【感想・評価】映画『ハート・ロッカー』イラク戦争での爆発物処理班の闘いを描く【★4.0】

【感想・評価】映画『ハート・ロッカー』イラク戦争での爆発物処理班の闘いを描く【★4.0】

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『ハート・ロッカー』の作品情報

監督・脚本監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ボール
ジャンル戦争、ドラマ
製作年2008年
製作国アメリカ
上映時間2時間11分
補足情報原題:The Hurt Locker

『ハート・ロッカー』のあらすじ

2004年、イラク戦争真っ只中のイラク・バグダッド郊外。
アメリカ陸軍の爆発物処理班(EOD)に、殉職した隊員に変わってウィリアム・ジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任してくる。
爆弾処理技術は一流のジェームズだったが、安全確認を怠るなどの危険で型破りな行動のせいで、部下で補佐役のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)としばしば衝突を起こし、同じく部下のエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)は不安を募らせていた・・・。

『ハート・ロッカー』のキャスト

  • ジェレミー・レナー(班長:ウィリアム・ジェームズ)
  • アンソニー・マッキー(軍曹:J・T・サンボーン)
  • ブライアン・ジェラティ(技術兵:オーウェン・エルドリッジ)
  • レイフ・ファインズ
  • ガイ・ピアース(マシュー・トンプソン)
  • デヴィッド・モース(リード大佐)
  • エヴァンジェリン・リリー(コニー・ジェームズ)
  • クリスチャン・カマルゴ(ジョン・ケンブリッジ)

『ハート・ロッカー』の感想・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

イラク戦争での爆発物処理班の闘いを描く


イラク戦争真っ只中のイラク・バグダッドを舞台に、アメリカ陸軍の爆発物処理班(EOD)の闘いを描く戦争映画。

一般的な戦争映画のような派手な銃撃戦もなければ、長引く戦争に徐々に精神が壊れていくような描写もない。

爆発物処理班3人の日常と仕事がメインで、ダイナミックな演出は多くはないんだけれでも、敵地の市街地での爆発物処理という観ている側の神経も擦り減らすようなシーンが何回も出てくるので、戦争映画でもありながらサスペンス映画のような緊張感があった。

殉職した隊員の代わりに送られてきた主人公のウィリアム・ジェームズ軍曹は、ベテランだけども爆弾処理に対しての慎重さはあまりなく、むしろ命知らずと言っていいくらいの大胆さを見せる。

ちょっとアドレナリン・ジャンキーっぽい一面もありながら、爆発物処理班の必要性を誰よりも感じている一面もあり、違った二面性を持つキャラクターを演じたジェレミー・レナーの演技がすごく良かった。

エンタメたっぷりの戦争映画ではないので、観終わった後に楽しかったとか面白かったって感じる映画ではなかったけれど、自らの命を危険に晒しながら、見知らぬ誰かの命を救うために奮闘する人たちの姿が見れただけでも観る価値はある映画だと思います。

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