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『ラ・ラ・ランド』の作品情報
監督・脚本 | 監督:デイミアン・チャゼル 脚本:デイミアン・チャゼル |
ジャンル | ミュージカル、恋愛 |
製作年 | 2016年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間6分 |
補足情報 | 原題:La La Land |
『ラ・ラ・ランド』のあらすじ
アメリカ・ロサンザルス。
映画スタジオのカフェで働きながら、女優としての夢を追いかけるミア(エマ・ストーン)だったが、オーディションは連敗続き、なかなか女優としてのキャリアを歩めずにいた。
そんなある日、パーティーの帰り道、偶然聞こえた音色に惹かれて入ったバーで、ジャズミュージシャンでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)を見つける。
ピアノの演奏に感動したことを彼に伝えに行こうとするが、自分勝手な演奏でクビになったばかりの不機嫌なセバスチャンに無視されてしまう。
出会いは最悪の2人だったが、偶然の出会いを重ねていくうちに、いつしかお互いは惹かれ合っていくーーー。
『ラ・ラ・ランド』のキャスト
- ライアン・ゴズリング(セバスチャン・ワイルダー)
- エマ・ストーン(ミア・ドーラン)
- J・K・シモンズ(ビル)
- フィン・ウィットロック(グレッグ)
- ローズマリー・デウィット(ローラ)
- ミーガン・フェイ
- ジェイソン・フックス(カルロ)
- ジェシカ・ローテ(アレクシス)
- ソノヤ・ミズノ(ケイトリン)
- ジョン・レジェンド(キース)
- キャリー・ヘルナンデス(トレイシー)
- ヘムキー・マデーラ
『ラ・ラ・ランド』の感想・評価
夢追う男女を描いたミュージカルロマンス映画
アメリカ・ロサンゼルスで夢に向かって突き進んでいく男女2人の恋愛と衝突を描いたミュージカルロマンス映画。
ミュージカルシーンはあるものの、ジャズやピアノのシーンがあるからか映画全体の比率的には割と少なめ。
映画全体の雰囲気を壊さないように演出は控えめながらも、要所要所で明るくロマンチックに盛り上げてくれるのが良かった。
偶然の出会いが重なって運命の出会いに変わり、お互いの夢を応援しながら一緒に前に進んでいき、その幸せも片方がうまく行ったことですれ違いが起きてしまうと言った“王道ラブロマンス”の展開を、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの主役2人の演技、それに映像や色彩の美しさがとても魅力的な作品。
女優志望のミアを演じたエマ・ストーンの演技が良かったなー。
当たり前だけど本人は演技ができるのに、キャラクターはどう見ても演技ができない人にしか見えないんだもんな。
踊ってるシーンのハツラツとした感じや、細かい表情で喜怒哀楽を魅せてくれて楽しかった。
ライアン・ゴズリングもカッコいいんだけど、カッコ良すぎない、伝統的なジャズにこだわりすぎてちょっとめんどくさい感じのキャラも良かったね。
そんな古い映画じゃないし映像もいまっぽいのに、どこかノスタルジーを感じる懐かしさを感じられるのもあって、良い意味で昔の恋愛映画のような魅力があった気がする。
恋愛もミュージカルも良かったんだけど、夢に向かって努力し、心が折れかけても諦めない姿に勇気をもらえるし、優しく明るい雰囲気が憂鬱を吹き飛ばしてくれるような、そんなスッキリさを感じられる映画でした。