【感想・評価】映画『HK/変態仮面』パンティを被る変態が悪と戦うアクションコメディ【★3.5】

【感想・評価】映画『HK/変態仮面』パンティを被る変態が悪と戦うアクションコメディ【★3.5】

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『HK/変態仮面』の作品情報

監督・脚本監督:福田雄一
脚本:福田雄一
ジャンルコメディ、アクション
製作年2013年
製作国日本
上映時間1時間45分
補足情報

『HK/変態仮面』のあらすじ

ドMの刑事とドSの女王様の間に生まれた、真面目で内気な高校生・色丞狂介(鈴木亮平)は、クラスに転校してきた姫野愛子(千眼美子)に恋をする。
学校帰りのある日、銀行での立てこもり事件の現場に遭遇した狂介は、そこで愛子が人質に取られていることを知る。
愛子を助けようと建物に侵入し、犯人の一人を倒すことに成功すると、そこで倒した犯人のマスクを被って仲間のフリをすることを思いつく。
しかし、マスクと間違えて女性用のパンティを被ってしまったその瞬間、経験したことのないエクスタシーに襲われ、母親の変態遺伝子が覚醒し、100%の潜在能力を引き出すことに成功する。
なんなく銀行強盗を撃退し、そこから“変態仮面”として、世に蔓延る悪を成敗していくーーー。

『HK/変態仮面』のキャスト

  • 鈴木亮平(色丞狂介/変態仮面)
  • 千眼美子(姫野愛子)
  • ムロツヨシ(大金玉男)
  • 安田顕(戸渡)
  • 佐藤二朗(真面目仮面)
  • 池田成志(狂介の父:色丞張男)
  • 片瀬那奈(狂介の母:色丞魔喜)
  • 塚本高史(刑事)
  • 岡田義徳
  • 大東駿介さわやか仮面)

『HK/変態仮面』の感想・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (3.5)

パンティを被る変態が悪と戦うアクションコメディ


真面目で硬派な普通の男子高校生が、あることをきっかけにパンティを被るとめちゃくちゃ強くなることに気付き、そこから“変態仮面”として世の中の悪を成敗していく話。

あんど慶周さんの漫画『究極!! 変態仮面』が原作のアクションコメディ。

パンティを被ることで変態パワーが増してめちゃくちゃ強くなるというしょうもない(褒めてる)設定で、変態仮面役の鈴木亮平の肉体美を堪能でき、さらに彼とヒロインの姫野との掛け合いがベタな昭和のお笑いを見ているようで面白い。

敵はクセがあるキャラが多く、福田監督らしい(こっちは褒めてない)悪乗り感というか、役者の個性に全任せするようなお笑いスタイルがときどき薄ら寒いけど、日常パートとの緩急という意味では悪くなかった。

ただ、バトルシーンが多かったような気がして、ちょっと見ていて食傷気味というか、もっと日常と変態仮面を溶け込ませたお笑いが見たかったかなって感じ。

ラストバトルで被ったフリル?レース?が付いたパンティは、最終的にレースがボロボロになることで戦闘の激しさを物語っている演出がしたかったのかはわからないけれど、赤ちゃんが付けるレースみたいになっていて絵的にブレてた気がする。

その前に、自分より変態度そして実力ともに勝っている敵との戦いで敗れたことで、自分の変態度への自信を失ってしまった流れがあったので、ここは原点回帰で初期で被ったような王道パンティの方がヒーローっぽくてカッコ良かった。

手持ちのパンティがなく新体操部から拝借したものとは言え、わざわざあのヒラヒラの付いたやつにしなくてもと思った。
というか、そもそもデザイン的にTHE・パンティ感が弱かったと思う。

本当のラストのロボと対決するくだりは、絶対に勝てない強大な敵を、好きな子のパンティを被ることで信じられないくらい強くなって倒すという展開をやりたかったのかもしれないけど、完全にムダ。蛇足だった。

その前の敵との戦いで、ボロボロになって負けそうになって好きな子に顔もバレ、その流れで好きな子にパンティを被らせてもらって逆転勝利で良かったんじゃないかな。

全体的にはそこそこ面白くて、さらっと観るにはちょうどいいB級映画って感じでした。

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