【感想・ネタバレ】映画『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』郵便の配送係として採用された20代の若者が成功を掴むまでのサクセスストーリーを描く【★4.5】

【感想・ネタバレ】映画『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』郵便の配送係として採用された20代の若者が成功を掴むまでのサクセスストーリーを描く【★4.5】

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』の作品情報

監督・脚本監督:ハーバート・ロス
脚本:ジム・キャッシュ
ジャック・エップス・Jr
A・J・カロザース
ジャンルドラマ
製作年1986年
製作国アメリカ
上映時間1時間50分
補足情報原題:THE SECRET OF MY SUCCESS

『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』のあらすじ

1980年代のアメリカ、大学を卒業したばかりの青年ブラントリー・フォスター(フォックス)は、成功を夢見てカンザス州から大都会・ニューヨークへと旅立つ。
しかし、入社して早々に会社が倒産しクビになってしまい、新しい就職先を探してみるが、経験のない彼を雇ってくれる会社は見つからない。
そこで、母親からもらった連絡先を使い、会ったこともない遠縁の叔父である“ハワード・プレスコット”が経営する「ペンローズ社」で郵便の配送係として採用される。
採用が決まったその日、偶然出会った美人重役のクリスティ(ヘレン・スレイター)に一目惚れをするが、メールボーイのブラントリーにとって彼女の存在は高根の花だった。
そんな彼女に近づくため、そしてアメリカでの成功を掴むため、偽名を使い重役のフリをしながら、メールボーイとしても働く“二重生活”を始めるーーー。

『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』の登場人物・キャスト

  • マイケル・J・フォックス(ブラントリー・フォスター)
  • ヘレン・スレイター(クリスティ・ウィルズ)
  • リチャード・ジョーダン(ハワード・プレスコット)
  • マーガレット・ホイットン(ヴェラ・プレスコット)
  • ジョン・パンコウ(フレッド・メルローズ)
  • フレッド・グウィン
  • エリザベス・フランツ
  • クリストファー・デュラン
  • マーセデス・ルール

『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』の感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

郵便の配送係として採用された20代の若者が成功を掴むまでのサクセスストーリーを描く


ニューヨークの大企業に郵便の配送係として採用された20代の若者が、持ち前の度胸とユニークさと行動力で、アメリカでの成功を掴むまでのサクセスストーリーを描いたドタバタラブコメディ。

映画製作年基準だと当時25歳のマイケル・J・フォックスが、アメリカの田舎から成功を夢見て大都会ニューヨークに出てきた青年を好演。

身長が163cmとアメリカではかなり小柄の体型だから、より田舎から出てきた右も左もわからない若造感が出ていた良かったし、演技力とチャーミングな顔立ちが主人公のブラントリーにピッタリだった。

郵便の配送係と架空の重役を使い分けながら、周りにバレないように必死に二重生活を送る姿は最高のコメディ。

だけど、最初の社長との面接で「君に何ができる?経験はあるのか?」と問われた時に、「何もありません」と答えた後に「あなただって初めての時はどうでした?」から始まる語りは胸にグッと来るものがある。
さらに、最初は嘘から始まった重役生活も、寝る間も惜しんで勉強して必死に成功を夢見て努力し続ける姿もとても良かった。

さすがに成功するまでに出来すぎた展開が続くけど、主演のマイケル・J・フォックスと80年代のアメリカの雰囲気のおかげで、あながちありえなくもなさそうな感じが伝わってくるのがいい。
コメディ×ドラマ×ロマンスの3つのジャンルがバランスよく楽しめるし、テンポも良く爽快感もあり、80年代を感じる映像や曲も魅力的で元気がもらえる最高の映画でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA