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【映画感想・レビュー】映画『コリーニ事件』メッセージ性を含んだ社会派法廷サスペンス

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映画『コリーニ事件』の作品情報

監督マルコ・クロイツパイントナー
出演者エリアス・ムバレク
アレクサンドラ・マリア・ララ
ハイナー・ローターバッハ
フランコ・ネロ
ヤニス・ニーヴナー
ステファノ・カセッティ
ジャンルサスペンス
製作年2019年
製作国ドイツ
上映時間2時間3分
補足情報原題:The Collini Case

映画『コリーニ事件』のあらすじ・内容

新米弁護士のカスパー・ライネン(エリアス・ムバレク)は、ある殺人事件の容疑者の弁護をすることになった。
被告人は30年以上、ドイツで模範的な市民として働いてきた67歳のイタリア人のコリーニ(フランコ・ネロ)。
殺された経済界の大物実業家・ハンス・マイヤーは、ライネンにとって少年時代からの恩人だった。
私情と弁護士としての矜持に心が揺れ動くが、ライネンは弁護士として被告人を助ける決意を固める。
だが、コリーニは事件について一切語らない。
それでも必死に調査を続けていくライネンだったが、事件の裏に隠された衝撃の真実が判明するーーー。

映画『コリーニ事件』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

メッセージ性を含んだ社会派法廷サスペンス


役者の演技が素晴らしく、そしてメッセージ性の高い重厚感溢れる大人なサスペンス映画だった。

前半は被告人のコリーニがまったく事件を語らないので、限られた範囲で調査が進んでいく様子は少し飽きてしまう人もいるかもしれない。
ただ、そのゆったりとした前半のおかげで、ラストにはじっとりとしたカタルシスが味わえるのもこの映画の醍醐味の一つだ。

感のいい人であれば途中で「もしかして…」と殺人の動機がわかってしまうと思うが、それでも最後まで魅せる力がこの映画にはあった。

この映画のテーマを語ってしまうとだいぶネタバレになってしまうので、物語の結末はもちろん、この映画は何を伝えたかったのかということも伏せておきたい。

一つ言えるとすれば、この作品は実話っぽいように見えて実話ではないのだが、実際に起こったある“悲しい真実”がテーマとして存在しているため、見ておいて損はない作品だと感じた。