荒れなどを気にするのは男性よりも女性の方が多いため、自然と食事を抑えることに意識が向きがちなのかなと思います。

女性の方が料理を作ることが多い

あくまで想像ですが、共働きの世の中でも家庭では女性の方が料理を作ることが多いと思います。

そうすると、料理を作るにはどれくらいの労力が掛かることがわかるのでて食べる際に料理のありがたみがわかったり、人のために食事を作る献身性のようなものがあったり、誰がどれくらい食べるのかを常に考えているため食事配分を意識することが多いです。

一方、料理を作らず食べるだけの人は、料理を作らないのでその料理を作る苦労がまったくわからないので何も考えずに食べたり食べることしか考えてないので献身性のようなものがなかったり誰がどれくらい食べるのかを考えていないため食事配分がわからないです。

この料理を作っているかどうかの差も大きいのかなと思います。

食い尽くし系は他人の前ではやらないのか?という疑問

ここでは『食い尽くし系は外・他人の前ではやらないのか?という疑問』という話をしていきます。

食い尽くし系のエピソードやエッセイを見ていると、家族内の話がほとんどで外で同じようなことをするのかがわかっていません。

なので、ここからは想像で話していきます。

食い尽くし系が他人の前ではやらない場合

食い尽くし系が他人の前ではやらない場合、このような理由が考えられます。

食い尽くし系が他人の前ではやらない場合
  • 人の食べ物を食べたらダメだと理解している。
  • 以前に外でやって注意されたことがあって、ダメなことだと学習しているからやらない。
  • 実際は外・他人の前ではやっていて、嫌われていたり、食事に誘われる機会が少なくなっている。

食い尽くし系が他人の前ではやらないのに家族にはやる場合

食い尽くし系が他人の前ではやらないのに家族にはやる場合、このような理由が考えられます。

食い尽くし系が他人の前ではやらないのに家族にはやる場合
  • 外・他人の食べ物は食べたらダメだとはわかってはいるけど、家族だったり自分より下の存在だとそのルールは適応外。

人前ではオナラしないけど家族がいる家の中ではオナラをするみたいに、自分の中で外(他者)でのルールと、内(家族・友人など)でのルールが違うということはよくあると思います。

ただ、外ではやらないのに家族に注意されても同じことをし続ける場合本当は我慢ができるのに家族内では自分に都合の良いルールを作り上げていることから、家族を下に見ているため食べ物を奪ってもいいと判断しているのだと思います。

食い尽くし系の亜種・派生形の話

ここでは、『食い尽くし系の亜種・派生形の話』をしていきます。

食い“尽くし”と聞くと、どうも「大食い」とか「料理をほとんど食べる」みたいなイメージがありますが、食い尽くしの根本の問題は「他人の食べ物を奪うこと」です。

なので、“こういうパターンも食い尽くし系とほとんど変わらないよ”という例を示すことで、自他ともに食い尽くし系だと認識させ、注意・自制するきっかけになれば良いなと思います。

「一口ちょうだい」系

一口ちょうだい系、「一口なら食べてももらっても問題ない」「それを言われて相手がどう思うか想像できていない」ことから、食い尽くし系の亜種の可能性があります。

一口ちょうだいと言われた人が「嫌だ、食べたいなら自分用に頼んで」と断ったとき、「そうだよね、ごめん」と反省できるなら食い尽くし系の亜種ではないと思います。

ただ、断られたときに「ケチだね」「ちょっとくらい良いじゃん」などの相手を攻撃するようなことを言ってきたら食い尽くし系の亜種だと自分は判断します。

「なんでも分けろ」系

例えば、子供が友達からもらった旅行の土産を「家族なんだから分けろ」みたいに言ってくる親や、人の食べ物を奪っているので食い尽くし系の亜種だと思います。

親ではなく恋人が同じことをしてくることも考えられます。

やたらと食べ物をシェアしてくる人も食い尽くし系の亜種の可能性があります。

複数人でランチに行って、色々な味を食べたいからみんなでシェアすることはあると思います。

ただ、自分のを勝手に分けたり強引に渡してきた上で「自分が渡したんだからあなたも分けてくれるよね?」ってスタンスであれば、食い尽くしの亜種だと考えられます。

まとめ:他人の食べ物を奪う「食い尽くし系」についての考察まとめ

以上が、『他人の食べ物を奪う「食い尽くし系」についての考察』でした。

食い尽くす側、食い尽くされる側の両方に役立つことをたくさん書いてきたので、何かしらの力になれていたら嬉しいです。

ただのペンギン
ただのペンギン

それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!

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