【感想・評価】映画『ソウ』密室に二人の男、一つの死体【★4.5】

【感想・評価】映画『ソウ』密室に二人の男、一つの死体【★4.5】

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『ソウ』の作品情報

監督・脚本監督:ジェームズ・ワン
脚本:リー・ワネル
ジャンルサスペンス、スリラー
製作年2004年
製作国アメリカ、オーストラリア
上映時間1時間43分
補足情報原題:Saw

『ソウ』のあらすじ

密室で目を覚ましたアダム(リー・ワネル)とローレンス(ケイリー・エルウィズ)。
2人は部屋の反対側で片足が鎖で繋がれていて、部屋の中央には拳銃とレコーダーを手にした男の死体が横たわっていた。
突然の状況に戸惑いながらも、それぞれのポケットに“カセットテープ”が入っていることを発見し再生することに。
そこには犯人と思わしき人物から、アダムには「死にたくなければ抜け道を探せ」、ローレンスには「時間までにゲームに勝たなければ妻と娘が死ぬ」という伝言が残されていたーーー。

『ソウ』のキャスト

  • ケイリー・エルウィズ(ローレンス・ゴードン)
  • リー・ワネル(アダム・フォークナー)
  • ダニー・グローヴァー(デイビッド・タップ)
  • ケン・レオン(スティーブン・シン)
  • モニカ・ポッター(アリソン・ゴードン)
  • マッケンジー・ヴェガ(ダイアナ・ゴードン)
  • マイケル・エマーソン(ゼップ・ヒンドル)
  • ショウニー・スミス(アマンダ・ヤング)
  • ディナ・メイヤー(アリソン・ケリー)
  • トビン・ベル(ジョン・クレイマー)
  • ベニート・マルティネス(ブレット)

『ソウ』の感想・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

密室に二人の男、一つの死体


命を粗末にしている者に裁きを与えるシリアルキラー、そいつが仕掛けたゲームに巻き込まれた男二人が脱出を目指すサスペンススリラー。


シリアルキラーが自ら手を下さずに命を粗末にしている者たちに命の大切さを教えながら生き残りをかけたデスゲームを仕掛ける発想も、男二人と一つの死体がある密室での緊張感ある演出も、事件の捜査パートで犯人を追い詰めていく展開も、序盤から丁寧に仕込まれた伏線も、ラストシーンまで全部素晴らしくて、低予算映画とは思えない面白さ。

続編の2以降もいくつか見たことあるけれど、心理的な怖さを表現できているのはやっぱり1がズバ抜けてて、シリーズの中でも名作と言える一作。

というか、2以降はグロさが増してたり、デスゲームの内容に多様性があったり、捜査パートの面白さが増していたりと、いろいろな面白さは表現できていた印象だけど、1作品のみの面白さという点ではやっぱり1が一番かなで、原点にして頂点という感じ。

おそらく今回で2回目の視聴だけれど、初見で観たときの衝撃はすごくて、これぞサスペンススリラー!という印象だった。

記憶を消して観たい映画は多々あるけれど、この作品もその一つでまだ観ていない人がとても羨ましい。

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