この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
目次 (クリックで飛ぶ) 閉じる
『アイアンマン3』の作品情報
監督・脚本 | 監督:シェーン・ブラック 脚本:シェーン・ブラック/ドリュー・ピアース |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2013年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間11分 |
補足情報 | 原題:Iron Man 3 |
『アイアンマン3』のあらすじ
ニューヨークでのアベンジャーズVSロキ率いるチタウリ軍との戦いから7ヶ月後ーーー。
アイアンマンであるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、戦いの後遺症からかPTSDやパニック障害などの精神障害を患い、数十ものアイアンマンスーツを作ったり、どこに行くにもスーツを持っていったりと、“スーツ依存症”のような状態に陥っていた。
その頃アメリカ国内では、マンダリン率いるテロ組織「テン・リングス”」による爆破テロが深刻な社会問題となっていて、そのテロにトニーの親友のハッピーも巻き込まれ重傷を負ってしまう。
そのことに怒りを隠せないトニーはマスコミを通じてマンダリンを挑発、住所も晒したことでテロリストのヘリが襲撃してきてなんとか逃げ出すことに成功したものの、何千キロも離れたテネシー州に不時着したところでスーツが故障してしまう・・・。
『アイアンマン3』のキャスト
- ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン/トニー・スターク)
- グウィネス・パルトロー(ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ)
- ドン・チードル(元ウォーマシン:アイアン・パトリオット)
- ガイ・ピアース(アルドリッチ・キリアン)
- レベッカ・ホール(マヤ・ハンセン)
- ステファニー・ショスタク(エレン・ブラント)
- ジェームズ・バッジ・デール(エリック・サヴィン)
- ジョン・ファブロー
- ベン・キングズレー(マンダリン)
- ウィリアム・サドラー(マシュー・エリス)
- ミゲル・フェラー(ロドリゲス)
- タイ・シンプキンス(ハーレー・キーナー)
- ポール・ベタニー(J.A.R.V.I.S.)
- マーク・ラファロ(ブルース・バナー)
『アイアンマン3』の感想・ネタバレ

『アイアンマンシリーズ』三部作の完結編
MCUシリーズ7作品目、『アイアンマンシリーズ』の第3作品目でシリーズの完結編でもある今作は、ニューヨークでのアベンジャーズVSロキ率いるチタウリ軍との戦いから7ヶ月後の世界。
自信家で怖いもの知らずのイメージだったトニー・スタークが、生命の危機や未知の生物との激しい戦闘を経てパニック発作やPTSDを抱えるようになってしまい、その苦悩や自信を取り戻すまでを描いているので彼の人間的な側面を見れたのが新鮮で良かったです。
たくさんのアイアンマンスーツを作っていたり、それらを無人ドローンのように操作できるようにしていたり、遠隔でパーツを呼び寄せてスーツとして装着する技術を開発していたりと、技術や進化への飽くなき向上心を存分に発揮しているように見えて、そこには生身の自分への自信のなさや過度にスーツに依存している様子が感じられて、アイアンマンとしてのトニー・スタークとただの人間であるトニー・スタークの両方の内面が丁寧に描かれていました。
まるで自分の弱さを隠すように着ているパワードスーツがなくても生身だからと諦めることなく、愛する人のためにいま作れる武器で自分自身で戦うトニー・スタークは斬新です。
そのせいでいつものメカメカしい戦闘がほとんどなく、ちょっと物足りないなと思っていたところにあのクライマックスなので、三部作のラストを飾るグランドフィナーレのような演出は満足しました。
アイアンマンと同じようにパワードスーツを着て襲ってくる今までの敵とは違い、実験によるものとは言え体から自由に高熱を発する体質だったりとちょっと特殊人間過ぎたり、全体的にストーリーが浅く感じましたが、純粋なメカ勝負でトニー・スタークと勝負するのは難しいし彼の成長がメインの物語なはずなのでそこら辺は仕方ないのかなと思います。
この映画1作だけならそれなりに良い映画だったなくらいの評価ですが、この経験を経て後にアベンジャーズとしてどのように活躍するのかも楽しみなので、そういう意味ではとても良い映画だったと思います。