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『ブラック・クローラー』の作品情報
監督・脚本 | 監督:アンドリュー・トラウキ 脚本:ジョン・リドリー |
ジャンル | ホラー、スリラー |
製作年 | 2020年 |
製作国 | オーストラリア、アメリカ |
上映時間 | 1時間39分 |
補足情報 | 原題:Black Water: Abyss |
『ブラック・クローラー』のあらすじ
エリック(ルーク・ミッチェル)、ジェン(ジャシカ・マクナミー)、ビクター、ヨランダ、キャッシュの5人は、以前キャッシュが見つけたオーストラリアの森の深くにある、未開の洞窟を探検しに行くことに。
洞窟を進んで行った先に地底湖を発見しテンションが上がる一同だったが、暴風雨が襲来したことで洞窟内の水位が上昇、それにより5人は地表深くに閉じ込められてしまう。
携帯の電波が繋がらず助けを呼ぶこともできない、このまま待っているだけではいずれ洞窟内に水が溢れて溺れ死んでしまう。
そうなる前に水の中を泳いで来た道を戻り、助けを呼ぼうとするエリックとキャッシュだったが、水の中には“人喰いクロコダイル”が潜んでいたーーー。
『ブラック・クローラー』の登場人物・キャスト
- ジャシカ・マクナミー
- ルーク・ミッチェル
- アマリ・ゴールデン
- J・マ
- ベンジャミン・ホーチェス
『ブラック・クローラー』の感想・ネタバレ・評価
5人組が未開の洞窟に探検しに行くと、そこには人喰いクロコダイルが…
5人組が未開の洞窟に探検しに行ったら、嵐により洞窟内の水位が上昇して帰れなくなり、さらにそこには人喰いクロコダイルがいて…という話。
ほぼほぼワニがいる洞窟内だけで話が進むので、一応ワンシチュエーションスリラーという感じなのかな?
だからなのか大きく話が進むことがない上に、基本的には何とか出口を探そうとする、そのためにクロコダイルがいる水の中に入る、結局誰かが襲われる、みたいなパターンを延々と繰り返していた。
危機的な状況だから頭が働いていなかったと解釈すればいいのか、とにかく登場人物が全員アホだった気がする。
誰かが水に入る時は、残っている誰かが音を出したりしてワニを引き付ければいいのに何もしなかったり、出口を探すために水の中にある狭い道を2人で潜ってたけど、もし引き返す必要があったときに危なくない?とハラハラしたり、水の中に浮かんでいる物を取ろうとわざわざワニがいる水の中に入ってたけど、手だけ入れて水ピチャピチャやって引き寄せればいいのにとか、着ているTシャツ脱いで使えば届く距離にあるのにとか、妊娠してる人がいたり喘息持ちの人がいたり、なんとなくだけど誰も入ったことがない洞窟に入るの不安じゃないのか?
などなど、登場人物の行動がアホなのがめっちゃ気になった。
まぁ、それくらいやらないと緊張感ある展開が作れないので仕方がないのかな…。
あと、最後の方に水の中に日光が差していることが判明し、そこから水がどこかに排出されているのを見つけるんだけど、気付くの遅くない?
その後、「そこから出られるかも」「溺れるかもよ?」「残ればヤツの餌食よ」ってやり取りするけど、水の中でワニと対決するよりは、もうちょっと水位が下がるのを待ってからの方が安全じゃない?
肝心なクロコダイルに関しては、画面が暗くてあまり姿が見えず、だからと言って恐怖が増すというわけでもなかったのでもう少し姿が見えた方が良かった。
あと、サイズも特別大きいってわけでもなかったし、グロい展開があるわけでもなく、洞窟に行ったら普通のクロコダイルがいて襲われましたというだけの話。
普通のB級ホラー映画って感じでしたが、ラストのくだりは面白かったです。