【映画感想・レビュー】映画『ザ・ファブル』伝説の殺し屋ファブルを岡田准一が演じるアクションコメディ

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映画『ザ・ファブル』の作品情報

監督江口カン
出演者岡田准一
木村文乃
山本美月
福士蒼汰
柳楽優弥
向井理
木村了
井之脇海
宮川大輔
藤森慎吾
佐藤二朗
光石研
安田顕
佐藤浩市
南出凌嘉
好井まさお
加藤虎ノ介
粟島瑞丸
六角精児
モロ師岡
ジャンルアクション,コメディ
製作年2019年
製作国日本
上映時間2時間3分
補足情報原作:漫画「ザ・ファブル」
作者:南勝久

映画『ザ・ファブル』のあらすじ・内容

どんな相手も6秒以内に殺す“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会では誰もが「伝説」と恐れる存在だった。
そんな彼に、ボス(佐藤浩市)は「一年間、一般人として普通に暮らせ。」というミッションを与える。
「休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」という言葉と共にーーー。
ファブルは佐藤アキラという偽名を使い、相棒の相棒のヨウコ(木村文乃)と一緒に、一般人として普通の生活に溶け込み始める。
インコを飼ったり、バイトを始めたりと「普通」を満喫し始めた矢先、裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに巻き込まれ、ついにはバイト先の同僚の女性・ミサキ(山本美月)が人質として捉えられてしまう。
『誰も殺すな』という命令を守りながら、人質を救出するという無謀なミッションに挑むーーー。

映画『ザ・ファブル』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

実写映画としても成功、原作を知らなくても楽しめる作品


原作ファンだがシンプルでわかりやすい内容の漫画なので、映画を先に見たとしても十分楽しめると思う。
日常のコメディ部分とヤクザ絡みのシリアスなシーンのバランスも面白い。


主役級のキャストだらけですごく豪華だが画面がゴチャゴチャしすぎない感じが良く、配役も合っていた(何名か原作の10倍くらいカッコよくなってた人がいたけど)。

主演の岡田准一さんは演技力もアクションシーンにも定評がある人なのでファブルにふさわしい配役だったと思う。
ただ、漫画の佐藤(ファブル)は日常では情けなく頼りない感じの男なのだが、岡田さんの見た目がかっこよすぎて常に強キャラ感が出ているせいか、漫画での情けない感じの佐藤は感じられない(かっこいいから良し!)


原作ファン目線だと、漫画を読んでいると無敵のファブルという印象が強かった分、敵に苦戦しているシーンがあるのは少し違和感があった。
ただ、殺し屋としてのファブルと殺さずのファブルとでは動きに制限があるのもわかる(実際にその葛藤のシーンもちゃんと描かれていた)し、人を守りながらという制限付きな上に、映画としての盛り上がりを出すためにも敵に苦戦しているシーンは必要。
なので、映画『ザ・ファブル』としては原作リスペクトもありながらのちょうどいいバランス感の映画になっていてとても楽しめた。