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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の作品情報
監督 | ジェームズ・ガン |
脚本 | ジェームズ・ガン |
ジャンル | アクション、アドベンチャー・冒険、SF |
製作年 | 2023年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間33分 |
原題 | Guardians of the Galaxy Vol. 3 |
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のあらすじ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちは、惑星ノーウェアーを買い取り復興作業を行っていた。
そんなある日、謎の男アダム・ウォーロックによる激しい襲撃を受けなんとか追い返すことに成功するも、ロケットが瀕死の状態になってしまう。
すぐに医療パックで治そうとするが、なぜか激しく苦しみ出すロケット。
ネビュラが急いで調べてみると、実験によって作られたロケットの体内には、技術が盗まれないよう体を調べると爆発する“キル・スイッチ”が仕掛けられていた。
それを無効にするパスキーが実験元に保管してあると踏んだガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちは、大切な仲間を救うためオルゴ・コープ社へと乗り込むのだが・・・。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のキャスト
- クリス・プラット(ピーター・クイル/スター・ロード)
- ブラッドリー・クーパー(ロケット)
- ヴィン・ディーゼル(グルート)
- ポム・クレメンティエフ(マンティス)
- ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)
- デイヴ・バウティスタ(ドラックス)
- カレン・ギラン(ネビュラ)
- ショーン・ガン(クラグリン・オブフォンテリ)
- チュクーディ・イウジ(ハイ・エボリューショナリー)
- ウィル・ポールター(アダム・ウォーロック)
- エリザベス・デビッキ(アイーシャ)
- マリア・バカローヴァ(コスモ)
- シルヴェスター・スタローン(スタカー・オゴルド)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の感想・ネタバレ

ロケットの過去を描いた物語
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの3作目で、今まで明らかにされていなかったロケットの過去を描いた物語。
前作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』のほのぼのとした雰囲気とは打って変わって、序盤から謎の男による襲撃を受ける激しい展開。
そして、ロケットが死ぬ間際の重傷を負ってしまったことも悲しいですが、技術盗難防止に体内に爆弾まで仕掛けられているということが判明します。
ロケットは強がりな性格ですし悲しい過去ということもあってか、いままでの人生について語ることは多くなく、何かしらの実験で作られたくらいしか情報がありませんでした。
ロケットの走馬灯のように彼の過去が明らかになりますが、両手を機械にされたカワウソ、足を車輪に変えられたセイウチ、口を塞がれクモのような下半身に改造されたウサギなど、動物へのひどい実験の様子も見られます。
一見ロケットはどこに何をされたのかはわかりづらいですが、脳をいじられて知能を発達させられたようで、とても賢く頭が回り、機械の扱いにも長けてるロケットの長所がこういう風に生まれたんだと思うとなんとも重たくつらい話です。
仲間を助けるために実験元であるオルゴ・コープ社に乗り込もうとしますが、途中でネビュラが助けを求めたラベンジャーズが現れガモーラが合流します。
エンドゲーム以降どこにいたかわからなかったガモーラですが、ここにいたんですね。
見た目以外のラベンジャーズの詳細はわかりませんでしたが、ドクター・ストレンジやウォンのように円を描いて空間移動する生き物もいたり、他の作品でも見たことがない造形のキャラもいたりと、様々な種族がいるみたいでカッコいいです。
オルゴ・コープ社は動物実験を行っていたこともあって、そこでも様々な見た目の生き物・種族を見かけることが多くて、やっぱり宇宙を題材にしたこのシリーズならではの魅力があります。
後半のガーディアンズ・オブ・ギャラクシー総出のアクションシーンは音楽もカメラワークもテンポもノリノリで、狭い空間で爆発などの派手な演出はないのにすごい満足感があります。
ロケットの暗い過去の話はシリアスで感傷的で、相変わらずたっぷりのコメディが楽しめて、アクションは純粋な格闘戦や銃撃戦も楽しめるけどどこかユーモアな演出もあって、シリーズの完結編として素晴らしい映画でした。