【事件から学ぶ】『ノーマスク問題』ノーマスクの人は頭がおかしいのか？

事件発生は2020年5月31日、兵庫県神戸市兵庫区福原町の駐車場（コインパーキング）で運送業の男（25)が、男性（65)に「マスクしろよ」と注意されたことに腹を立て、首を締めながら投げ飛ばして地面に打ち付けた。
その際、被害者の男性（65）は頸椎を損傷する重傷を負い、下半身に後遺症が残ったことで歩行が困難になったという事件。

この事件から『ノーマスク問題』について考えてみたいと思う。

※加害者がしたことは決して許されないということが大大大前提です。

そもそも『ノーマスク』は悪いことなのか？

加害者の男は『ノーマスク』について注意されたということだが、そもそも『ノーマスク』は悪いことなのか？注意されるほどのことなのか？について考えてみたいと思う。

結論：ノーマスクは悪いことではない

理由としては2つ

それぞれ解説していきたいと思う。

マスク着用は場所によっては義務ではない

飛行機やお店などで、着用義務または着用のお願いがある場所ではするべきだが、基本的には義務ではなく法律で決まってるわけでもない。

「義務ではなかったらマスクをしなくてもいいのか！」という話については、マナーやモラルの問題なので、ノーマスク自体が悪いわけではない。

なので、外で加害者の男性がマスクをしていないことに関しては何も言われる筋合いはないと考える。

マスクをつけるのは個人の自由

その場のルールや義務、法律でマスクの着用が決められていない以上、あくまで“個人の自由”の範囲内であること。

マスクをつけていない人も

こういった事情などがあるかもしれないので、こればっかりは個人の判断に任せるしかないと言える。

実際にノーマスクの人がいた場合どうしたらいい？注意する？

今回の事件と同じように、ノーマスクの人がいた場合どうしたらいい？注意する？という話だが

結論：自分は絶対に注意しない

理由は以下の2つ

それぞれ解説していきたいと思う。

危ない人かもしれなく、面倒なことに巻き込まれたくない

このご時世でマスクをしていない人は「変わっている人」だったり“何かしらの問題がある人”と考える。
（たまたまマスクが切れていたり、マスクによる肌トラブルとか何らかの事情がある場合は別として）

ほとんどの人が感染対策のためにマスクをして、自分がかからないように、周りに迷惑かけないように、早く収束するようにしている中、それに適応していない人は何かしらの問題がある可能性があるので関わらないのが一番の自衛の方法である。

ノーマスクを注意したところで自分の人生が何か変わるわけではないし、仮に注意して目の前でマスクをつけたとしても見えなくなったら外すかもしれないので、言うだけ無意味。

危なそうな人には無視する・近寄らないという『スルースキル』も大事なのではないか。

場所によってはマスクは自由

上記の【そもそも『ノーマスク』は悪いことなのか？】でも書いたように、別に義務でもなく法律で決まっているわけではないのだから、個人の自由を尊重するべき。

これが着用義務のある場所だったら話は別だが、注意された場所が駐車場（コインパーキング）ということでな上に屋外で一人だから、マスクをしていなくても特に問題はないはず。

マスク着用の是非はあくまで『マナーの問題』なので、わざわざ注意する必要がない（自分には「知らない人に注意する」という発想自体がそもそもないのだけれども）。

「注意した方が悪い」「自業自得」などの意見について

極々一部の意見かもしれないが、「注意した方が悪い」「自業自得」などと言った『被害者男性にも非がある』といった意見も見受けられた。

しかし、ノーマスクを注意しただけで暴行される、しかも下半身不随になるまでといった過激な行動を遠回しに認めるような意見はおかしい。

注意したら反論された、怒鳴り返されたとかであれば、注意に対しての反論・怒りとして理解はできる。

しかし、殴る・蹴るなどといった暴力・暴行が許されていいわけがない（ましてや今回の事件では下半身不随になるまで暴行を加えている。

「注意しないで無視すれば良かったのに」とは思うが、被害者側に非があるとまでは言えないのではないか。

【事件から学ぶ】『ノーマスク問題』ノーマスクの人は頭がおかしいの？のまとめ

ノーマスクの人は特別な事情や緊急性がないかぎり、「頭がおかしい人かもしれない」という可能性を考えつつ、注意しないで離れるのが一番の対処法かなと思います。

今日はこの辺で、またねっ！