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『アイ,ロボット』の作品情報
| 監督・脚本 | 監督：アレックス・プロヤス 脚本：アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ヴィンター |
| ジャンル | アクション、SF |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 1時間55分 |
| 補足情報 | 原題：I, ROBOT |
『アイ,ロボット』のあらすじ
2035年のアメリカ、シカゴ警察の殺人課刑事で極度のロボット嫌いのデル・スプーナー（ウィル・スミス）に一本の連絡が入る。
それは、ロボット工学の第一人者でスプーナーの恩人でもあるアルフレッド・ラニング博士（ジェームズ・クロムウェル）が、勤務先のビルから飛び降り自殺したというものだった。
警察は自殺と判断するが、それに納得のいかないスプーナーは、ラニング博士の愛弟子でロボット心理学者のカルヴィン（ブリジット・モイナハン）と共にラニング博士の研究室を探ることに。
すると、そこで自らを「サニー」と名乗り人間に近い感情を持つNS-5型の次世代ロボットと出会う。
博士の死にそのロボットが関与していると疑うスプーナーだったが、そこにはもっと大きな陰謀が隠されていた・・・。
『アイ,ロボット』の登場人物・キャスト
- ウィル・スミス（デル・スプーナー）
- ブリジット・モイナハン（博士：スーザン・カルヴィン）
- ブルース・グリーンウッド（ローレンス・ロバートソン）
- シャイ・マクブライド（警部補：ジョン・バーギン）
- アラン・テュディック（サニー）
- ジェームズ・クロムウェル（博士：アルフレッド・ラニング）
- シャイア・ラブーフ（ファーバー）
- エミリー・テナント
- ジェリー・ワッサーマン
- エイドリアン・L・リカード（スプーナーの祖母）
- フィオナ・ホーガン（ヴィキ）
- シャロン・ウィルキンス
『アイ,ロボット』の感想・ネタバレ・評価
レビュータイトル
ロボット嫌いの刑事とロボットを開発する博士と特殊な個体のロボットが、何者かが企んでいるロボットによる世界革命を阻止しようと奮闘する話。
20年以上前の映画だからCGに若干の古臭さは感じるけれど、街全体のデザインが近未来な雰囲気を漂わせていたり、様々な色やデザインの人型ロボットが当たり前のように人間の日常に溶け込んで活動していたりと、SFの雰囲気を堪能できる。
この規模感で人間とロボットの生活を描いているSF映画は現代でもなかなかないんじゃないかな。
人型ロボット以外にも、事件が起きたときの現場検証はハイテクなマシーンが使われていたり、建物解体ロボットもいたり、自走型のゴミ掃除ロボットみたいなのもいたり、映画全体でSFを感じられてテンションが上がる。
ロボット博士の謎の死の真相を突き止めていくまでのサスペンス要素も楽しめるし、ロボットに襲われるシーンが多めなのでそこでのアクションも面白いくカメラワークも凝っていて良かった。
主人公のスプーナー刑事がなんでそんなにもロボットが嫌いなのかの明かされることによって人物像がハッキリするのも良いし、そこからのロボットとの和解も待っているのでドラマ要素もしっかりある。
随所にはクスッと笑えるシーンもあるし、ロボットジョークみたいなものも飛び出すのでちょっとしたコメディとしても楽しく観られる。
ストーリーも世界観もしっかりしていて、派手なシーンが多めで、色々な要素の面白さもあって、これぞTHE・ハリウッド映画という感じの最高の映画でした。
