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『マイティ・ソー ダーク・ワールド』の作品情報
監督・脚本 | 監督:アラン・テイラー 脚本:クリストファー・マルクス/クリストファー・ヨスト/スティーヴン・マクフィーリー |
ジャンル | アクション |
製作年 | 2013年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間52分 |
補足情報 | 原題:Thor: The Dark World |
『マイティ・ソー ダーク・ワールド』のあらすじ
千年前、闇の軍団・ダークエルフの王であるマレキスは、無限の破壊力を持つ“エーテル”を使い再び宇宙を闇で包み込もうとしていた。
それを阻止するためにオーディンの父・ボー国王率いるアスガルド軍がマキレス率いるダークエルフ軍に戦いを挑み、激しい戦闘の末に勝利したボーは、マレキスが所有していたエーテルを奪い誰にも見つからない地中深くへと埋めた。
現代、アスガルドの神・ソー(クリス・ヘムズワース)は、惑星間の境界が曖昧になる「惑星直列」によって混乱した9つの世界を静めるために戦っていた。
その頃、地球では天文物理学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)と助手のダーシー、そのダーシーの助手のイアンが境界が不安定になっている場所を発見するが、その境目に吸い込まれたジェーンがアスガルドの地中深くへと転移してしまい、そこにあったエーテルと接触する。
一時的にジェーンの存在が見えなくなってしまい不安になったソーは、彼女を探すために地球へと降り立ち無事に再会することに成功するが、ジェーンの体に何か強大な力が存在していることに気付き・・・。
『マイティ・ソー ダーク・ワールド』のキャスト
- クリス・ヘムズワース(ソー)
- ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター)
- トム・ヒドルストン(ロキ)
- アンソニー・ホプキンス(オーディン)
- クリストファー・エクルストン(マレキス)
- ジェイミー・アレクサンダー(シフ)
- ザッカリー・リーヴァイ(ファンドラル)
- イドリス・エルバ(ヘイムダル)
- レネ・ルッソ(フリッガ)
- カット・デニングス(ダーシー・ルイス)
- ステラン・スカルスガルド(エリック・セルヴィグ)
- 浅野忠信(ホーガン)
『マイティ・ソー ダーク・ワールド』の感想・ネタバレ

2011年の映画『マイティ・ソー』の続編でソーシリーズの2作目
MCUシリーズ8作品目で2011年の映画『マイティ・ソー』の続編でソーシリーズの2作目。
ダークエルフのマレキスが巨大な力を使い宇宙にある9つの世界を永遠の闇にしようとするのをソーやロキで阻止しようとする話。
映画『アベンジャーズ』ぶりのソーの登場で、アベンジャーズとしてあのNYでの戦争を経験した後だからこそ、ピンチのときに駆け付けたソーは相変わらず頼もしくてカッコよくよりたくましく強く見えた。
また、宇宙船や宇宙戦闘機による戦闘は迫力があり、ブラックホールを発生させる手榴弾もインパクトがあった。
今までアスガルドとヨトゥンヘイム、地球(ミッドガルド)とアスガルドのように2つの世界を行き来することはあっても、今作のように複数の世界に干渉することはなかったので、より宇宙全体を巻き込んだ壮大な話の入り口のように感じて良かった。
ソーよりもロキの人間的な魅力が引き立つ演出が多く、これにより今後ロキが物語に絡んでくることで話の深みが増すような気がする。
悪かった点は全体的にテンポが悪く、敵のボスにあまり魅力がなく、ソーが戦ってるにも関わらず戦闘が単調なのであまり盛り上がりがなく、また異世界の敵が地球にやってきたのにほとんど銃も撃たないし、ただの人間と鬼ごっこするだけでほとんど暴れないのでなんか“劣化版アベンジャーズ”といった感じ。
もちろん、『アベンジャーズ』が一つの物語の集大成でもあるのでそれに比べると迫力が劣るのは仕方がないんだけども…。
惑星直列によって9つの世界の境界線が曖昧になったせいで平和が乱れ、それを静めるためにソーたちアスガルド軍が戦い続けたって設定だったけど、結局1つの世界でしか戦ってるシーンがなく、苦労して混乱を収めましたって描写がなかったのでそれも物足りなかったかなという感じです。
マーベル作品における重要なアイテムが登場したのでそこは良かったんだけど、ソロのヒーローに焦点を当てたシリーズ作品なのにソーの新たな魅力が発見されるわけでもなかったし、果たしてこの作品は必要だったのかな?というくらいいまいちな出来でした。