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『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』の作品情報
監督・脚本 | 監督:マーク・アトキンス 脚本:マーク・アトキンス |
ジャンル | アクション、SF |
製作年 | 2016年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 1時間30分 |
補足情報 | 原題:Planet of the Sharks |
『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』のあらすじ
近未来のアメリカ。地球温暖化による影響で氷河が解け、地表の98%が海で覆われていた。
僅かに生き残った人間たちは、海上に建てた家や船の上でなんとか生きながらえていたのだが、いま人類は深刻な事態を迎えていた。
地球温暖化による影響で海のプランクトンが死滅、それを食べる小魚もいなくなり、食糧がなくなった海では、人に代わって食物連鎖の頂点に君臨した“サメ”の集団が、食糧を求めて海上にいる人たちを襲い始めてた。
このままでは人類が滅びてしまうーーー。生き残った人たちはサメとの対決のため準備を進める一方で、サメたちが群れを作り統率の取れた行動をするようになる。
その背後には、集団を率いる“マザーシャーク”と呼ばれるサメが存在していた・・・。
『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』のキャスト
- ブランドン・オーレ
- ステファニー・バーン
- リンジー・サリヴァン
- ローレン・ジョセフ
『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』の感想・評価
生き残るは人類か、それともサメか。
地球温暖化の影響で街が水没した世界で、人類の生き残りをかけてサメの集団と戦う話。
全体的な映像はめちゃくちゃ綺麗だし、ストーリーもしっかりしていて、サメのCGは多少のチープ感は感じられるがそれなりにサメがいっぱい出てくるし対決シーンも多い。
ただ、サメに襲われるシーンに迫力もないし、明らかにただ人の横をサメが素通りしただけみたいなシーンも、「うわ~~~」って人がやられてるのとか、しょぼい学芸会を見せられてる気分になった。
しょぼい演出だからといってコメディっぽく笑えるわけでもないからエンタメ的な面白さもなければ、ロケットなどの機械系の話ではやたら難しそうなインテリぶった会話をしてる割には重厚なストーリーでもなく、全体的に中途半端でダメなタイプのB級映画。いや、C級サメ映画。
こういうサメ映画は基本的には“面白くないだろうな”と思いながら観始めるけど、最後の20分以外は特に見どころがなく、ダラダラと退屈な時間が長く続いたのはつらかった。
原題でもあり邦題でもある『Planet of the Sharks(鮫の惑星)』ってほど、サメが出てきてる感じもなく、タイトル詐欺なところも残念。