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『ドント・ハングアップ』の作品情報
監督・脚本 | 監督:ダミアン・メイス 脚本:アレクシス・ワスブロット |
ジャンル | ホラー |
製作年 | 2016年 |
製作国 | イギリス |
上映時間 | 1時間23分 |
補足情報 | 原題:Don’t hang up |
『ドント・ハングアップ』のあらすじ
“イタズラモンキー69”と名乗る、サム(グレッグ・サルキン)とブレイディ(ギャレット・クレイトン)は、イタズラ電話で人を騙し、その様子をSNSにアップロードすることで反応を楽しんでいた。
ある日、酒に酔った勢いでいつものようにイタズラ電話を掛けてみるが、相手はこちらの意図には乗ってこず、逆に説教を受けることになる。
うんざりして電話を切った後、しつこく折り返し着信が来たためその男と話してみると、「電話を切っても構わないが、報いを受けることになるぞ」と告げられるーーー。
『ドント・ハングアップ』のキャスト
- シエンナ・ギロリー
- グレッグ・サルキン
- ギャレット・クレイトン
- ベラ・デイン
- パーカー・ソーヤーズ
- ジャック・ブレット・アンダーソン
『ドント・ハングアップ』の感想・評価
イタズラ電話で楽しんでいた男たちに罰が下る
イタズラ電話を掛けて人々が驚いた様子を録音し、それをSNSにアップロードして楽しんでいた現代で言うところの“迷惑系・炎上系YouTuber”みたいな10代の若者たちが、ある一人の男から罰を下される話。
少年たちの自業自得、因果応報、当然の報いを受けたという感じで、ホラー映画ながらちょっとスカッとするような展開になっています。
中盤くらいまでに犯人の正体はなんとなくわかってしまうし、その後の展開も予想できることが多かったけど、映画全体がきちんと作られていたし、主演の2人の演技力も良かったし、ホラー的な雰囲気とかじんわりと来る恐怖みたいなのもそれなりに楽しめたかなという感じです。
ただ、グロい展開も驚く展開もそんなになかったので、それならもう少し犯人側の心情というか、少年たちに復讐するに至るまでの様子がわかったらもっと面白かったかなと思いました。
自分たちはただイタズラして楽しんでるだけだし、誰かを傷つける意図はなかったとしても、知らず知らずのうちに誰かを傷つけていることもあるよという当たり前のことが学べる映画でした。