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『マン・オブ・スティール』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ザック・スナイダー 脚本:デビッド・S・ゴイヤー |
ジャンル | アクション、SF |
製作年 | 2013年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 2時間23分 |
補足情報 | 原題:Man of Steel |
『マン・オブ・スティール』のあらすじ
赤ん坊の頃、脱出ポッドに乗って宇宙から地球にやってきた少年クラーク・ケント。
彼は生まれながらに超人的な力を持っていたものの、育ての両親からは正体がバレないよう力を隠して生きていくように教えられ、そんな周りと違う自分に悩みながら孤独に生きていた。
そんなある日、働いているバーで謎の物体が地球にやってきたことを知ったクラークがそこに行ってみると、謎の巨大宇宙船を発見し、そこで本当の父親のホログラムと遭遇する。
そこで自分の出生や地球に送られた理由、存在意義を教えられ、地球人に希望を与える存在“スーパーマン”として生まれ変わるーーー。
『マン・オブ・スティール』のキャスト
- ヘンリー・カヴィル(スーパーマン:クラーク・ケント)
- エイミー・アダムス(新聞記者:ロイス・レイン)
- マイケル・シャノン(ゾッド将軍)
- ケヴィン・コスナー(クラークの父親:ジョナサン・ケント)
- ダイアン・レイン(クラークの母親:マーサ・ケント)
- ローレンス・フィッシュバーン(ペリー・ホワイト)
- アンチュ・トラウェ(ファオラ=ウル)
- アイェレット・ゾラー(ララ・ロー=ヴァン)
- ラッセル・クロウ(ジョー=エル)
- クリストファー・メローニ(ネイサン・ハーディー)
- ハリー・レニックス(カルヴィン・スワンウィック)
『マン・オブ・スティール』の感想・ネタバレ

DC映画のDCUEシリーズ第1作目でヒーロー「スーパーマン」の誕生秘話を描いた映画です。
スーパーマンは青い衣装に赤いマントを付けた超人ということしか知らなかったんですけど、勝手に何らかの遺伝子の変異で超人的パワーを持って生まれた人間の子供だと思っていたので、クリプトンという宇宙にある星で生まれた異星人と知って驚きました。
序盤はスーパーマンの故郷であるクリプトン星が資源の枯渇などで滅びる寸前にまでなってしまい、それでも何の手も尽くさない元老院に失望した人たちがクーデターを起こし、スーパーマンの父親がなんとかこの子だけは助けなければと脱出ポッドで知的生命体のいる地球へと逃します。
序盤のシリアスなシーンやロボットやマシーンなどSFの世界観はすごく良く出来ていて見ごたえがあります。
その後は拾ってくれた農園を営む夫婦に育てられながら、周りには超人ということを隠して(両親は知ってる)生きていきますが、いじめられてもやり返せなかったり、超人的な五感により苦しんだり、そのことに戸惑って授業中の教室を抜け出すなどの行動のせいで周りから変な目で見られたりと、ちょっと暗い話が続きます。
もっとカラッとしたヒーロー映画だと思っていたので多少の戸惑いはありましたが、スーパーマンのオリジンを描いた映画なので人物描写をがしっかりしていて良かったです。
後半ではクーデターを起こしていなくなったはずのやつらが地球を乗っ取るために侵略してきて、スーパーマンとの戦いになりますが、ここもかなり見ごたえがあります。
MCUの「アベンジャーズ」シリーズと比較するとやや単調に見えなくもないですが、そのパワーやスピードを活かした迫力かつスピーディーな肉弾戦が見られるので、カメラワークも良くて爆発などの派手な演出もあるので「ドラゴンボール」のようなシンプルだけど面白いバトルを見ているようで面白いです。
未知のマシーンを使って重力波(?)を発生させ、建物や空気を持ち上げたり叩き落としたりしながらクリプトン人が住みやすい地形に変える演出だったり、それによりどんどんと街が壊れていく様子や逃げまどう人々を見ていると、宇宙人によるTHE・侵略といった感じで上質のSF映画を観ているようです。
赤ん坊の頃からスーパーマンが誕生するまで、誕生してからはその力の大きさ・役割に戸惑いながらも自分のルーツを探し、異星人の侵略から決戦までを丁寧に描いていて、キャラも演出もストーリーもどれも面白かったです。