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『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の作品情報
監督・脚本 | 監督:クリストファー・マッカリー 脚本:クリストファー・マッカリー ドリュー・ピアース |
ジャンル | サスペンス、アクション |
製作年 | 2015年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間11分 |
補足情報 | 原題:Mission: Impossible – Rogue Nation |
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のあらすじ
IMFのベテランエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、謎の国際的犯罪組織「シンジケート」の調査を行っていたが、ある日指令を受けるために訪れたIMFロンドン支部で敵の罠にかかり捉えられてしまう。
拘束されたイーサンは拷問を受けるが、なぜか「シンジケート」の構成員のイルサ(レベッカ・ファーガソン)に救われ脱出することに成功する。
しかしその一方で、以前からIMFの調査方針に疑問を抱いていたCIA長官アラン・ハリーにより、IMFは解体されCIAに吸収されてしまう
さらにCIAは、「シンジケート」はIMF自身が自分たちの存在を認めさせるためイーサンを中心に作られた架空の組織とみなしており、イーサンを反逆者として国際指名手配してしまうーーー。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のキャスト
- トム・クルーズ(イーサン・ハント)
- ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)
- サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)
- ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)
- レベッカ・ファーガソン(イルサ・ファウスト)
- ショーン・ハリス(ソロモン・レーン)
- アレック・ボールドウィン(アラン・ハンリー)
- アメリカ・オリーヴォ
- サイモン・マクバーニー(アトリー)
- チャン・チンチュー(ローレン)
- ショーン・クローニン
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の感想・ネタバレ・評価

世界中でテロ行為を仕掛ける巨悪組織との対決
トム・クルーズ主演の大人気映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第五作目で、世界中でテロ行為を仕掛ける巨悪組織と対決する話。
今作ではIMFが解体されお尋ね者となったイーサン、そのイーサンを見つけて殺そうとするアメリカのCIA、イギリス政府とその諜報員、世界の秩序を乱す巨悪組織と、第一作目と同じくらいの数の組織が話に絡んでくるので、騙し騙されのスパイらしい諜報活動が多く、その点においてはシリーズを通して今作が一番面白かったです。
さらに、今回の敵である“シンジケート”は、今までの敵とは違い本格的に世界中でテロ行為を起こしている組織であり、そこにイギリス政府やその諜報員もガッツリと参入してくるため、スケールアップした重厚感溢れる物語になっていた気がします。
お馴染みの潜入シーンでは、新しいスパイ道具やセキュリティーの仕組みも登場し、武器やギミックも新しいものが増えていて、その引き出しの多さに毎回驚かされるとともに、次はどんな道具が登場するんだろうとワクワクさせてくれます。
チェイスシーンは、狭い市街地を逃げるバイクをイーサンが乗る車と敵のバイク集団が追いかける展開から始まり、舞台を道路に移して車と車の間を縫うように高速で走り抜ける迫力あるチェイスも、今作で生まれた新しい魅力の一つでした。
イーサンチームには、一作目から登場し前作の三作目ではラストにちょっとだけ出演したハッカーのルーサーがまた本格的に加わり、前作で技術担当からエージェントになっていたことが発覚したベンジーもいて、前作から新たに仲間に加わったブラントが引き続き活躍します。
前作までのチームはすべて、イーサンと彼と関係のある人物+2人の新エージェントが加わった4人チームで構成されていましたが、今作ではチームに新しい顔ぶれがいない分、関係が深まった馴染みの顔が揃ったことでシリーズを通してみている人にとっては嬉しい展開だと思います。
今回でシリーズは五作品目になりますが、アクション、スパイ、物語のバランスが良い上に質も高く、シリーズを通して作品の完成度は過去一番でした。