【感想・ネタバレ】映画『Fukushima 50』東日本大震災時、暴走する原子炉と命がけで戦った人たちの物語

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映画『Fukushima 50』作品情報

監督若松節朗
出演者佐藤浩市
渡辺謙
吉岡秀隆
安田成美
緒形直人
火野正平
平田満
萩原聖人
吉岡里帆
斎藤工(齊藤工)
富田靖子
佐野史郎
堀部圭亮
小倉久寛
石井正則
和田正人
三浦誠己
須田邦裕
金井勇太
増田修一朗
堀井新太
邱太郎
池田努
田口トモロヲ
皆川猿時
小野了
天野慶久
金山一彦
金田明夫
阿南健治
伊藤正之
小市慢太郎
矢島健一
段田安則
篠井英介
前川泰之
津嘉山正種
中村ゆり
ダンカン
泉谷しげる
ダニエル・カール
ジャンルドラマ
製作年2019年
製作国日本
上映時間2時間2分
補足情報原作小説:門田隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』

映画『Fukushima 50』あらすじ

2011年3月11日午後2時46分、最大震度7、マグニチュード9.0という日本の観測史上最大の未曽有の大震災が発生。
10mを超える想定外の大津波が福島第一原発(イチエフ)を襲う。
最悪の場合、首都圏を含む東日本が壊滅し、5000万人もの避難民を出す最悪の危機が迫る中、決死の覚悟で福島第一原子力発電所に残った人たちがいた。
あの時、現場では何が起こっていたのか?暴走する原子炉と命がけで戦った人たちの知られざる真実の物語。

映画『Fukushima 50』感想・ネタバレ・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (4.5)

東日本大震災時、暴走する原子炉と命がけで戦った人たちの物語


津波が襲ってくる映像や津波が去ったあとの凄惨な街の様子は映像で何度も見たことがあるが、現地ではどのような様子だったのか、何が起こっていたのかを知る機会がこれまでなかったので、この映画を通して知ることができて良かった。
最悪の場合は東京を含む東日本が壊滅、5000万人もの避難者を出す想定だったというのが驚きだ。

特別、「視聴者を感動させてやろう」みたいな演出はなかったのだが、決死隊を選ぶシーンや、若手を退避させるシーンなど、ところどころで涙ぐんでしまう場面があった。


現場の方々がどれくらいの覚悟を持って原子炉と戦ったのか、画面越しから伝わってくる情報だけでしか自分はわからないが、その命がけの行動や覚悟に感謝と賞賛せずにはいられなくなった。
どんな職業も誰かの命や生活を支え、守っているんだなと改めて実感した。

出てくる俳優に関しては、渡辺謙や佐藤浩市といった骨太で実力のある役者を中心に、実力ある俳優陣(映画に出ている時点で実力があるのは当たり前なのかもしれないが)たちのおかげで、素晴らしい映画に仕上がっていたと思う。

あとは、総理大臣が執拗に無能に描かれている様子がとても気になった。

なんの知性も感じさせず、やたらと声を荒げたり、ただ周りや現地を混乱させる感じだったりと気になるところはたくさんあったが、とりあえず震災発生翌日の3月12日早朝に、現地に自衛隊のヘリで視察に向かったの本当らしい。

現場が混乱するし余裕がないからと何度も断ってたけど、それでも強行する姿勢に「こんな余裕がない時に来るなよ…」と現場と同じ気持ちになった。

ただ、現場がどれくらい大変な状況かというのは、現場の人間、もしくは神視点で見ている自分たち視聴者だからこそわかることであって、それ以外の人間にはわからない。

当時の総理・菅直人さんも同じで、だからこそ自分の目で現場を確かめようと、そして現地の責任者と直接話そうとヘリで向かったのです。
詳しくは下記のサイトで、ご本人の口から語られています。
菅直人公式サイト『なぜ福島第一原発にヘリで飛んだか(3月12日)

さすがにこの映画の総理だけを見て批判するのはフェアじゃないので、菅直人元総理の行動に疑問を抱いた方は上のサイトも見て欲しいです。

原子力発電所・現地では何が起こっていたのかを知りたい人にはぜひ見てもらいたい作品です。