【感想・評価】映画『キャビン』生贄のために集められた大学生男女5人組【★4.0】

【感想・評価】映画『キャビン』生贄のために集められた大学生男女5人組【★4.0】

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『キャビン』の作品情報

監督・脚本監督:ドリュー・ゴダード
脚本:ジョス・ウェドン/ドリュー・ゴダード
ジャンルホラー
製作年2011年
製作国アメリカ
上映時間1時間35分
補足情報原題:The Cabin in the Woods

『キャビン』のあらすじ

大学生の男女5人組は、夏休みのバカンスのため人里離れた山小屋を訪れる。
そこで見つけた気味の悪い絵画やマジックミラー仕様の鏡を不思議に思うが、すぐに忘れてビーチへと向かうことに。
夜はお酒を飲みながらゲームをしたり盛り上がる中、突然地下への扉が開く。
そこで見つけた奇妙な日記を読んだとき、何者かが目覚めてしまい、一人、また一人と殺されていく。
実は、彼らは“謎の組織”により生贄として集められ、事前に作られたシナリオ通りに死んでいくようコントロールされていたーーー。

『キャビン』のキャスト

  • クリステン・コノリー(デイナ・ポーク)
  • クリス・ヘムズワース(カート・ヴォーン)
  • アンナ・ハッチソン(ジュールズ・ローデン)
  • フラン・クランツ(マーティ・ミカルスキ)
  • ジェシー・ウィリアムズ(ホールデン・マクレア)
  • リチャード・ジェンキンス(ゲイリー・シッターソン)
  • ブラッドリー・ウィットフォード(スティーヴ・ハドリー)
  • ブライアン・ホワイト(ダニエル・トルーマン)
  • エイミー・アッカー(ウェンディ・リン)
  • シガニー・ウィーバー

『キャビン』の感想・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

生贄のために集められた大学生男女5人組


バカンスのため山奥にある小さな山小屋に訪れた大学生男女5人組が、突然現れたゾンビ一家に襲われる話。

人里離れた山奥でただゾンビの集団に襲われるだけならそこら辺にあるB級映画となんら変わりないんだけど、その5人組は謎の組織のある目的のために生贄として集められているという設定がとても斬新。

何も知らない5人組は、部屋に飾られていたグロテスクな絵画に気味悪がったり、地下室にある奇妙な道具の数々に戸惑ったりする中、組織は事前に作られたシナリオ通りに5人組が動くように部屋のギミックを動かして行動をコントロールしたり、彼らがどんな化け物に襲われるのかを賭けたりして、ホラー展開とちょっとコメディっぽい要素が行ったり来たりするので終始飽きない。

純粋なホラーとしてはそんなに怖い展開はないのでホラーが苦手な人間としてはありがたいけど、ガチホラーが見たい人はちょっと物足りないかもしれない気もするけど、逆にガチホラーに見飽きた人にこそおすすめの映画かもしれない。

ラストの魑魅魍魎の化け物たちが人々に襲い掛かる地獄絵図は何回観てもカタルシスが爆発して気持ち良くて、1つの映画のたった5分程度のラストシーンで、こんなにもバリエーションのある化け物や殺し方を見られて満足感がすごい。

いままで神視点で何も知らない何も悪いことをしてない若者が殺されるのを見ていたやつらが、化け物たちに次々と殺されていく姿に爽快感と「ざまぁみろwww」という気持ちが込み上げてくる。

日本人としては、同時進行で日本でも同じようなことが行われているのでそれも地味に嬉しいポイント。

ホラーありコメディありモンスターパニックありの色々な面白さを詰め込んだ良い映画でした。

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