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『オデッセイ』の作品情報
監督・脚本 | 監督:リドリー・スコット 脚本:ドリュー・ゴダード |
ジャンル | SF、アドベンチャー・冒険、ドラマ |
製作年 | 2015年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間22分 |
補足情報 | 原題:The Martian |
『オデッセイ』のあらすじ
2035年、アメリカ航空宇宙局のNASAが有人火星探査計画「アレス3」を実行。
火星着陸から18日目、探索チーム6名がいつものように火星でのミッションを行っていると激しい砂嵐が襲来、宇宙船が倒れることを危惧した船長のメリッサは地球への撤退を決断する。
その撤退の際、乗組員の一人のマーク・ワトニー(マット・デイモン)に飛来物が衝突、現在位置も不明、信号も途切れたことで死亡したと判断し、やむを得ず火星を後にする。
だがしかし、マークは奇跡的に生きており、自分が火星に一人置き去りにされてしまったことに気付く。
次の火星探索チームが来るまでの4年間、水も酸素も食糧も限られている絶望的な状況の中、マークは生きることを諦めていなかったーーー。
『オデッセイ』のキャスト
- マット・デイモン(マーク・ワトニー)
- ジェシカ・チャステイン(メリッサ・ルイス)
- ケイト・マーラ(ベス・ヨハンセン)
- クリステン・ウィグ(アニー・モントローズ)
- セバスチャン・スタン(クリス・ベック)
- ショーン・ビーン(ミッチ・ヘンダーソン)
- マッケンジー・デイビス(ミンディ・パーク)
- ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース)
- マイケル・ペーニャ(リック・マルティネス)
- アクセル・へニー(アレックス・フォーゲル)
- キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア)
- ドナルド・グローヴァー(リッチ・パーネル)
- ベネディクト・ウォン(ブルース・ン)
『オデッセイ』の感想・評価
火星で一人ぼっちになった男の生存物語
6人の火星探索チームが地球に帰るときに事故で1人だけが火星に取り残されてしまい、次のNASAの探索チームが来るまでの4年間という長い歳月を、水も酸素も食糧も残りわずかな状況で何とか生き延びようとするSFアドベンチャー。
火星に一人取り残された男が生き残る方法を探すSFアドベンチャーな展開と、なんとか救出しようと全員で力を合わせる地球チームのドラマ展開が交互に行われるので、最後まで楽しさや緊張感がずっと続く面白い映画だった。
主人公のマーク・ワトニーが、絶望的な状況にも関わらず知恵を絞って生きる術を模索し続ける姿に感動するし、明るい性格や危機的な状況を楽しんでいる姿が見ていて楽しくなる。
まるで火星にいるかのような美しく壮大な風景も見どころだし、火星探索の様子とか日常では見られない機械の数々にも興奮する。
宇宙や科学に関する専門用語は多少出てきたんだろうけど、それでも比較的わかりやすく、視聴者を置いてけぼりにしないような作りになっていたのも良かった。
2時間20分と少し長い時間もワトニーが過ごしてきた時間に比べたら遥かに短いものだし、この映画はおそらく宇宙に関する内容の映画ではトップ10に入るほどの面白さと満足感がある映画だった。