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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ジェームズ・ガン 脚本: ジェームズ・ガン /ニコール・パールマン |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2014年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間1分 |
補足情報 | 原題:Guardians of the Galaxy |
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ
幼いピーター・ジェイソン・クイル(クリス・プラット)は、母親を亡くしたその日にヨンドゥ率いる宇宙海賊「ラヴェンジャーズ」に地球から拉致され、そのまま育てられた後、“スター・ロード”と名乗りトレジャーハンターとして銀河中を飛び回っていた。
そんなある日、いつものようにお宝探しのために遺跡を探索していたところ謎の丸い物体(オーブ)を見つけ、同じくそれを狙っていたテロリスト・ロナンの部下たちに襲われながらもなんとか逃げることに成功する。
しかし、その物体はヨンドゥが取引のために狙っていた品物で、「仲間からは盗まない」という掟を破ったピーターはヨンドゥから懸賞金を掛けられ、一方で、ロナンはオーブを強奪するために最強の暗殺者・ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を派遣するーーー。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャスト
- クリス・プラット(ピーター・ジェイソン・クイル/スター・ロード)
- ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)
- デイヴ・バウティスタ(ドラックス)
- ヴィン・ディーゼル(グルート)
- ブラッドリー・クーパー(ロケット)
- リー・ペイス(ロナン・ジ・アキューザー)
- マイケル・ルーカー(ヨンドゥ・ウドンタ)
- カレン・ギラン(ネビュラ)
- ジャイモン・フンスー(コラス・ザ・パーサー)
- ジョン・C・ライリー(ローマン・デイ)
- グレン・クローズ(イラニ・ラエル)
- ベニチオ・デル・トロ(タニリーア・ティヴァン)
- ローラ・ハドック(メレディス・クイル)
- ショーン・ガン(クラグリン・オブフォンテリ)
- ピーター・セラフィノウィッツ(ガーサン・サアル)
- クリストファー・フェアバンク(ブローカー)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の感想・ネタバレ

宇宙消滅の危機を防ぐためにはみ出し者5人がヒーローチームを結成する!
MCU10作品目で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズとしては1作目、はみ出し者で見た目も性格もクセある5人が集まり、宇宙消滅の危機を防ぐために奮闘する話。
主人公のピーター・ジェイソン・クイル(別名:スター・ロード)は、子供の頃に異世界の住人に拉致されてそのまま育てられた後、トレジャーハンターとして銀河を飛び回る冒険野郎。
冒頭の荒れ地を歩くシーン、陰鬱なBGMにピーターの見た目や雰囲気も相まって、何かシリアスで荘厳な物語が始まると思いきや、遺跡を見つけた後にイヤホンを耳に付け、ポップなBGMをカセットテープから流しながら陽気に踊る姿に一瞬で心奪われます。
この時点で今までのMCU作品とは明らかに雰囲気が違っていて、主人公は今までのようにわかりやすく見た目やキャラでヒーローっぽさや凄みが感じられるわけでもなく、良くも悪くもただのアウトローみたいな印象でしたが、その後に自分がゲットしたお宝を奪いに来た敵から逃げるシーンで一気にカッコよさが出てきて、ギャップを楽しませてくれます。
その後に仲間(?)になるキャラがどれも個性的で、人間の言葉を話すアライグマ・ロケット、木のヒューマノイドで「アイ アム グルート」しか喋れないグルート、緑色の肌と赤と紫の髪が特徴でサノスに両親を殺されそのまま暗殺者として育てられたガモーラ、高い身長と屈強な肉体を持ち刑務所で最も恐れられてた囚人でロナンに妻と娘を殺された過去があるドラックスという、見た目も性格も経歴も目的も異なるが利害だけは一致している5人が協力する様子は、まさに宇宙版アベンジャーズといった感じです。
キャラクターの個性や掛け合いが魅力的で、宇宙を舞台にした本格的なSF作品なので物語の壮大さや世界観が面白く、アクションシーンもSFならではといった感じでこれまでのMCUヒーロー映画とは違った独特な魅力があり、全体的にユーモアがたっぷりあってそれも良く、かと思えばホロリとなってしまうような感動もあって、様々な良さが詰まった作品だなと感じます。
ボスであるスーパーヴィランのサノスが本格的に話が加わってきたり、重要なアイテムがまた登場したりと、MCU映画の物語の広がりを感じる作品でもありました。