カテゴリー別まとめ記事はこちら

【映画感想・レビュー】映画『ロスト・フライト』不時着したのは凶悪な反政府ゲリラ組織が支配する孤島・・・

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

映画『ロスト・フライト』の作品情報

監督・脚本監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:チャールズ・カミング、J・P・デイヴィス
出演者ジェラルド・バトラー
マイク・コルター
トニー・ゴールドウィン
ヨソン・アン
ダニエラ・ピネダ
ポール・ベン=ヴィクター
ジャンルアクション、スリラー
製作年2022年
製作国イギリス、アメリカ
上映時間1時間47分
補足情報原題:Plane

映画『ロスト・フライト』のあらすじ・内容

スコットランド出身で元英国空軍パイロットのトランス機長(ジェラルド・バトラー)は、トレイルブレイザー航空119便に乗客14名と客室乗務員3名を乗せ、シンガポールから東京経由でホノルルへ向かう予定だった。
その日は悪天候でいつもの飛行ルートは危険だったが、時間と燃料を節約したい上司の指示で無理して飛ばなければならず、さらには、離陸直前に逃亡中の容疑者であるルイ・ガスパール(マイク・コルター)を乗せることになり、新年早々のフライトに暗雲が立ち込める。
目的に向かう途中、嵐と落雷により電気系統が機能停止し、通信が途絶えコントロールも失う絶望的な状況の中、トランス機長の操縦のおかげで奇跡的にフィリピンの孤島への不時着に成功する。
だがしかし、この孤島は、凶悪な反政府ゲリラ組織が支配する無法地帯だった・・・。

映画『ロスト・フライト』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3)

不時着したのは凶悪な反政府ゲリラ組織が支配する孤島・・・


嵐と落雷によって不時着する飛行機パニックあり、逃亡中の容疑者が護送のためにいきなり乗ってくるハラハラ感あり、不時着した孤島が凶悪な反政府ゲリラ組織が支配していることで緊張感があり、乗客が殺されたり身代金目的で人質にされたりと恐怖感もあり、傭兵たちが助けに来るヒーロー物っぽさもあり、銃撃戦や対物ライフルによる狙撃などの迫力あるアクション要素あり、ちゃんと島から脱出できるか!?とドキドキ感もあったり、家族のために戦う機長にハートフルな要素ありと、全体の内容は薄めでB級映画って感じだけど、主演のジェラルド・バトラーのおかげで、B級映画のような退屈さはなく、最後まで緊張感がある面白い映画だった。

トランス機長が殺人罪の容疑者と2人でジャングルの捜索に行った際、なぜか無防備にも容疑者の前を歩いたり、その容疑者がいきなりいなくなって逃げたと思いきや銃を二丁もゲットして再登場したり、たまたま見つけた電話機のコードをちょっといじったら繋がったり、航空機消失の危機に出てきた経営戦略と危機管理が専門の男は民間の傭兵にツテがあったり、助けに来た傭兵たちが敵がいっぱいいる戦地ど真ん中にかなり堂々と突入してきたりと、ツッコミどころはたくさんあったけど、話をスピーディーに展開するためのカンフル剤としては良い感じに機能してたと思う。

何にも考えずに観られて、バイキングみたいに色々な要素をちょっとずつ楽しめる良いエンタメ映画でした。