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邦題・和訳のセンスがいい・面白い海外映画
『カールじいさんの空飛ぶ家』(原題:Up 上がる)
原題の「Up」は直訳すると「上がる」で、たしかに上がってはいるけれども…という感じで、シンプル過ぎて物足りない気がしますが、邦題では人物名と何が起きるかがわかりやすくなっています。
『アナと雪の女王』(原題:Frozen 凍った)
日本でも人気の『アナと雪の女王』の現代は「Frozen(凍った)」で、これも少しシンプル過ぎというか、B級映画にもありそうなタイトルです。
ちなみに、『アナと雪の女王2』の現代は「FrozenⅡ」です。
『塔の上のラプンツェル』(原題:Tangled)
原題の「Tangled(タングルド)」の意味は、「(髪・糸などが)絡んだ・もつれた」で、内容を見てもタイトル通りと言えばタイトル通りなんですけど、これもとてもシンプルです。
邦題だと人物名+囚われのお姫様っぽいニュアンスが伝わってくる素敵なタイトルです。
海外ではタイトルを極力シンプルにし、日本では登場人物の名前を入れる傾向にあります。
『リメンバー・ミー』(原題:Coco)
原題の『Coco(ココ)』は主人公・ミゲルのひいおばあちゃんの名前で、名前だけだとシンプルですし観ていても「主人公はミゲルなのに?」とも思ってしまいそうです。
死者や正者が出てくる物語なので、「リメンバー・ミー(私を忘れないで)」はシンプルかつ物語を引き立てる素敵なタイトルだなと感じます。
『スタンド・バイ・ミー』(原題:The Body)
正確にはスティーヴン・キング原作小説のタイトルが「The Body」で、映画化されたときには既に「Stand By me」になっていたので邦題ではありません。
「The Body」には「死体」の他に「組織」という意味があり、発見した死体と4人の少年たちとのダブルミーニングになっていると思います。
元々はベン・E・キング の「スタンド・バイ・ミー」という楽曲が先に存在し、映画監督が「The Body」だとホラー映画と間違われるため、少年たちの成長譚・冒険譚にふさわしい「スタンド・バイ・ミー」というタイトルにしたいと打診し、そこからタイトルが決まったそうです。
『幸せなひとりぼっち』(原題:En man som heter Ove)
スウェーデン映画で原題は「En man som heter Ove」、これを英訳すると「A Man Called Ove」となり、直訳すると「オーヴェという男」になります。
アメリカリメイク版の邦題タイトルは「オットーという男」と少し名前を変えたものになっていますがほぼ一緒です。
この映画は明るさもありながらも感傷的な気持ちになる少し悲しい物語でもあるので、邦題の『幸せなひとりぼっち』でなんだか安っぽいタイトルに思えてしまいます。
原題は一見シンプルなタイトルに思えますが、一人の老人の人生にスポットを当てた話なのでこのシンプルさが映画の感動に繋がってきます。
海外映画のタイトルを翻訳するときに「幸せ」という言葉を使いがちななイメージです。
『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(原題:The Mummy)
原題の「The Mummy」は直訳すると「ミイラ」で、たしかにミイラはたくさん出てきますが、別にミイラ映画ではないので観たい欲がまったくそそられません。
その点、邦題では物語の大事な舞台である“死者の都(ハムナプトラ)”をタイトルに使っていて、見たことも聞いたこともない何かはわかりませんが不思議な存在であるのはわかります。
さらに、副題によって舞台がエジブトであることと、かつて存在していた都であることが直球でわかるいいタイトルですね。
内容もインディージョーンズになんとなく似てるので、タイトルの付け方もインディージョーンズに似せたのかも知れません。
『きみに読む物語』(原題:The Notebook)
老人ホームにいるアルツハイマー型認知症の女性患者に、年老いた男性がノートに書かれたロマンチックな物語を聞かせるので、「ノートブック」は大事なアイテムではありますが、日本的には授業とかで使うノートを連想してしまいます。。
個人的にはトップ10に入るくらい映画の内容にも合っているし、すごくセンスのある素敵なタイトルだと思います。
『遊星からの物体X』(原題:The Thing)
原題の「The Thing」は「もの・こと」で、地球外生命体が来たということを考えれば逆に深みがあるタイトルに思えますが、タイトルだけでは映画の内容がまったく伝わって来ません。
邦題では未知の存在が地球にやってきたということがわかりますし、「惑星」ではなく同じ意味の「遊星」をあえて聞き馴染みのない言葉を使うのもオシャレだなと感じます。
『ワイルド・スピード』(原題:The Fast and the Furious)
原題の「The Fast and the Furious」は、直訳すると「速いそして激しい」です。
原題だと『ザファストアンドザフューリアス』だとちょっと長いですが、邦題の『ワイルド・スピード』だと英語を使ってカッコよさはそのままに、「ワイルド」と「スピード」でシンプルな2単語かつ、語尾が「ド」で韻を踏んでるので発音もしやすく覚えやすい良いタイトルです。
『天使にラブ・ソングを…』(原題:Sister Act)
シスター(修道女)のフリ
『アオラレ』(原題:Unhinged)
原題の「Unhinged」は、直訳すると「狂った・常軌を逸した」です。
物語はある母親が信号がなかなか青になっても発進しない車にイラだってクラクションを鳴らしたら、そいつがどこまでもゃ煽り運転で追いかけ回してくるスリラー映画です。
自分の思考が周りに読まれる(悟られる)病気に罹った人が主人公の漫画『サトラレ』に寄せてるのかなと思います。
『バス男(2004年)』(原題:Napoleon Dynamite)
低予算インディーズ映画がから火がついたオタク高校生の奮闘を描いたコメディ映画で、主人公の名前が「ナポレオン」です。
この頃はオタクの純愛を描いた『電車男』が話題になっていたので、そこに掛けてこのタイトルにしたんだと思いますが、内容はバスも純愛も特にないので完全に流行に乗っかった感じです。
『ベイマックス』(原題:Big Hero 6)
タイトルとポスターで騙された映画個人的ナンバーワンがこの「ベイマックス」です。
ベイマックス自体はポスターにもなってる白いフワフワで、心温まるハートフルな映画と思いきや、後半では怒涛のバトルものへと変わっていきます。
海外ではヒーロー6人が描かれていてカッコいい感じなので、意図的に変えたのだと思います。
初めて映画館で観たときは「全然ポスターと違うじゃん…」と思いましたが、あれはあれで面白かったです。
まとめ:邦題・和訳のセンスがいい・面白い海外映画
以上が『邦題・和訳のセンスがいい・面白い海外映画』でした!
この他にも「この洋画の邦題タイトルが原題と比べて素敵だよ!」というのがありましたら、ぜひコメント欄で教えていただけたら嬉しいです。

それじゃあ今日はこの辺で、またねっ!

















