この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
目次 (クリックで飛ぶ) 閉じる
『アイアンマン2』の作品情報
| 監督・脚本 | 監督：ジョン・ファブロー 脚本：ジャスティン・セロー |
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2010年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 2時間4分 |
| 補足情報 | 原題：Iron Man 2 |
『アイアンマン2』のあらすじ
天才発明家トニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr）が自身が「アイアンマン」であると世間に公表した半年後、世界平和のために各地で起こる紛争に介入し続けていた。
しかしある日、アメリカ政府はアイアンマンスーツを兵器と位置づけ、政府に引き渡すよう要求してくる。
さらに、モナコでカーレース中のトニーの前に彼に恨みを抱く謎の男“イワン・ヴァンコ”が現れ、身にまとったパワードスーツで襲撃してくる。
そんな困難が続く中、トニーの胸に埋め込んだ“アーク・リアクター”が確実に彼の体を蝕んでいき・・・。
『アイアンマン2』のキャスト
- ロバート・ダウニー・Jr（トニー・スターク／アイアンマン）
- グウィネス・パルトロー（ペッパー・ポッツ）
- ドン・チードル（ジェームズ・“ローディ”・ローズ／ウォーマシン）
- スカーレット・ヨハンソン（ブラック・ウィドウ）
- サム・ロックウェル（ジャスティン・ハマー）
- ミッキー・ローク（イワン・ヴァンコ／ウィップラッシュ）
- サミュエル・L・ジャクソン（ニック・フューリー）
- クラーク・グレッグ（フィル・コールソン）
- ジョン・スラッテリー（トニーの父：ハワード・スターク）
- ジョン・ファブロー（ハロルド・“ハッピー”・ホーガン）
- レスリー・ビブ（クリスティン・エヴァーハート）
- ギャリー・シャンドリング（スターン議員）
『アイアンマン2』の感想・ネタバレ
MCUシリーズ3作目で映画『アイアンマン』シリーズでは第2作目。
前回からカッコよさを増したアイアンマンのパワードスーツ、序盤のアイアンマンを軍に渡せというやり取りやアークリアクターの副作用の話、後半のウォーマシンとのバトル・共闘、パワードスーツ型の無人ドローン兵器との戦いは迫力があって良かったし、アベンジャーズ結成まで着々と話が進んでいる感じや、魅力的な新キャラクターの登場、トニー・スタークの父ハワード・スタークも話に絡んできたりと良い部分は多かったけど、話の合間合間でかなり退屈な時間が続いたりと、全体を通してみるとテンポが悪く、前作が良すぎただけに今作はいまいちだった気もする。
S.H.I.E.L.D.の一員で今作が初登場のブラック・ウィドウは戦闘シーンが少なかったもののカッコよさは存分に味わえたし、ローディ役が交代したのは残念だけど、ドン・チードルの軍人らしく規律に従う真面目な性格が、自由人で破天荒なトニー・スタークとの対比が出ていて良かった。
敵役のイワン・ヴァンコは、一応物理学者の父を持ち自身も物理学者という設定があったものの、それらしい描写が特に描かれなかったのにアイアンマンに匹敵するパワードスーツを作ってしまったせいで、彼の技術の高さが伝わるよりもトニー・スタークが若干小物っぽく見えてしまったのは残念。
あと、見た目がシュワちゃんとかドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムあたりと肉弾戦をやるような見た目なのに電気ムチという武器が地味なのと、終盤で再登場したにもかかわらず結局電気ムチでビリビリ～からのなんやかんやでアイアンマン側が逆転！という展開が初登場とやってること一緒だったので、展開を変えるとかベタだけどもっと見た目の屈強さにふさわしい肉弾戦メインの戦いが見たかったかな。
ジャスティン・ハマーがとても魅力的なキャラだったおかげで、噛ませに使われるという展開がいい感じになると思いきや、噛ませに使ったイワンがそれほど活躍できなかったのでそこはもったいなかった気がする。
アベンジャーズシリーズとして大事な1作ではあると思うけど、もしこれがただの映画『アイアンマン』シリーズの続編として観るのであれば面白さも評価もあまり高くなく、とりあえずアベンジャーズ結成までの繋ぎのような立ち位置に思えました。
