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【映画感想・レビュー】映画『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』ある使命のために危険地帯で戦う特殊部隊の実話物語

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映画『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』の作品情報

監督マシュー・マイケル・カーナハン
出演者スヘール・ダッバーシ
ワリード・エルガディ
アダム・ベッサ
イスハーク・エリヤス
Hayat Kamille
クタイバ・アブデル=ハック
Thaer Al-Shayei
アフマド・ガーネム
ジャンル戦争
製作年2019年
製作国アメリカ
上映時間1時間42分
補足情報原題:Mosul

映画『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』のあらすじ・内容

物語の舞台は、ISISとの紛争のせいで荒廃したイラク第2の都市モスル。
この地で働く21歳の新米警察官カーワ(アダム・ベッサ)は、ISIS(イスラム過激派組織)に襲われていたところを、あるSWAT部隊に助けられる。
部隊を率いるジャーセム少佐(スヘール・ダッバーシ)は、その場にいた2人の警察官の内、カーワのみをSWATの一員として徴兵する。
そのSWAT部隊は、全員が“ISISに身内を殺された元警察官”によって構成されていた。
彼らはたった10数名のみの特殊部隊で、本部からの命令を無視し、ある使命のために危険地帯でISISとの戦闘を繰り返していた。
その使命はカーワにも明かされないまま、激しい戦闘を繰り返し、一人また一人と仲間を失っていく。
絶望的な状況でも前に進み続ける中、彼らはISISの要塞に向かう決断をする。
何が彼らをそこまで突き動かすのか。彼らの隠された使命とは一体ーーー。

映画『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4)

ある使命のために、危険地帯で戦い続ける特殊部隊の実話物語


話の前提として、日本語のタイトルにはSWATと書かれている(原題は『Mosul』)が、あくまでイラクの武装警察の集まり。
アメリカの特殊部隊のSWATのようなイメージで作品を見てしまうとちょっと違う印象を受けると思うので、そこは注意してもらいたい(作中でも部隊がSWATと呼ばれているから紛らわしいけど)。

ガチャガチャドンパチ!という感じはなく、全体的に地味な硬派な戦争映画という感じだ。

実話を基にした話ということで、荒廃したモスルの街並みやそこで生きる住民たちから、モスルの混沌とした戦地の様子が画面上から感じられる。
アメリカ映画だから俳優たちは当然英語で話すのかと思ったが、現地の俳優を使い言語はアラビア語だったので、「ああ、本当にイラクで起こっていたことなんだな」と作品への没入感がある。
仲間が死ぬときは劇的な感じではなく、意外とあっさり死ぬとこがまたリアル。
だが、それゆえに隊員の死には感情移入しにくい感じになっている(それがまたリアルなのだが)。

敵を殲滅するとか、重要人物を安全な地まで送り届けるといった“わかりやすい目的”がこの映画にはないため、映画の結末を不完全燃焼と捉えるか、いつまでも続く終わらない戦いと捉えるかによって、評価はわかれそうな気がする。

彼らを突き動かす使命がなんなのかは、直接確認してもらいたい。