【映画感想・レビュー】映画『禍里荘』行方不明のゴミ屋敷の住人

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映画『禍里荘』の作品情報

監督・脚本監督:成瀬都香
脚本:成瀬都香
出演者中村比呂乃
木村あすみ
秋山大地
南進也
望月征太
岬万泰
田口ゆたか
齋藤英文 
ジャンルサスペンス
製作年2022年
製作国日本
上映時間21分
補足情報

映画『禍里荘』のあらすじ・内容

禍里優夏(中村比呂乃)は、急遽した父親の代わりにアパートを管理することになったが、その中の一室「105号室」に悩まされていた。
毎月家賃は振り込まれるものの行方不明のままの住人。
警察と不動産会社が立ち合いのもと部屋を開けてみるが、そこには人が暮らしていると思えないほどのゴミが散乱していた。
何か事件を起こして逃げたようにも見えるが、なぜか家賃だけは払い続けているーーー。

映画『禍里荘』の感想・レビュー・評価

ただのペンギン🐧の映画感想・レビュー&評価
総合評価
 (2.5)

行方不明のゴミ屋敷の住人


行方不明になったゴミ屋敷の住人の入退室を調べるためにドアにセロハンテープを付けたけど、住人がその存在に気付いていたのなら、自分が部屋に出入りしたことがバレないように綺麗に張り直すはずなのにそれをしていないのは雑。

あと、父親の知り合いを装ってやって来たマルチ商法の人間を部屋に入れた際、父親と朝までお酒を飲んだというエピソードから「父親はお酒が弱いのに…」と気付いて相手にもその違和感を伝えた時点で、何かしらのやりとりが普通はあるはず。
あとからやってきた妹と怪しい人物を二人っきりにして電話をするために外に出るのも謎。

マルチ商法に引っ掛かって約1200万もの借金をしたゴミ屋敷の住人・金田がやたら小綺麗な見た目をしてたのもなんだか変な感じ。

あと、死んだ大家にマルチ商法の会社の商品を買ってもらった恩があったからあなた(大家の娘)に不幸になって欲しくないとか言ってたけど、それなら買ってもらった分をさっさと返すか、マルチ商法の会社が死んだ父親の娘にターゲットを変えたことがわかっているなら、警告した方が早いよ。

そもそも、父親が先日急遽したばっかりなのに、ちょっと連絡取れないだけでなんか展開早くない?という疑問もあった。
というか、行方不明も何も家賃払ってるならなんも問題ないじゃんという感じ。

ツッコミどころがたくさんあるという意味では面白かったけど、内容はシンプルに面白くなかった。