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『ペット 檻の中の乙女』の作品情報
監督・脚本 | 監督:カルレス・トレンス 脚本:ジェレミー・スレイター |
ジャンル | サスペンス |
製作年 | 2016年 |
製作国 | アメリカ、スペイン |
上映時間 | 1時間34分 |
補足情報 | 原題:PET |
『ペット 檻の中の乙女』のあらすじ
動物保護センターで働く青年・セス(ドミニク・モナハン)は、バスで昔の片思いの相手・ホリー(クセニア・ソロ)と偶然再会し声を掛けるが、軽くあしらわれてしまう。
後日、彼女のバイト先であるレストランに行き再度声をかけるてみるものの、またもや邪険に扱われてしまう。
そのことに怒ったセスは、SNSで彼女のことを徹底的に調べ上げ、家を特定して拉致し、自分が働く動物保護センターの地下に監禁するが・・・。
『ペット 檻の中の乙女』の登場人物・キャスト
- ドミニク・モナハン
- クセニア・ソロ
- ジェネット・マッカーディ
『ペット 檻の中の乙女』の感想・レビュー
ストーカー男が昔の片思いの相手を職場の地下に監禁
ストーカー男であるセスの、恋した女性に対する異常な執着心が絶妙に気持ち悪い。
SNSを徹底的に調べ上げたり、壁紙を女性がベッドで寝転ぶセクシーな画像にしたり、ストーカーすること自体がヤバいんだけど、それ以上に、女性側から「あなたに興味ないですよ」というメッセージを遠回しに伝えても全く伝わってないどころか逆に執着心が増すところが、なんだかリアルで怖すぎる。
“相手との距離を間違えた自分が悪い”なんて思わなくて、むしろ“自分を無視したお前が悪い”と言わんばかりに行動がエスカレートする様は、日本で実際に起きた殺人事件「大阪カラオケパブ刺殺事件」を思い出してしまった。
最初に少しネタバレしてしまうと、あらすじや映画ジャケットからは想像しづらい斜め上の展開になってるんだけど、その展開が面白かったかと言われればそうでもないから、評価がすごく微妙な作品。
前半では女性視点での恐怖が味わえて、後半では男性視点の恐怖を体験することができるので、そこは面白かったかなと言う感じです。
中盤で、DIYでガチな檻を自分で作り出すシーンは笑ってしまった。
大型犬用の檻をAmazonで買った方が楽だろうし、ペット感が出て良かったんじゃないかな。
注意点として、ホラー・サスペンス映画と思って観ていたんだけど、生々しいグロの描写がちょくちょくあるので、グロいのが苦手な人は観ないようにするか、事前に覚悟しておいた方がいいかも知れません。
ビビりで血とかが苦手な僕は、たまに目を逸らしてました。
あと、動物保護センターなのでワンちゃんがたくさん出てくるけど、1匹のワンちゃんが焼却炉で燃やされてしまうので、犬好きな人はそこは飛ばした方がいいかも知れません。